2022年04月30日(土)の日常(函館旅行 1/2日目)

今日は函館旅行なので目覚ましで6時半に起床。色々と準備を済ませて7時半に出発。

札幌から函館へのルートはおおざっぱに言って「全部高速」「中山峠経由」の二種類、「全部高速」は一番速いけどつまらないうえに結構大回り、高速代も結構バカにならない。そもそも速いと言っても他のルートで5時間なのが4時間程度という程度。「中山峠経由」は距離的には一番短いけど山道超えなのが問題、道が空いてれば高速道路に匹敵する移動時間で済む可能性はある。

今日は中山峠経由で行くことにする。定山渓までがちょっと混んでて心配だったが、定山渓から向こうはそこそこ流れてて悪くはない。高速道路並みとは言わんけど通常の5時間で行けそう。

途中、中山峠道の駅でトイレ休憩にしようと思ったら激混み、クルマを停めるにも待たないとダメっぽいので諦める。結局道の駅ルスツまで行ってトイレ休憩。いい天気ですな。ここからナビをCarPlayのGoogleMapに切り替え。

その後はノンストップで走る。豊浦から大沼公園まで高速に乗ろうと思ったたんだが、豊浦・長万部間が事故で通行止めで諦め。長万部から乗ろうと思ったらGoogleMap曰く「15分短縮出来ます」と言う状態だったので無視。下道のが景色は良いし。

しかしGoogleMap、「ここで高速に乗れば短縮できるぞ」って質問が出るのは良いけど、そこで「経路を変更する」がデフォルト&時間経過で勝手に選択するの止めてほしい。おかげで毎回「変更しない」を選択する羽目になった、設定があるんかな。

13時すぎにホテルに到着、ルスツで設定したナビの到着時間から誤差3分はマジですごいなコレ。そのままチェックインして一休み、疲れた、函館市内は駐車場が少なくてクルマの移動だと難儀すると知ってたので、クルマはホテルの駐車場に置きっぱなしにする。

ホテルから徒歩5分くらいのところにある市電「湯の川」駅に移動。市電に乗って運転手さんから一日乗車券を購入。初乗りが210円(最大260円)なのに600円で一日乗れるのは太っ腹。日付がスクラッチになってるので自分で削らないとダメだが。柔らかいので爪でも削れる模様。

函館は天気は抜群に良いけど風が強くて思ったよりは寒い。観光客はそこそこ多いっぽい、ダウンジャケットを着てる人と半袖シャツの人が混在するカオスっぷり。

まずは旅の一番の目的である「五稜郭公園」に行くことにする。「五稜郭公園前」駅で降りて徒歩で移動。五稜郭タワー前に到着。

目の前に「ラッキーピエロ 五稜郭公園前店」と「麺厨房あじさい本店」がある。流石に腹が減ったのでここで昼メシ、「あじさい」の列に並ぶ。30分ちょい並んで無事オーダー、「味彩塩拉麺」と「餃子小(3個)」をオーダーしたら割とすぐ来た。うむ普通に旨い、並んでまで食う価値があるかと言われたら微妙かもだが。

その後は時間が読めないので五稜郭タワーに登ることに。チケット売り場で結構な行列が出来てるけど流れは悪くない。並んで多分エレベーターに乗るまで30分かからなかったと思う。

ここまであんまし桜を見かけなかったので「もう散ったのか?」と思ったけど、展望台から下を見てびっくりした。ほぼ満開ですやん、ちょうどいいタイミングだったらしい。天気が良いので内地の陸地まで見えるなコレ。

展望台を降りた後は五稜郭公園内を散歩。マジで桜だらけでちょっと感動、北海道でこんな場所があったんだな。正確に言うと満開をちょっと過ぎてるけど、散った花びらも風情があるので良し。

五稜郭公園の出っ張ってる所の先端まで行ってみる、なるほど死角が無い。逆に言えばここに立ってたら全方向から狙われるって事だけども。

その後は堀の内側を左回りに散策。景色は良いけど想像以上に高低差がものすごくてちょっとビビる。これうっかり足を滑らせたら死ねるのでは。観光客から地元の人まで色々、みんな笑顔で良い感じ。結婚式の服装で撮影している人まで居るし。

一周した後は中にある奉行所とか見てみる。ここまで立派な松の木は道南にしかないので新鮮。

そして馬を世話してた建物跡も見つけてしまう。井戸跡はありませんでしたけどね。

その後は調子に乗って堀の外側も一周回ってみる。一周1.18kmなんで大した距離ではないし。そんなサイズでも実際に守る・攻めるとなるとすげえ人数が必要なのは分かるな。堀に貸しボートもあるけど、コレが今どき珍しい手漕ぎ式。みんな大変そうだった。

ここまで運転の疲れはあんまし無いけど、左の股関節が本当にダメだなコレ、何が悪いのか。五稜郭公園を後にしようと思ったら「ミスタードーナツ 函館五稜郭ショップ」があるので入って休憩。函館のミスドは妙に安いのだ、おかげでコーヒーの割高感がすごいけど。

その後は市電の終着駅である「函館どっく」まで行ってみたり、何もねえ。

そして「十字街」駅まで戻って、徒歩で函館山ロープウェイ駅まで徒歩で移動。これがまたすげえ傾斜でビックリする。というか、せっかくのロープウェイ駅なんだからもうちょっと下に作ったほうが良くない?

日没時間に合わせてロープウェイで山頂に移動。函館山は何回か登ってるけど全部人のクルマだったのでロープウェイも展望台も初めて。案の定人がいっぱい居てちょっとゲンナリする。とりあえず屋上展望台に登る。

日は沈んでるけどまだ夜景にはちょっと早いので少し待つ。やがて夜景が見えてくる、綺麗ですなあ。

とは言っても人が多すぎなのでさすがに撤退してロープウェイ下りの行列に並ぶ。あとで見たら行列がものすごいことになってた。ロープウェイ下りの乗り場はガラス張り、ここに来た時は完全に夜景状態、正直ここから見る夜景が一番綺麗だったかも。ロープウェイ車内からも夜景が楽しめて良い感じ。

ロープウェイを降りた後は徒歩で赤レンガ倉庫の辺りまで歩く。いくつか店がやってたけど「海鮮居酒屋」「スープカレー」「ラーメン」「回転寿司」しかない、「回転寿司」にしたかったけどかなり待たされそうなので「海鮮居酒屋」の「味処 きくよ食堂 ベイエリア店」に移動。メニューはおひとり様向きじゃなかったので「三色巴丼(うに・いくら・ほたて)」をオーダー。席料代わりにノンアルのビールも注文。

「三色巴丼」はシーズンを外してるのであんまし期待してなかったけど旨かった、値段も内容の割には安いし。他に何か注文しようと思ったけど、これだけでお腹がいっぱいになってしまったので(多分ノンアルのせい)撤退。

市電で30分くらいかけてホテルに戻り。いや疲れた、一息ついたところでホテルの浴場に行く。源泉100%かけ流しの温泉がすげえ気持ちいい。

後で気づいたけどヘルスケアアプリから警告。何かと思ったら「安静状態と思われるのに心拍数が妙に高い時間帯があった」とのこと。見てみたら函館山ロープウェイ展望台で夜景待ちしてた時間帯だコレ。人混みで動けないけど心拍数はそれなりに上がってたと、納得。

今日はすごく普通の観光客ムーヴをしてみた。定番の観光地とご飯は理由があるから定番なのであって、それを確かめもせずに斜に構えるのアカンな、という気持ちがある。混むのはアレだが。

日付が変わる辺りで就寝。