2018年04月07日(土)大阪旅行1/3日目

目覚ましでいつもの時間に起床。一昨日の「気づいたら出勤時間過ぎてた」がちょっとショックだったのでちゃんと起きられるか不安だったが、なんとかなった模様。

しかし外を見ると雪が降ってるんですが…。積もらないだろうけど寒そうだなあ、ううむ。

普段通りの朝の準備に加えて、旅行に持っていく品物の再チェックとかをして8時半頃に家を出る。冬用のコートは持っていったら大阪で荷物になるだけなので薄手の春コートで我慢して外出。と思ったらそんなに寒くない。ありがたいと思いつつ移動。

バス乗り場から空港行きバスに乗る。時間に余裕は見てるのでのんびり行きます。しかし空港バス(中央バス運営)で車内Wi-Fiが使えるというので設定したら、APには繋がるけどAPからWAN接続してない模様。意味ねえ。

空港に着いて、時間もあるのでとりあえず大阪に持っていくお土産を物色。「白い恋人」とか「マルセイバターサンド」とか定番モノは前に持っていったので、今回は敢えての道外での知名度が低そうな「わかさいも」である。コレ好きなんだよオレ。9個で1kちょいと値段もそんなに高くないし。

Peachのカウンターで無人チェックイン機にてサクッと搭乗手続き。登場口は左端の0番。というか新千歳に0番搭乗口ってあったのか。搭乗開始は定刻だったが、土曜日という事で搭乗が遅れてちょっとディレイ気味。まあ仕方がない。LCCだと狭いしね。

飛行機が無事離陸した後は眠気に負けて寝てしまう。んで起きてまた寝る。を繰り返してたらなんか変、すごい貧血状態。座ってるうちに座面がずれちゃってシートベルトが食い込んだのが原因? いやともかく真面目にヤバい。CAさん呼んだ方が良い? でもボタンどこだ。もう目の前が暗くてよく見えない。吐き気すら…。

とかピンチに陥ってたら突然CAさんから「お客様、大丈夫ですか?」と声をかけられる。あー、よっぽど顔色が悪かったんだろうか。なんとか言ってる事は理解出来たので。幸いにして一人しか居なかったお隣さんに別の座席に移動してもらって(申し訳ない)三人がけシートに横になる。足もシートに上げたら大分楽になった。うん貧血だわコレ。

5分ほどでなんとか起き上がれる程度にはなったけど、起き上がったらやっぱりフラフラするのでまた横になる。結局10分位でなんとか復帰。CAさんによると大分血色も良くなったっぽい。「水を飲みますか?」と聞かれたので頷いたら砂糖水が来ました。血糖値が下がってる可能性もある理由ですね。静かに少しずつ水を飲んで回復。

その後は大人しく、ずっと外を見てた。うかつにスマホで読書とかしてたら具合悪くなりそうだし。んで無事関空に着陸。試しに立って歩いてみたらちょっと体力無いけど問題無さそう。いや本気でどうなるかと思った…。後で調べたら飛行機で貧血ってそんなに珍しい事じゃないらしい。予圧されてても地上に比べて気圧がめっちゃ低くなるしね。

空港着の後は友人がりんくうタウンまで迎えに来てくれてるのでそこまで移動。しかし関空でLCCは第二ターミナルビルなので駅までバスで移動せにゃならんので結構遠いのです。しかも関空駅まで着いてそこからりんくうタウンに行くのにJRで行くか南海で行くか微妙に差が。今回JRのが早かったのでJRで移動。

りんくうタウンに到着して外に出たらめっちゃ寒い。外に出たら風が冷たい。あのこれ、今朝の札幌より寒くない?

なんとか友人に拾って貰ってクルマで移動。NCロードスターの助手席は始めて乗ったんだけど、NAみたいなひらひら感(逆に言うと心もとない感)は無いけどやっぱりライトウェイトっぽい動きで色々と感心する。RSなんでちとタイヤ太すぎだけども。普段乗ってるクルマと着座位置とロールセンターの関係が全然違うので新鮮。すごい気持ちいい。

FRだと前の方に重心の高いエンジンがあるのがよく分かる。面白いなあ。思うけどクランクセンター高よりヘッド重心高の方が体感では効く感じがするんだよ。なんでクランクセンター高は直4より高いけどヘッドの位置だけは低い水平対向もそれなりに意味あると思ってます。運動性能的にはよく知らんけど(知らんけ~ど~)

恵美須町の辺りの安い駐車場にクルマを止めて徒歩で移動開始。まずは昼飯も食って無くて腹が減ってるという事で新開地の油かす肉うどんの屋外屋台に。おにぎりも付けちゃう。この牛すじ煮込みの味! 関西に来たって感じしますねえ。北海道じゃ精肉専門店にでも行かないと売ってないしなあ、牛すじ。

その後はあちこちのゲーセンを回ったり。噂の「ザリガニ」、もう店舗入り口は無いわ常駐してる店員は居ないわで風営法的にはアウトのはずなんだが、何故か営業出来てしまってる(許可証もある)のが謎である。これは謎のままの方が良いんだろう、下手に突っ込んで怖い目に会いたくないわオレも。

んでもこういう(法的にどうなのという)アバウトさが許容されるギリギリの土地でもある。実際お客さんも結構入っててビックリした。女子高生が三人くらいたむろってたりするし。

ただ店員が居ないので万が一コインが飲まれても為す術が無いというのは色々とキッツイ。自動販売機でもそういう時に連絡先書いてあるもんなんですが。「両替機に1000円入れたら飲まれたので両替機を蹴った」という話を聞いたときには「許す」とか思ったw

とりあえず薦められて海外版ドンキーコングを遊んでみる。…ちょっと待ってドンキーコングってこんな難しかったっけ? もう一面の25mから本気で殺しに来てるんですが。聞いたらそういうもんだそうで。これでスコアアタックしてる外人ちょっと頭おかしい。ドンキーコングに対する認識が本気で変わる。

超久々にサイバリオンを遊んだらトラックボールのカウントが倍になってて、純正より回した時の移動量が倍になってて苦労したり。いや置いてあるだけ有り難いとも言えるけど。

実は実機でほとんど遊んだ事のないダライアスもちょっと遊ぶ。アキバで土日の日中だと周りが上手い人だらけでプレイ出来ないんだけど、ここだと土曜の昼間でもマニアが貼り付いてたりしないので変なプレッシャーかからなくてのびのび遊べて良いなあと思った。久々に体感するあのボディソニックはやっぱり鮮烈。やっぱしダライアスはあの筐体で遊んでナンボ。正直近くに住んでたら通って全ルートクリアしたいレベル。

後はKinacoに移動して、久々に合うメンツに挨拶して、持ってきたお土産を渡して色々と遊ぶ。お目当てはなんと言ってもSTAR WARS コックピット筐体+Amplifone’25モニタである。コックピット筐体の純正モニタであるこいつは故障が多いため載せ替えられてる事が多くて、純正モニタでロケ稼働してるのって実は世界的にも結構珍しいのです(高田馬場ミカドのも載せ替え、渋谷会館のも後年は載せ替えと聞いた)

おそらく現役稼働当時以来の「本物のSTAR WARS コックピット筐体」、プレイしたら当時の感動のままで素晴らしかったです。感涙。赤と緑のコンバージェンスがズレてるけど。モニタを入れ替えた人から「治してきて」とか言われてたけど簡単に出来ませんって。

あとは噂に聞いた「モニターサラウンド」も把握。こいつはコックピット筐体独自のギミックで、ブラウン管の周りのカバーに反射テープが貼ってあるのである。「STAR WARS」では自機ダメージ時やデス・スター爆発の際に「ブラウン管そのものが光る」というベクタースキャンでしか出来ない特殊な使い方をしてるけど、こいつがモニターサラウンドによってさらに強調されるという仕掛け。

こういうのがあるから「やっぱり筐体」って話になるのよ。この辺りはそのうち自分でも検証して記事にしたいとは思ってるんですが。

後は久々に「GRAVITAR」を遊んで相変わらずの難易度に唸ったり、あの純正筐体でしか出ない重低音に痺れたり。ああ楽しい。しかし音で言えばなんと言っても純正筐体から鳴る「マーブル・マッドネス」の音楽+効果音は本当に素晴らしい。これで基本ヤマハのプリセット音色で作ってるとか信じられないレベルだ。ぶっちゃけ筐体ごと欲しいです。

ダラダラとゲームした後に、なんか妙に大勢で晩飯を食いに行くことに。しかも前回連れて行ってもらって悶絶した「一斗」だ。もう店の入り口にある冷蔵庫からしてコレですよ。

なんとか全員席に着いて注文開始、ロースの焼きしゃぶしゃぶというのがもうほぼ脂身で、表面を5秒位焼いたら食べちゃうという代物。脂身なんで焼きすぎると消滅するのです。んで食べると…口の中でマジで溶ける。語彙がない、旨くて絶句するってあるんだな…。

他のカルビとかも全部旨い。歳取ったら「肉の脂身がキツくて」とか言うしオレもそうだけど、それはいい肉に限って言えば全然問題無いことも思い知らされた。ミノとかも今まで食べたのなんだったの? というレベル。本当感服です。値段も凄いけど、この味なら納得というかむしろ安いか。

小一時間ほど食べて十分満腹。会計を済ませた後は解散。晩飯の支払いをしようと思ったら万札しか無いのでコンビニでなにか買って崩そうと思ったら「せっかく目の前にスーパー玉出があるのでそっち行きましょう!」と力説される。おおココが噂の。

中身はなんつうか「業務スーパー+コストコ」みたいな感じ。と思いきや惣菜コーナーとか鮮魚コーナーが色々本気だった。いやその、発泡スチロールトレイに載せてラッピングされたでっかいボラとかチヌとか売ってるのはインパクトありすぎる。鮮魚なのかコレは。というかチヌって釣りには人気だろうけど積極的に喰う魚じゃねえよ。というかそんなサイズのスチロールトレイあるんだ。

とか思ってたらサワラが一尾980円とかで唸る。安いけど大丈夫なん? 鮎三匹入って298円とか。結局ミネラルウォーターだけ購入しました。これも安かったけども。

晩飯の支払いをした後にホテルまで送ってもらって解散。今回の宿は難波駅前のでかいカプセルホテル。どうせホテルなんて寝るだけだし、オレはカプセルで普通に寝れるし。ここは風呂がすごいデカいので快適だし安いし、という訳で。ちなみに今日は満室だそうで、さすが土曜の夜。

まあデカいカプセルホテルってロッカーとカプセルと風呂の距離が離れててめんどくさいのもあるけどね。そこだけ目を瞑れば。昔と違ってカプセルにコンセントもあるし。

んで風呂に入って歯を磨いて就寝。疲れた…。