まだ納車一週間ちょい&走行距離500km位だけど、覚えているうちに書いておく。なんだかすんごい長い。
- 外装はお気に入り、横から見て寸詰まり気味に見えるスタイルが個人的にツボらしい、リアスタイルだけはもうちょい頑張って欲しかった
- 内装も悪くないけど第7世代(マツダ3・CX-30・MX-30)に比べるとデザインがちょっと落ちるのが寂しい、内装って個人的に思ったより重視してるんだなと思った。使い勝手自体は良いです
- とかく運転が楽な上に楽しい。「乗ると遠出したくなるクルマ」と言われるのが分かる気がする
- まだ慣らし中だけどエンジンはとても良い感じ、低速トルクが太いのは正義。ハーフスロットル状態からのちょっとの踏み足しですうっと前に出る感覚が良い
- 車体がデカい、寸法はそれほどでもないけどボディが分厚い分でかく感じる。運転している最中は特にデカく感じず、むしろ一回り小さいクルマにすら感じる。でもいざ駐車しようとして「このクルマ、デカい」と思い知る、全長が短いのが救い
- でも360度アラウンドビューとパーキングセンサーがいっぱい付いてるのでそこまで駐車は苦ではない。少なくとも駐車がつらくて手放したGRBインプより格段に楽
- 立体駐車場はまず入らんので外出先で駐車場を選ぶめんどくささ感がある。この点でちょっとCX-30(高さ含めて大抵の立体駐車場に入る)に未練がある
- 着座位置が高いので見晴らしが大変良い、高い割に全然怖くないのもポイント高い。ただシートの上下調整幅がデカすぎていまだにドラポジが決まらない
- ライトがNDロードスターよりライトが暗く感じる、のは車内からの見晴らしがいいので相対的にライトの照射範囲が狭く感じるせいだろうか
- 後方視界はあまり良くない、特にリアの窓が狭い、けど第7世代よりは遥かにマシか
- Aピラーも寝ているうえに太くてちょっと見通しが良くない、交差点では正直ちょっと気を遣う
- アクセルと速度の出方、AT制御は凄くよく出来てる。ATでもブレーキをあんまし踏まないで済むのが有難い
- ステアリングフィールも良い、以前100周年記念車+夏タイヤを試乗した際には「センター辺りがフラフラする」と思ったけど、全然そんなことはない。SAT(セルフアライニングトルク、ハンドルをセンターに戻す力)の出方がとてもいい。というかNDロードスターのSATがダメだったというべきか、あれセンターまで戻り切らないので自分でセンターに戻す必要があるのだ
- ブレーキタッチが試乗した時と全然違っていて慣れない、思ったよりきっちり踏まないと止まらない、効きすぎるよりはずっといいんだけど
- GベクタリングコントロールPlusは偉大、「制御が入った瞬間」は検知出来ないけど、制御が入った後の姿勢が予想と違うので「さっき制御が入ったな」くらいは分かる。そのくらいに自然な効き方
- シートベルトの付け心地がやたらいい。締めてる感じがしなくて不安になって見てみたらちゃんと締めてた、みたいな感じ、それなのに外したらちゃんと巻き取られるし
- 遮音性は高い、だけど耳につーんとくるタイプなのがつらい
- ヘッドアップディスプレイは大変すばらしいけど、もうちょっと情報量を上げても良かった。具体的にはATのレンジ表示やウィンカー、ブレーキランプ点灯、パーキングセンサー表示が欲しい
- 液晶メーターパネルも良い感じだけど基本同じメーター表示しかないのが残念。もうちょっと遊び心があっても良かった。デジタル表記計器にも出来るとか
- 第7世代でも散々言われてるけどアラウンドビューモニターの視点変更ボタンの場所をどうにかしてほしい、ステリングにボタンが欲しい。発進時にフロントビューが欲しいときはPレンジからDレンジに入れる途中でRレンジで一旦止めて、バックカメラを表示してDレンジに入れるとしばらくフロントビューになる小技が使える
- オートブレーキホールドが毎回解除されてしまうのはやっぱり不便。オートブレーキホールドONにしても「速度0kmで停止」で無条件にパーキングブレーキがホールドされるわけではなく、ある程度ブレーキを踏み込まないとホールドされない。逆に言えばオートブレーキホールドONの状態でもブレーキの踏み具体でパーキングブレーキのON/OFFが出来る、正直コレでいいのか疑問はある
- アイドリングストップを禁止しても毎回エンジン始動時に解除されるのがうざい。オートブレーキホールドがかかる踏み込み量にもうちょっとだけ踏むとアイドリングストップになるのだが、この間がすごい狭い。きっちり踏み込んだらアイドリングストップくらいでちょうど良いと思うんだが。アイドリングストップは始動時より停止時の方が振動がデカい気がする
- MRCC(ミリ波レーダークルーズコントロール)はよく出来てるけど、隣の車線にクルマがいるのに前の車線のクルマが居なくなったら設定速度まで無条件で上げちゃうのはやっぱり心臓に悪い。大抵のメーカーは似たような制御とは思うけど
- LAS(レーンキープアシストシステム)が60km/h以上でないと効かないのはちょっと不満。30km/h位で良いのでは。挙動は第7世代のCTS(クルージング&トラフィック・サポート)と大差ないけど曲率がちょっとでも小さくなるとダメっぽい
- NDロードスターの頃から思ってたけどマツダはステアリングボタンによるクルーズコントロールの設定UIがあんまし良くない。ボタンこんなに要らないだろ
- 上位グレードにしか付かないフレームレスルームミラーが羨ましい。第7世代でも上位グレードにしかつかないけど全グレード標準装備にすべきだと思う
- 第7世代の特徴の「給油リッドのオープンレバーが無くスマートキーを持っていれば給油リッドを押せば開く(NDロードスターもコレ)」「タッチセンサー式ドアノブで鍵穴が露出してない」「リバース連動式ドアミラー」が正直羨ましい
- 第7世代には全グレードで付くIRカットガラスが最上位グレード無いと付かないのがつらい。効果は微妙らしいけども
- オーディオの音質は結構良いけど(マツダコネクト2搭載車種からアンプがデジタル駆動になった)、スピーカー配置の関係で第7世代には負けてるのがつらい
- マツダコネクト2のUSBオーディオの曲数制限(9999曲)がちょっと厳しい、プレイリストのリスト辺り最大100曲制限は非常に厳しい。相変わらずギャップレス再生出来ないし、ギャップ時間はかなり短くなったけど
- USBオーディオ再生中にミュートするとUSBオーディオが一時停止状態になるのはナイス、というか先代マツダコネクトの「ミュート状態でもUSBオーディオの再生が続く」仕様がおかしいのかコレ
- マツダコネクト2のUSBメモリオーディオにて先代マツダコネクトにあった「全てのフォルダ」が無くなったのが大変悲しい。フォルダを「アーティスト」「アルバム」並びにして「アーティスト」フォルダから「すべてのフォルダ」を指定すれば「そのアーティストのすべてのアルバム再生」が出来たのに、これが出来ないのが本当つらい、一番の問題点にすら感じる。タグ設定をきっちりやれという事か
- マツダコネクト2のUSBメモリオーディオで現在再生中のフォルダが出ないのがつらい。毎回ルートフォルダから選ぶのがすげえめんどくさい
総じて満足度は高いです。長く乗れそう