CX-5、というかマツダのクルマは上位グレードだけルームミラーが「フレームレス」仕様になっている。コレが実際見てみると結構いい、でも上位グレードを買わないと付いてこないという代物。
オレが買った「Black Tone Edition」には付いてこなかった。ちょっと悶々としていたら「モノタロウで普通に買えます、交換も簡単です」ってな話が。
【CX-5】野暮ったいルームミラーをExclusive Modeのフレームレスミラーに交換! – ティンクルスターサプライズ
この記事で紹介されているのはマツダ6(アテンザ)用の「GSK5-69-220」と、CX-8用の「TN43-69-220」。若干だけど「GSK5」が安かったのと、「GSK5」のユーザーレビューに「CX-5にポン付け出来ました」という話がある、マジか。結構悩んだけど結局ポチってしまう、きっちり祝日にポチって5%オフで購入。
(GSK5)ミラー、インテリア MAZDA(マツダ) マツダ純正品番先頭文字-GS 【通販モノタロウ】 GSK5-69-220
ミラーが届いたので、工具を持って近くのホームセンターの駐車場で作業開始。ホームセンターで作業するには「何かあった時にすぐ材料なり工具が買える」という意味で。まずはミラー根本のカバーを外す。内装剥がしも買ったのだが、結局カバー真ん中の分割線をグイっと押せばパキっと音がしてツメが外れた。後は左右にずらしてカバーを丁寧に外すだけ。
次に元から付いてるミラーに刺さってるコネクタを抜く。コードはホルダーでアーム部分に固定されているので、ホルダー部分を外してコードをフリーにしておく。
そしてミラーの根元にあるネジを外す。トルクスT-20なので手持ちになければドライバーなりラチェットのコマなり買っておく。この部分は「元から付いてるガッシリとした金具にミラーの取り付け部分をスライドして被せて、そのスライド部分を固定する」だけなので大したトルクはかかってない。
ネジは全部外さなくても、ある程度緩めたら取り付け部分が動く。そうなったら上にずらしてミラーを外す。外したミラーと今回取り付けるフレームレスミラーを並べるとこんな感じ。並べると結構違う。ミラーレスの方が薄いんだよね。フレームレスミラーのコード・コネクタはミラーから直接生えてて取り外し不可。
そしてフレームレスミラーを取り付けてネジを固定する。よく見れば分かるけどフレームレスミラーに最初っからネジがハマってるので、金具に上からスライドして取り付けてからネジを回して固定する。締めるときもそんなにトルクは必要なし。参考にしたサイトだとロックタイトを塗ってるけど、正直ここに塗ってもあんまし意味がない気がする。
そしてコネクタの接続。実は左側の金属ユニットの真下にあるコネクタ部分、ここを外してフレームレスミラーのコネクタを刺すと…ハマった! つまり元から付いてたミラーへのコネクタって「わざわざフレーム付きミラーに合わせた変換コネクタ+コード」なんである。話によると2018年末改良の2019年モデルからこうなってるらしい。そんな妙な金のかけかたをするなら、最初っからフレームレスミラーを標準装備にしようよ。
本来だったら変換コネクタ+コードを外して、異音防止にショックノンテープとか貼っておくべきなのだが、変換コネクタの外し方が分からない。多分細い棒を突っ込んで爪を外せば行けると思うけど壊しそうなので諦め。ショックノンテープは貼ると後で粘着剤が大変な事になるのが分かってるので全部そのままにすることに。異音が出るようになったら対策すれば良かろう。
カバーを閉める前に動作チェック。元のブログと同様にエンジンをかけて、ミラーの前にある照度センサを手で隠してスマホのライトを当てるとミラーが青っぽくなって防眩モードになる。つまりはミラー前側の照度に比べてミラー部分の照度が高くなったら防眩モードになるという仕組み。ON/OFFじゃなくて微妙にアナログ制御してるのかなコレ。そのままバックに入れると防眩モードがキャンセルされる。
標準のフレーム付きミラーだと防眩モードはオン固定だけど、フレームレスミラーだとちゃんとON/OFFスイッチが付いてたりする。まずOFFにしないとは思うけど、ONだとランプがつくのでちょっと安心感はあるかも知れない。
カバーを元通りにして作業完了。という訳でフレーム付きミラーが
フレームレスミラーになりました。ってこの写真じゃよく分からんか。
ルームミラーって常に視野に入るもので、その視野における死角が少しでも減るということで個人的な満足度はけっこう高い。何より見た目がよろしい。
ただ今の時流である液晶式スマートミラーだと仕組み的にフレームレスには出来ない。マツダの第7世代では後方視界が悪すぎるので、そのうちスマートミラーを導入してフレーム付きミラーに戻る可能性が大だと思う。せめて薄型になると良いんですが。