2021年01月18日(月)の日常

目覚ましで起床。朝メシを済ませて始業時間に合わせて在宅勤務開始。

合間を見て朝からHDDレコの番組をBDに焼いてたのだが、たまたま映ってた民法バラエティが「総理はいちいち手元の原稿を見るから信用ならない、そこで総理が一分間に何回原稿をチラ見した回数を早送りでカウントします」とかやってた。オレもあの総理は特に支持はしないけど、あまりに程度と理解が低いのに呆れる。海外だってプロンプター使ってて、原稿が手元にあるか目線の先にあるかの違いしかねえのに。

午前中は淡々とお仕事。月曜日というのもあるけどどうにも調子が乗らない。リモート回線も激重い。

今日も早めの昼休み。馴染みの中華料理屋で昨年末からの餃子チャレンジにようやく勝利した。やはりここの餃子は美味い、写真だと分かりづらいけど一個がデカいんだよコレ。もっちりとした皮に汁たっぷりの中身がもうね。

しかしオレが入店する前からラーメンを食べながら喋りまくってたおばさん二人。オレが会計を済ませて退店するまで30分弱、まだ食べながらしゃべってた。ラーメンが完全に伸びてませんか、ていうか黙れよ。あの人たちは「食事」に来たのでは無くて「食事とお喋り」しに来てるんだよなあ。そういう事は家でやって欲しい。

本当ここ最近は外食するたびに毎回不快な思いをしてるけど、それでも家に閉じこもってるよりは気が晴れるのがなんともなあ。「黙食」がもっと流行って欲しい。20時以降の営業自粛とか一律保障とか難しい所ではあるけど、最大公約数でどうにかしないとならない事情も分かるし。

「黙食」がバズってアワアワしている件とメディア対応など

帰りにコンビニに寄ったら一週間止まってた書籍流通が再開した結果、雑誌が一気に入荷してた。ビッグコミックとサンデーとマガジンを立ち読み。コンビニレベルならまだいいけど、書店は店頭在庫整理で死にそうになってそう。

帰宅して昼寝もせずにそのまま午後の仕事に突入。なんつうか「重い毛布」を導入以来、昼間にあんまし眠くならないのです。睡眠時間は伸びてないけど、睡眠の質が上がったって事なんだろうか。

ふとネットニュースを見ていたらホンダ・ヴェゼルの新型ティーザー広告が。何やらクーペ風SUVになるっぽい。現行型も「見た目の割に荷物が積めない」って言われてるのにさらに荷物積めなくするんだ。そして広告に映ってるナビ画面がApple CarPlayで笑う。ホンダは「現行フィットだけ何故かCarPlay未対応」という謎の仕打ちをしておりまして、軽のNシリーズや先代フィットは対応してたのに。この分だと年改でフィットもCarPlay対応して旧型オーナーが割を食らうのが予想出来てしまう。ひどいw

遅い回線に辟易しつつも仕事を進める。15時の休憩で換気。ここ最近は暖かったせいか、一時期ガッチガチに凍ってた(結露して窓の下が厚さ5mmくらいの氷になってた)仕事部屋のアルミサッシの氷が溶けている事に気づく。なので久々に窓を開けて換気、ああ空気がうまい。ちなみに現在の外気温は-3度となっております。これで10分くらい窓を開けっぱなしにしても部屋の温度は13度くらいにしか下がらない、マンションつよい。

換気してサッパリした所で仕事の続き、しかし別に回線速度が改善されるわけでもなく。それでいて改善事項だけは山積みになるというオチ。本当に「自宅PCで開発」が出来ないと厳しいなコレ。定時でサクッと仕事終了。

その後は日課、リングフィットはアドベンチャーモードの三周目をやるのがかったるいのでカスタムモードでやってみたけど、なんというか充足感が無い。延々とフィットネスジムをやらされるだけだし。やっぱり三周目をやるしかないんだろうか。

食事の際に「食べるオリーブオイル」を使ってみる。とは言っても今日は調理する具材がほとんどないのでとりあえず絹豆腐に乗せてみる。これが割と旨い。この「食べるオリーブオイル」、みじん切りにしたフライドガーリック+少量の唐辛子をオリーブオイル漬けにした奴なので実質「ペペロンチーノのソース」なんだよな、レシピ例にも「これでベーコンを炒めてから茹でたパスタと茹で汁少量入れるとペペロンチーノ」と書いてあるし、なんか面白い使い方は無いかな。

録画したビデオ消化中にアニメ版「セスタス」の予告が流れた。本当にアニメ化するんだ、けどフルCGアニメなのね。格闘系とフルCGアニメは割と相性が悪くないとは思うんだが(ケンガンアシュラとか面白かったし)、「セスタス」に関しては原作絵が凄く魅力的な部分もデカいのでちょっと微妙な気分にもなる。とりあえず見てみようとは思う。

時間がちょっと余ったので書籍自炊の続き。ちょっと工夫して「ロータリーカッターで裁断したら即ドキュメントスキャナに突っ込む」環境にしてみた。こっちのが効率的かも知れない。書籍自炊で一番怖いのは「裁断した後に落としてページがごっちゃになる」事なので(汗) 一時間半くらい作業してチマチマ進める。このペースでやっても今月中には終わるかどうか微妙。もう「春までになんとかする」ことにしておく。

TLで「巻数が多いコミックスに関しては古い分に関しては安くして欲しい」という意見を見る。実際に商品としては全然動かないはずなので、特に在庫の概念が無い電子書籍は安くした方が結果として読者を増やして新刊の売れ行き増に繋がると思うんだけど、実際に実際にそういうデータが無いとやりづらいんだろう。どこかやりませんかね? 先日の「ドラえもん」45巻のポイント50%還元とかどんだけ売れたんだか。

明日は出社なので早めに寝よう、と思ったら日付が変わる寸前に「よふかしのうた」最新巻が出てるのに気づいて急遽買って読んでた。ちょうど今出てるサンデーの連載が衝撃展開だったし。

よふかしのうた(6) (少年サンデーコミックス) | コトヤマ | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon

個人的にとても好きな作品なんだけど、Amazonのカスタマーレビューではあんまし評判が宜しくない。ちょっと悲しい、「自分に合わない」のと「面白くない」というのが区別付いてないんじゃないのか? という気はしないでもないんだが。

本日のネタ。コレはすげえニュースだ、その昔印刷会社勤務の兄貴に「BA-90」目的で写研の写植表を見せてもらった思い出が。

モリサワ OpenTypeフォントの共同開発で株式会社写研と合意 | ニュース&プレスリリース | 企業情報 | 株式会社モリサワ

パパさん恰好良い。いい話である。

「JKの娘にサーバをねだられた話」 – Togetter

NAMMショーでKORGの新製品シンセラッシュ。「ARM2600モジュール」は予想通り。しかしこれ、このサイズで本物のスプリングリバーブ内蔵なんすか? 結構すごいな、BEHRINGERが出す予定のはデジタルエフェクトらしいし。

ARP 2600 M | セミモジュラーシンセの銘機 ARP 2600 を60%のサイズで復刻! – Digiland (デジランド) 島村楽器のデジタル楽器情報サイト

そしてすげえ意外な「miniKORG」復刻。この機種と言えば喜多朗氏だよなあ、と思ったらPVに出てるし。音色メモリやトラベラーのつまみが二種類用意されてるとかマニアックすぎる。売れるんだろうか。

KORG miniKORG-700FS | 伝説のモノフォニック・シンセ「miniKORG 700」を完全復刻 – Digiland (デジランド) 島村楽器のデジタル楽器情報サイト

例の37鍵盤シリーズ新作に「modwave」が、すいません「wavestate」と何が違うのか良く分からない…。

KORG modwave | ウェーブテーブル / Kaoss Physics / モーション・シーケンシング 2.0 搭載シンセサイザー – Digiland (デジランド) 島村楽器のデジタル楽器情報サイト

シンセのオーバレイを配布してるサイト。色々と面白い。

Panel overlays and Skins for synthesizers | Oversynth

JKによるテクノユニットが凄いよ、と言われて調べたらうちから割と近い(車で10分くらい)の所の高校の軽音部でちょっとビックリした。ちょっと聴いた感じはとても高校生とは思えん、後でじっくり聴いてみる。

??????? | Free Listening on SoundCloud

[試乗記]日産 ノート X

なんかやたら絶賛されてるし、以前乗った前期型「ノート e-Power NISMO S」の記憶が鮮烈だったのもあって気にはなっていた。4WDモデルは来月発売らしいが、とりあえず路面のアスファルトが見える程度に溶けたので自宅近くの日産に行ってみる。

日産:ノート [ NOTE ] 電気自動車 (e-POWER)

展示車を見た感想は「思ったよりずっとちっこい」「内装思ったよりショボい」つう感じ。内装は写真や動画で見るとすごく良い感じに見えるんだけど、実際はかなりプラスチッキーな印象。このデザインならソフトパッドにしてステッチ入れて、とかやらないとダメなんじゃないかと思うけど。デザインと実際の質感が合ってない印象。例の液晶メーターパネルが何も映ってないとすごい安っぽいし。

全体的に四角なのでサイズの割には広いし荷物も積めそう。だけどリアゲートを開けるときに思ったよりリアゲートが手前側に飛び出すのには面食らった。開けた本人が下がらないとダメ、壁ギリギリに駐車したらリアゲート開けられなさそう。後席はまあ普通、ヤリスよりは広いけどフィットよりは狭い? 長時間はつらそう。

免許証のコピーを取ってもらって試乗もしてみる。ドラポジが微妙に合わないというよりは若干ペダル位置がオフセットしてるのかなコレ。とりあえず発進しようと思ったらATシフトの操作方法が分からない。「横のボタンを押して手前側に引っ張ればドライブ、奥に押し込めばバック、上についてるボタンを押せばパーキング」であった。言わなきゃ分からないのはどうかと思う。ヤリスやFITの安っぽいストレートゲート、アレはアレで「バカでもわかる」メリットがあったのだなあ。

ディーラーの人に試乗コースを聞いて発進、以前のe-Powerと違って今回はクリープが付いております、ので恐る恐るアクセルを踏む事なしにリラックスして発進可能。電動パーキングブレーキにオートホールドもついてるので実質クリープは無効に出来るけど、オートホールドはデフォルトでOFF(エンジンかける度に再設定)とのこと。どのメーカーもそうなのかなコレ。

ゆっくり走り出す。いいですねコレ。乗り心地がとてもいい、ちょっとした凸凹くらいなら「床下でなんか揺れてる」程度にしか感じない。ステアリング周りの剛性ばっちり。ただホイールベースが短いせいなのか、大きめのギャップを拾うと盛大に車体が揺れるのが気になる。普段が全然揺れない分ビックリするし、頭が前後に揺すられるから余計に。シャーシは現行プジョー208、ルノールーテシアと共通だと思うんだけど、そういわれると確かに似てる感じはする。

肝心のe-Powerはいい意味で普通、「とてもよくできたエンジン車」みたいな感じで「NISMO S」みたいな「EVちょうすごい」みたいな感じはしない。これは「NISMO S」が異常なだけか。ただ旧型ノートと違ってエンジンがかかっても遠くで「ポー」って鳴ってるみたいな感じでうるさく無い。ワンペダルドライブは廃止されたけど、ドライブモードをECOにすればアクセルの戻しでそれなりにブレーキがかかるので、法定速度で走れば交差点前のブレーキくらいなら行ける。完全に停止しない限りはワンペダル走行は出来そう。

ドライブモードを「スポーツ」にしてアクセルをちょっと踏み込むと結構速い、ここら辺はさすがEV。ただヤリスHVも同じくらい速かった気はするけども。CVTじゃないのでラバーバンドフィールも皆無。いいです。

ただ気になる所はあって、とかくメーターが読みづらい。具体的に言うと位置が下過ぎて「前方注視しながらメーター読み」がかなりつらい。あのメーターパネルは全面液晶パネルじゃなくて上1/5くらいは警告灯がずらっと並んでる。LCDパネルが死んでも警告灯は光るのでそれはセーフティとして正しいのだが、だとしても警告灯は下にしてメーターLCDは上に寄せないか? メータパネルデザインも良くない。ドライブモード切替もいちいちLCDに出るんだけど、三種類しかないから出す必要なくない? ちなみにHUDはメーカーオプションでも存在しない、個人的にはかなりつらい。

ルームミラーは日産お得意の「後部カメラ+液晶パネル」方式、旧型ノートにもついてたけど解像度がかなり上がった感がする。のは良いんだけど、実際使ってみると「前方注視しながら液晶モニタを見るとピントが合わない」のなコレ。いや若い人なら問題なさそうだけどオレはちょっと慣れるまでかかった。通常の鏡にも切り替えは出来るけども。

そんな訳でペダルレイアウトがちょっとズレてる感じはするし、視点をまっすぐ固定して運転出来ないしでなんか色々ちぐはぐ感がある。テストコースのテスト走行だけで作っちゃったみたいな感じ? そして例によってなぜかハンドル形状がD型である。だからハンドルを持ち変える必要があるステアリング比ならハンドルはちゃんと丸にしとけよ。まだ許せる程度だったけど。

試乗コースを一周してディーラーに戻って駐車も自分で試す。アラウンドビューモニターが付いてるし、車体も小さいので楽勝。

結論としては「走りそのものはとてもいいけど、ドライバーUIとして色々合わないのがもったいない」という印象。さらに内装が思ったよりショボくて、正直コレでプロパイロット付けたら300万オーバーと言われても正直納得しがたい。いやFITもヤリスもハイブリッドモデルは250万円を超えちゃうのでやっぱり高いとは思うんだが。

あと旧型ノートの「e-Power NISMO S」のダイレクトパワーっぷりを期待すると完全に肩透かし、ああいうとんがったバージョンは出さないんだろうか。正直アレを知ってしまうと素のe-Powerはちょっと物足りない。もっとEVっぽくしても良いのに。

そんな訳でうーん、という顔をしていたらカタログを渡されて「またどうぞ」と言われてしまった。商談する気皆無。ちなみに「4WDモデルの試乗車は入るんですか?」って聞いたら「その予定はございません」ときっぱり言われてしまう。大丈夫か日産。

帰宅して色々考える、正直ちょっと期待してただけにがっかり感が結構ある。改めて考えたらあの小さい車体を走らせるためのバッテリーを充電するのに1.2Lの3気筒エンジンが必要とか割と絶望しない? そのエンジンで普通に走らね? いやe-Powerの方が燃費は良いんだろうけど、バッテリーの分重いだろうし。せめて発電用エンジンが660ccくらいだったら「EVって効率いいよね」って話になると思うんだが。

あとノートもフィットe:HEVもそうだけど、全開加速を2回やっただけでバッテリー容量が減ってるのが見えるので、ミニサーキットとか全開一周出来なさそう。と思って調べたら旧型ノートe-Powerでは筑波でも全開で一周持たないらしい、まあ普段使う分には問題ないけど、北海道みたいに「ハイペースで走れる峠道が延々と30分以上続く」ような道をガチで走ると途中で制限モード入りそう。法定速度は守ろう。

「e-POWER NISMO 2000km超えました」あどのブログ | R35specVとC43 WAGONな生活 – みんカラ

ちなみに今回のノート、e-Powerしかないので最低でも車両本体価格が200万円超えとちと高い。なので「ノートの安価なグレードを乗ってた人」の受け口が「マーチしかない」という悲惨な事に。ちょっと待て現行マーチは先代ノートより古いクルマだぞ。さらに言うと「ティーダのサイズを好んで乗ってた人」が「代わりに乗るちょうどいいクルマ」が無くて困ってるらしい。ノートじゃ小さすぎるらしい。

その後も色々調べたけど、やっぱりEVで長距離走らせるならトランスミッション必須っぽいのね。高速巡行時のエネルギー効率がめっちゃ悪いからねえ。

ポルシェのEV「タイカン」の革新は、「2速トランスミッション」にあり | WIRED.jp

あとはフライホイールもそのうち付きそう。発進時には要らないから、一定速度巡行時に有効になるようにクラッチ付きとか。むろん現在は存在しないからこれから作るのだ。

EVってバッテリー以外にもまだやることは山積みじゃないのかなあ。そしてそういった「やるべきこと」をやろうとしているメーカーは結構少なかったりする。この過渡期はあと10年じゃ終わらないと思う。