昨晩はなんか夜中に何回か起きてしまう、その時に気づいたのだがこのホテルは夜がめっちゃ暗い。明かりがテレビの常時点灯赤色LEDくらいしかないのでマジで何も見えない。手を顔の前50cmに近づけても見えないレベルの暗さ。外に出てホテルから少し離れるだけで星空が凄そう、今日は多分曇ってるだろうけども。
5時半過ぎに起床、体調は良くなってるっぽくて良かった。そのまま兄貴と朝風呂に入りに行く。
7時前に朝ご飯、今日もバイキング形式だけどメニューは流石に違う模様。旅行の時は多少がっつり食べるくらいでちょうど良い。
その後はバスで移動。この時点ではまだ雨は降っていなかったのだが、本日最初の目的地である「上高地」に着いたら結構な土砂降り。雨具を用意して散策するけど流石に厳しい。
時間も無いのでせいぜい河童橋の辺りまでしか行けず、野生の二ホンアナグマが出てきたり。
その後はバスに戻り、「道の駅 風穴の里」で休憩、時間に余裕が無いのでお昼ごはんはバスの中で笹寿司の弁当。美味しいけどバスがすげえ揺れて食べづらい。
そして今回の旅行の最大の目玉、立川黒部アルペンルートの開始。ってスタート地点の扇沢の時点で大雨なのですが。
電気バスに乗って黒部ダムまで移動、電気バスはなんか音が無さ過ぎて遊園地の遊具みたい。途中のトンネルで破砕帯(水がめっちゃ出て難儀した所)が想像以上に短くて驚いたり。
電気バスを降りてちょっと歩いたら黒部ダムであった。あまりの雨なので用意してた雨具をフル装備するが、それでも厳しい。時間が無いので放水までは見たけど展望台とかは行けず。大変厳しい。
でも黒部ダム自体の巨大さは物凄かった。オレが生まれる前にこんなトンデモないものを作ったんだな…人間すごいわ。結局放水を見た後はダムを渡っただけで終わり。この時点で雨具のカバーがされないひざ下は完全にびしょ濡れ。靴も完全にビショビショでつらい。
その後は例のめっちゃ傾斜してるケーブルカーに乗って登り。なんかエレベーターの籠に入ってエスカレーターを登るみたいな感じですごい変。
次にロープウェーに乗り換え。なんか妙に遅いな? と思ったけど後で聞いたら強風対策にかなりのウェイトを臨時で付けていたらしい。動いてるだけマシだったのかと。
ロープウェー駅で展望台に出ようと思ったら猛烈な風雨で諦め。続いて日本で唯一残ってるトロリーバスに乗る、このトロリーバスは今年で廃止されて電気バスに代替になる予定、間に合って良かった。車体が古いせいか電気バスよりは普通のバスっぽい振動と乗り心地。
これがトロリーバスと電線の連結部、これで行けるんだな。
降りたら日本の駅で最も高い位置の標高2,450mにある「室堂」である。あんまし実感はないけども。結構大きい駅なのでみんなお土産とか買いまくり。オレは小腹が空いたので「そばおやき」の餡子入り(内税300円)を一個購入。
続いては高原バスで一気に降りる、と思ったら途中でバスのトラブルにより一度乗り換える羽目に。乗り換えた辺りで買ってきたおやきも食べる。風雨はこの辺りでちょっと弱くなってきたので思ったよりは外の景色が楽しめた。例の雪の壁はだいぶん溶けちゃってるけども。
最後に立川川のケーブルカーに乗って下り。立川の駅に到着すると扇沢まで運んでくれたバスがグルっと回って来てくれていた。大変な仕事だなコレ。その後は宇奈月温泉に移動して本日の宿「黒部・宇奈月温泉やまのは」に到着。
ここのホテルがめっちゃ良かった、綺麗だし広いし、部屋は男兄弟3人で一つの部屋で和室だから全員畳に布団っぽい。奥に襖があるけどコレを開けたら例の「窓の近くの縁側スペース」よね、と思って開いたらそこにベッドが二つあってビックリする。マジで広い。
その後は夕食、ここもバイキング形式で昨日のホテルよりさらに豪華であった。その場で調理するコーナーも多いし。今日もいっぱい食べて満足。
締めは富山名物ブラックラーメンで。
部屋に戻ると和室に布団が一組、敷こうと思えば六組くらい敷けそう。
その後は大風呂に行ってのんびり、こちらはサウナに加えて水風呂もあったので堪能。露天風呂に入ってる時に外から「ゴゴゴゴ」とすごい音がしたので外を見たら近くを通っている黒部川がえらい勢いで流れててビビる、大丈夫なんよね?
部屋に戻ってグッタリ、楽しかったけど流石に雨が降りすぎ。23時過ぎに布団で就寝。