2006/02/02(木)の日常

なんか昨晩は妙に良く眠れた。いろいろ精神的なしこりが取れたのだろうか。

しかしこういう時に限って大雪が降ってJRが大幅に遅れる罠。遅れるのはまだいいけど、すし詰めにされるのは辛い。背中にちょっと胸があたって「こんな感触も久しぶりだなぁ」とか思ったり、いやなんでもないですよ?

結局10分ほど遅れて出社。昨日発見した不具合でふと心当たりがあったので、ふと納入済みのシステムを引っ張り出して実験。…問題にはならなかったが、見事に割り込みを取りこぼししてた模様。つーか数百バイトの構造体の代入文一行で問題が出るっつーのはある意味凄いわ。こっちも念のため改修版を提出。

あいかわらず気が抜け気味。定時が来たのでさっさと退社。

帰りにヨドバシに寄ったがお目当てのDVDが見つからず。つーかつい先日まで出てることに気づかなかったオレが悪いのだが。仕方ないのでamazonから注文。

ミニマム-マキシマム
ミニマム-マキシマム

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東芝EMI (2006/01/25)

さらに紀伊国屋でアワーズと「御緩漫玉日記 #2 桜玉吉」を購入して帰宅。

帰宅後に市役所から封筒が届いている事に気づく。何かと思ったら32条(詳しくはぐぐるさんに聞くこと)が今年3/31から改定になって自己負担額が上がるんですな、こないだ更新したばかりなのに…。負担額は正確には所得によって変わるらしいけど、この説明文書がまた非常に理解し辛くて…今度病院に行ったら聞かないとダメっぽいぞコレは。しかし自己負担額を上げておきながら「自立支援医療制度としてスタート」ってどういう物言いだよ。マジで自殺者数が増えるんじゃないのかこの国は?

その後はのんびりしつつ読書したり。なんかヘンに疲れが溜まってて、今週末はたっぷり眠りたい気分。

[FC]パリ・ダカール・ラリー・スペシャル

(大むほうもの)

予想の斜め行き過ぎな展開が素晴らしすぎます。というか、一体何のゲームなんだコレは。

ちなみにネタ元はここの記事のリンク

> ソニーがXbox Liveキラーを立ち上げ?
> <> (engadget)

PSPの予約販売ですら大騒ぎだったというのに、本当に大丈夫なのかソニーは。「キラー」って事は値段でも勝てるんだよな? XBOX Liveはシルバー会員だと無料だが。

しかし既にXBOX360の安売りが始まりかけててちょっと悲しい。いや個人的には十分元を取ったと思ってるほど遊んでおりますけどね…。

[文庫]こころの処方箋 河合隼雄

「絶望に効くクスリ―ONE ON ONE(6) 山田 玲司」で著者に興味を持ったので購入。文庫で安いし。

こころの処方箋
こころの処方箋

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河合 隼雄
新潮社 (1998/05)
売り上げランキング: 3,246
おすすめ度の平均: 4.47

4 元気のモト!
5 良かったです。
5 素晴らしい

…いや非常に良かった、思わず連続して二回もじっくり読み直しちゃったし。実際読み始めた時機がちょうど精神的にちょっと疲れてたので、本気で救われた感ありあり。

作者自身もあとがきに書かれているが、この本には「常識」しか書いていない。その「常識」の深層を非常に判りやすく、かつ面白く書いているのが特徴である。だからこそ心に響くのでは無かろうか。

人によって受け取り方は違うだろうが、個人的に印象的だった章は

– コレクター必読の「絵に描いた餅は餅より高価な事がある」
– 疲れた心身に凄く効く「ものごとは努力によって解決しない」
– 読ませたい人多数な「健康病が心身をむしばむ」
– ちょっと価値観が変わった感すら受けた「同じ運命でも演奏次第で値段が違う」
– 趣味や恋愛関係で悩んでる人必読の「どっぷりつかったものが本当に離れられる」

などなど、なんか挙げていったら半分くらい書いちゃいそうな勢いなのでこの辺りで止めておく。

判ってしまえばどうという事はないのだ、この「判ってしまえば」には「容易には理解出来ない事が判る」という事も含んでいる。そういった事を淡々と判りやすく書く河合氏は本当に凄い。この原稿が手書きで手直しほとんど無し、というのが信じられないが、逆に言えばそういう書き方でないとこのような文章は生まれないのかも、とwwwに転がってる駄文(この文章もなー)を見て思ったり。最後の章でも16年前の文章なのに全然古くないし。

読めば一つは気に入った章が見つかるのではなかろうか、そしてなにかあった場合にその章のタイトルを思い出せば「あぁ、そういう事ね、それじゃあ…」と腹を決めるなり達観したりとりあえず悲観してみたり出来る。自分の中の「なんだか判らない感情」が判るだけで人間ってのは楽になれるもんなのだね、知らんかったわ。

とりあえず河合氏の本は今後も折りを見て買ってみるつもり。

しかし

> 一人で楽しく生きている人は、心の中に何らかのパートナーを持っているはずである。

って、脳内彼女(または嫁)公認ですか、とか思ったのは秘密だ(ぉぃ。オレには現在その両方もマジで居ないんですが、居た方が精神安定上良いのかなぁとはちょっと思ったり。

[コミック]御緩漫玉日記 #2(桜玉吉)

本屋で一生懸命探してたら、大量入荷してたのにあまりに物凄い表紙だったので中々目に入らなかった罠。装丁とかはいいんだけど表紙はもうちょっと考えた方がいいのではないか、一見さん買わないぞコレ(汗)

御緩漫玉日記 (2)
御緩漫玉日記 (2)

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桜 玉吉
エンターブレイン (2006/01/30)

中身は一巻に続いて相変わらず、というか「奥村勝彦」名義で描いた奴なんか物凄い内容で本気で心配してしまう。個人的な心境が変わったのか、一巻を読んだ時ほど精神的には来なかったけどな、ちょっと一歩引いて読めるようになったというか。

相変わらず面白いんだけど、もう一度書いてしまうほど作者本人がマジで心配だ。もはや日記マンガとしては歴史に残る作品になってきていないかコレ。ただ玉吉氏はオレよりちゃんと生きてるなぁ、と思ったり。なんつーかオレも多少はエロエロな心配とかしてみたいですよ、えぇ(ぉぃ