[VectorScan]Major Havoc LETA RESOL pin

「Major Havoc」ではローラー(スピナー)コントローラのサンプリングに「LETA」という28ピンカスタムチップを使ってる、2ch使えばトラックボールにも使えるというシロモノである。

さてこのLETAにはRESOLピン(14P)というのがあって、これでサンプリング周期を上げられる。ピンをプルアップした状態が上がった状態である(はず)

んでオリジナル基板(ローラーコントローラ操作)ではRESOLピンはGNDに落ちてる。つまりサンプリング周期低い方。そしてコンバージョン基板(スピナーコントローラ操作)ではRESOLピンは1kの抵抗でプルアップされてる。つまりサンプリング周期高い方。

問題はうちの基板はコンバージョン基板で、なおかつコントローラはローラーであること。つまりRESOLピンをプルアップしてサンプリング周期を高い状態で動かしてる事になる。んで以前オリジナル筐体を触ったら、動きそのものの速度は変わらないけど微調整がしやすいと感じた。じゃあローラーコントローラの場合は本来RESOLピンをGNDに落とすべきでは? と考えた次第。

んで基板にコテを当てて、該当するプルアップ用抵抗を外してGNDに落としてみた。その結果、見事に移動速度が1/2に落ちて、死ぬほどローラーを回さないとゲームにならない(汗、もう基地着陸なんかほとんど無理ゲーである。

でも以前遊んだオリジナル筐体はこんな事にはなってなかった。あそこの基板はオリジナルなのでRESOLはGNDに落ちてると思う。ひょっとしてリプロ版ローラーコントローラはRESOLをプルアップした状態でオリジナルと同じようになるように調整されてる?という疑いが。しかしこれだとオリジナルより微調整効きづらいんだよね、困った。慣れるしかないのか。

某氏のコンバージョン基板+ローラーコントローラでは丁寧にRESOLがGNDに落ちてた(後でプルアップさせた)というからよく分からん。とりあえずうちもプルアップさせた状態で固定しとく。

で、今まで気づかなかったんだけど、ハボック先生を一枚壁の上に立たせて放置すると、やじろべえみたいに左右に振れるのね、知らんかったー。放置パターンは横壁際で待つと横壁に手をつく、普通に床の上で立って待つとその場で足踏み、さらに今回見つけた一枚壁の上で立って待つとやじろべえみたいに揺れてバランスを取るの三パターン。なんと無駄に凝ってる事か。ちなみに三種類の待ちパターンは全部Level.1で再現可能です。

[光速船/Vectrex]ASTEROIDS mini

光速船を汎用のモノクロベクタースキャンモニタに出来ないか、というのはちょっと考えてたんだが、実際にやっちゃった人がついに現れた。しかも完成度半端ない(汗

[ASTEROIDS mini](http://www.e-basteln.de/asteroids/asteroids_intro.html “ASTEROIDS mini”)

要するにVectrexのモニタにおけるブラウン管、偏向ヨーク、高圧側基板はそのまま使って、いわゆるモニタ基板(Deflection Board)は自作してるのね。しかもビデオ用アンプを使って極めてシンプルな回路なのが凄い。

キャビネットの完成度も流石、ただボタンがリーフボタンじゃないのだけが残念。

…これ、Deflection Boardキットの量産販売とか誰かやらないかなw なんか結構盛り上がっているようなので期待。なにせVectrex本体は結構生き残ってるから需要はありそうだし。

[ベクタースキャン]ちょっとした小ネタ

今日ようやく本棚のキャスターを交換したついでに、前からやりたかった写真ネタをやってみる。

MAJOR HAVOC vs MINOR HAVOCMAJOR HAVOCとカイの冒険(開発コードネーム:MINOR HAVOC)を並べる!


FC「カイの冒険」は遠藤氏が「MAJOR HAVOCの面白さをFCで再現したい!」というのがキッカケで開発されたものである、そのため開発コードネームも「MINOR HAVOC」になってたりするので一回並べて動かしてみたかったのだ。「MAJOR HAVOC」側はもちろん本物のベクターモニタ+基板、「カイの冒険」側はソニーの14インチマスモニ(PVM-14M4J)+AVファミコンという組み合わせ。

両ゲームを代わる代わるプレイしてみたが、やっぱ個人的には「MAJOR HAVOC」のがずっと面白い。もっともコントローラがアナログに特化してることも大いに影響してるとは思うんだけど。

しかし横900mmの棚板で19インチのモニタと14インチのモニタを並べるとか無理ありすぎである。実際コレはみ出してるのよ。という訳で

MAJOR HAVOC and 光速船棚板のサイズに無理があったので光速船に入れ替え


横に光速船を置いて「カラーベクターモニタとモノクロベクターモニタを並べる」というのをやってみた。幸せ。にしてもラスタゲームの環境はもうちょい考えないと。

[基板]konami NEMESIS修理 その3 修理完了!

えー昨日「ちょっと頭冷やします」とか書いたけど、仕事でちょっと時間が空いた時に考えちゃう。もうちょいで動きそうだし。

気になるのはフォトカプラの後ろにある「74LS253」というセレクタTTL。コレで3個または2個の入力をまとめて1個にして、19個の入力を8個に減らして出力してる。その理由がイマイチ分からない。もっと単純ならわかりやすいんだけど…、そこで気がつく。具体的に入力周りをどう処理しているか分かる資料があるのだ。MAMEのソースである。

MAMEでは入力デバイスは当然OS依存の標準デバイスだが、この入力値をエミュレータに渡すために変換してるのである。つまりはそこを見れば分かると。検索したら早速「nemesis.c」なるソースがあったので読んでみる。

…あーメモリマップドI/Oというべきなのかなコレ。つまりは先の8個の出力がまんまCPUのデータバスに乗っかるのね。とココで納得。

説明すると74LS253というTTLは4bit入力1bit出力のセレクタが2バンク入ってて、4bitのどれを出力するかのセレクトピンが2bitある(コレは両バンクで共用)。さらにバンク毎に出力イネーブルを行うピンがある。つまりピン数はVCC+GND+select:2に加えて(in:4+out:1+enable:1)が2バンク分で合計16ピンとなる。

具体的にはアドレスバスの下位2bitをそのままセレクトピンに入れて、読み出すタイミングでバンク出力をイネーブルにすれば4bit分のどれかが読めると。これをメモリバスの適当な位置に配置すればまんまメモリマップドI/Oになる訳である。当然読み出し専用になるけど。

この74LS253というTTLは4つ実装されてて、そのうち二個は壊れたのか一回外してソケット化されている、というのは前回書いた。その時にソケット下の配線が断線してたというのも書いた。コレはICを外す時にマイナスドライバーを突っ込んでグリグリやると表面のパターンが痛むって奴だと思う。やった事あるから分かる(汗

で、以前ソケット化されてた二個のTTLを入れ替えても現象が変わらなかったので油断してたのだが、ここでようやく気づく。「そもそもソケットの時点で断線してたらダメじゃね?」

ここまで会社で気づいたので、なんかもう早く試したくて仕方がない。調べるだけならテスター当てるだけだし。

んで帰宅して晩飯後にさっそく基板を取り出して、例の74LS253にテスターを当てる。当てるのはセレクトピンとバンク毎イネーブルピンの4ピン分、これは4つのTTLに全部同じモノが入ってるのだ。つまり最初のTTLのピンにテスタを当てたら、残り三個のTTLの同じピンはショートしてないとダメという事になる。

…んで調べたらあっさりとショートしてないピンがあるTTLを見つけてしまって逆に動揺する始末。ショートしてないのはバンクイネーブルピンで、場所的にはちょうど「1P MISSLE」「2P MISSLE」の入力・出力バンク。ドンピシャじゃーん!

ただ「2P DOWN」については別のTTLで、こちらは問題無かったので原因が分からない。このTTLは未交換で、TTL自体が壊れてる可能性もあるけどとりあえず導通チェック。…フォトカプラ コレクタ出力からプルアップ用集合抵抗まで導通してるけど、そこから74LS253まで導通してねえー! そこは調べてなかったので油断してた。なんという…なんという…。

という訳で二枚基板をバラしてパターンを追いかける。どうやら今回断線した二箇所は、昨日断線が判明してジャンパを飛ばしたICソケットと全く同じ位置にあるらしい。というかICソケットが邪魔過ぎてよく見えないのだが、影に隠れて削れてる跡があるので間違いなさそう。よくよく調べてジュンフロン線でジャンパを二箇所飛ばしてコレで合計三箇所。テスターで入念に調べて問題無い事を確認。

さらに基板端っこの方のTTL用バスコンがもげたので(汗) 一応念のためこちらも交換。普通のセラミックコンデンサが手持ちにないので(最近あんまし見ない)、手持ちの積セラを使用する。積セラは入手性はいいけど割と高いんだよなー。こっちもGND側のスルーホールが死ぬほど抜けなくて苦労するする。結局抜けなかったのでどうにかごまかす(汗

んで基板上の半田クズとかを入念に掃除して、二枚基板を組み立ててコネクタをつないでテストモード起動。…直った! 完璧だ! とか思って2P側を調べたらボタン3「2P SHOOT」が反応しない。

なにかと思って一回電源を切って変換ハーネスを見てみたら、そもそも2P側だけボタン3が配線されてなかったオチ。この変換ハーネス、ボタン配列とか間違ってるのでそれも含めてやり直しー。

ついでにJAMMAコネクタGピン(裏表誤挿入防止ピン)用の切欠きも無かったので、手持ちのヤスリで削ってみる。…おぉ普通にヤスリだけで十分削れるのねコレ。削った後は大量に粉が出るのでエアダスターで入念に飛ばしておく。

そして再度チェック。今度こそ完璧である。長かった…いやしかし全部自分で出来て良かった! ぶっちゃけ修理するの楽しかったのでいいです!

基板も見た目は表に出てたフォトカプラのジャンパも無くなってキレイになったし、今回付けたジャンパはハンダ面で見えないのでキレイなもんである。ハンダ跡は汚いけど。

という訳で、これにてNEMESISの修理完了。いや昨日「もう修理に出しちゃうか…」とか思ってたのが嘘の様な清々しさだなー、基板修理楽しい。

しかしNEMESISの基板って三層以上である。真ん中の層で5V/GNDのラインを引っ張ってるらしい(なのでスルーホールは壊すとかなりマズい)、幸い信号線は表裏に全部出てるのだが、何回も書いてる通り非常に追いかけ辛い構造になってるので辛かった。勉強になったなー。

にしてもNEMESIS、普通のグラディウスと違ってモアイ面で処理落ち全然かからなくて変に難しい気がするんですが。ぶっちゃけまだ一周してません(汗) ちょっと頑張れば一周は出来るはずなんだけどねー。

[基板]konami NEMESIS修理 その2

まずは現在の症状まとめ、テストモードで見る限り下記キーが押しっぱなしになってる

– 1P MISSLE
– 2P MISSLE
– 2P DOWN

2P側は使わないのでどうでもいいんだが、「1P MISSLE」が押しっぱなしなのだけはなんとかしたい。正直まともなゲームにならんし。ちなみに購入時はコレに加えて「COIN 1」も押しっぱなしになってたが、フォトカプラ交換により直った模様。

よく壊れると噂のフォトカプラを全交換しても直らなくて泣きそうになりつつ調べたら、「1P MISSLE」のフォトカプラ コレクタ側のボタン押下時Vpp変化が1Vppくらいしかない(他のは全て5Vpp弱)のを発見。なんかコレクタ出力がプルアップされてないみたい。プルアップされてないって事は出力が常時LOW(押下状態)のまんまだからそりゃ押しっぱなしになるよね。という訳で調査。

しかしコレが難航。コピー対策なのかとにかくパターンが追いかけ辛い、例えばプルアップ用の抵抗は集合抵抗使ってるんだけど、これの出力並びがすぐ下に並んでるフォトカプラ順と全然違う始末(汗) なので表側の写真と裏側の写真でひたすら追い掛け回す羽目に。

で、入力は19個、プルアップ用集合抵抗は8出力x3で24個あるので5個余りで余り分はきっちり端っこに寄せてることが判明。チマチマとパターンから見える部分から追って表を作って、それを元にテスタを当てて調べる。おぉキレイに埋まるもんだなー。そして例の「1P MISSLE」はやはり集合抵抗に繋がってない、そして集合抵抗のピン並び19個のうち未使用なのが1個、怪しい。

そしてその集合抵抗のすぐ後ろにある74LS253をICソケット化した時にパターンを傷つけたような跡がある、しかもその部分がICソケットで全く見えない始末。先日「プルアップされてない」のが判明して、「何故プルアップされていないのかがサッパリ分からない」とTweetしたのだが、単に断線したと考えれば全て辻褄は合うなコレ。

仕方ないのでハンダ面にジュンフロン線で1cm弱のジャンパを飛ばす。これで全入力に集合抵抗が繋がってる事を確認。んでは電源オン。

…って症状が全く改善されてないし(汗) 仕方ないのでオシロを引っ張りだして見てみたけど、確かに「1P MISSLE」のボタン押下時にちゃんとVpp幅が他のピンと同様に5Vpp弱出るようになってる。つまりはさっき飛ばしたジャンパは正解である。にも関わらず症状が改善されない。

コレが普通に入力がパラレルでどこぞのバッファに入ってるとかならまだ楽なんだけども、フォトカプラの出力をプルアップして、それを74LS253というセレクタに突っ込んで出力ラインの数を減らしてるのである。つまりここから先はロジアナが無いとちょっと追えない気がする。それ以前に回路図が非常に読みづらいんですが。

なんかもうどこかに修理に投げた方がいい気がしてきた…(汗) ちょっと当面頭冷やします。なんかイイ情報あったらお願いしたい。一応ROMシールは純正っぽいんだが、ROM書き換えてたりしたら泣くぞおい。

2012年08月28日(火)の日常

目覚ましが鳴るちょっと前に自然に起床。そのままうつらうつらしてたら目覚ましが鳴ったので起床。こういうのも久々、生活リズムが良いって事なんだろうか。

朝から「全日本ラリーに粟津原氏復帰」とか見て懐かしいなーと。トヨタ86で出ているらしい。流石に色々と厳しいようだが。

仕事は細かい作業を淡々と、なんというか閉塞感というか、「このままだとダメになる」感が凄い。かと言っていますぐ打開策が思いつく訳でもなし。今は力を貯める位しか出来んのだろうか…。

なんかiPhone5にNFCが載りそうという事で話題になってるが、日本向け規格のアプリは出ないだろうし、日本だと何に使えるんだか…。でもコレを機会に何らかのアクションがあればいいなー。採用している方式は通信が遅いので改札向けじゃないらしいけど。

朝あんだけ爽やかに目が覚めたのに、午前中にもう眠くなってダメダメ。なんとか昼休みまで耐えて寝る。生活リズムってどういう仕組なんだろう。

午後にはほくでんの電力使用率が90%行ってて緑表示から黄色表示に。まぁここまでは別段余裕なのだが、北海道の夏でコレって事は冬は本気でヤバイ予感がバリバリと。

一方ヨドバシからのメールで「冬に向けて石油ストーブやFF式石油ファンヒーターで賢く節電!」というのを見てクラクラと。あの類は定期的な換気しないとダメだからなー、あと乾電池で点火出来る奴ってどんだけ残ってるんだろう。一台あると便利だとは思うが、大抵「いざという時には引っ張りだすのも難儀」というオチな気がする。マジで今年の冬どうなるのかね。

ちょいと調べ物のついでに某ベクター系の部品について型番で検索をかけたら、オレが昔海外NewsGroupで「WTB(Want To Buy」で投稿した(稚拙な英語の)Postが検索1ページ目に出てきてクラクラしてきた。逆に言えばここまで来ると本気で入手困難っぽい。ベクター系の環境を構築するには、本気で筺体購入する以外にない気すらしてきた。いやソレが本来ある姿なんだが。

にしても昼間はまだ外が暑いので良かったけども、夕方になってから急に冷え込んで事務所の中がすんげー寒い。ので急遽作業服を着こむ。ちょっとトイレに席を立つと分かるのだが、玄関先からオレの席近くまではそんなに寒くない。んでもオレの席周辺だけ吹き溜まりになってるのか体感で冷えてるのが分かる。冬は逆に寒いし。体調壊す…しかし角だから場所は変えたくない…悩む。なんとか定時まで耐えたので退社。

帰宅後にはなんか妙にデカイ箱が届いて、何かと思ったら昨日ポチったフォトカプラだと気づいて驚愕。送料460円なのに航空便で翌日着とか凄いぞRSオンライン。流石に業者向けなだけあって速い速い。しかし買ったのはDIP16ピン(つまり300mil)のICが5個、これがレールに入ってきたのだが、この箱にこのレールだと50本は入りそうだな…(汗) だから発送速いんだと思うけども。

晩飯&風呂入ったあとはPS VITAの本体アップデートとか。ようやくメニューが本体側キーで操作出来るようになってかなりマシになった感が。「メニューを本体側キーで操作する」チェックマークがデフォで入ってないのはどうかと思ったけども。あとmp4再生もHD4.1プロファイルが再生出来るようになったっぽい。コレは環境の統一化という意味で地道に嬉しい。

SCEと言えば「nasne」が今週木曜日の30日に再発売のはずだが、うちの奴は「回収しました」というメール以降音沙汰無し。30日に自宅着という事は最低でも今日発送しないとダメだと思うんだが…これはまた発売前日に「延期します」という発表があってもおかしくねえな。

TLが「昔のゲーセンにおける違法クレジット投入方法」で賑わう中、せっかく部品が来たんだから…という事でネメシスの修理をやる事に。ちょうど読みかけの本とかも無いし、外は涼しいし。長くなったので別エントリにて。

…結局深夜3時までやっちゃってるよオレ。明日大丈夫か、と思いつつ就寝。

本日のネタ。SONY製Windows8タブレットの流出が来た。この手は色々出るんだろうなー。ちょっと楽しみ。

[ソニー VAIO Duo 11 写真流出、スライド式 Windows 8 ノート/タブレット – Engadget Japanese](http://japanese.engadget.com/2012/08/27/vaio-duo-11-windows-8/ “ソニー VAIO Duo 11 写真流出、スライド式 Windows 8 ノート/タブレット – Engadget Japanese”)

なんかTLで流れて来たのでメモ。要するに冷湿布を一部の所に貼るといいよと。実際今は毎晩アイスノンで快適睡眠してるので効きそうではある。冷湿布とテープ買ってくるか。

[眠りが浅い、疲れが取れない、起きるとだるい、そんな症状を改善!冷湿布睡眠法 | サムリのブログ](http://samuri-blog.net/health/2016.html “眠りが浅い、疲れが取れない、起きるとだるい、そんな症状を改善!冷湿布睡眠法 | サムリのブログ”)

[基板]konami NEMESIS修理 その1

先日ドイツから届いた「海外版グラディウス」こと「NEMESIS」。だいたい国内相場の半額位で買えちゃったんで満足なのだがちょっと問題が。一部のキーが押しっぱなしなのである。テストモードで見た限りでは「COIN 1」「2P DOWN」「1P BUTTON2(MISSLE)」「2P BUTTON2(MISSLE)」が押しっぱなしになってる。

「COIN1」は「SERVICE」で代用出来るし。「2P DOWN」はそもそも使わないからいいけど、「ミサイルボタン押しっぱなし」はかなり厳しい。ミサイル装備付けた瞬間から適当なタイミングでミサイルを打たれる。ある意味2ボタンなファミコン仕様。実際にはファミコンのミサイルはショットと連動なので、ミサイルを打つタイミングすらまともに制御出来ないのでもはやファミコン以下、これは直さないと流石にダメっぽい。

で、この基板は入力側にフォトカプラを使ってて(ROMディウスまでは使ってないように見える)、そこがやたら壊れるともっぱらの評判。今回の症状を人に聞いても「間違いなくフォトカプラでしょう」と。入力19個に対してフォトカプラは4個入りDIP16ピンのが5個(つまり20回路)、んで買った時からジャンパが飛んでて、なにかと思ったら一個壊れた回路を使ってない回路にジャンパ飛ばしてるだけであった。

そんな事もあって、今後の展開を考えると思い切って全交換した方が良さ気である。という訳で部品を発注、オリジナルのNEC PS2401-4は入手難なのでルネサスのPS2501-4で代用。そして修理開始。

まずは二枚基板を一枚ずつにバラして…ってレスロックを固定してるネジがおもいっきり頭潰れてやんの、逆側からは手で回せる程度のトルクだったので問題なかったけど、外人は本当扱いが雑だ、最初ネジ頭見てトルクスかと思った位に潰れてたし。

写真を随時撮りながら作業。まずは隙間なく並んでいるフォトカプラICの足を思い切ってニッパーでプチプチと切ってパッケージを取り外す。自動ハンダ吸いとり機があればすぐ終わりそうなもんだけど、そんなモノはないので(欲しいと言えば欲しいが、投資額と使用頻度が吊り合わない)今回ちょっと楽な方向に逃げる。

次に切り取った足のハンダを吸い取る。ハンダが柔らかければいきなりシュッ太郎当ててもいいんだけど、結構固い(というか融点高い)っぽいので追いハンダしとく。DIP16x5個だから80本分な、この位は慣れればすぐなんだけども。

そしてチップをT-2(1.2mm孔)に交換したハンダシュッ太郎でガシガシと吸い取る。IC自体はもう無いので気楽なもんである。もっとも熱入れすぎるとランドが剥がれるので注意。

吸い取りした後もどうしても足が残ってどうしたもんかなーと思ったら、足をラジオペンチで軽く引っ張ったら抜けた。ランドへのダメージもなし、物理的にほんのちょっとだけひっかかってるだけっぽい。なのでガシガシと足を抜いていく。ここまで順調だったのだが…。

ここで穴が5個位吸い取りきれて居ないことが判明。再度追いハンダしてシュッ太郎で吸って…って面倒くさい。なんかピンが妙な感じで曲がってるので中々出てこない。基板立てて表からコテ、裏からスッポン当てたりしてなんとか残り3個までに減らす。

この残り3個がもう地獄。本気でピンバイスで穴開けようかと思ったくらいに。しかも全部GND側というオチ。3個中2個はピンが引っかかってるのは分かるんだけど、その引っかかってるピンが短すぎて摘めない。泣ける。

なんとか苦労の末に追いハンダ+シュッ太郎の力で残り1個までに減らす。どうもシュッ太郎自体の吸引力が弱くなってるっぽいなコレ。裏から掃除機当てれば楽らしいんだけど、掃除機自体が結構うるさい&大電気食らい(1000Wクラス)のが難点。

そして残り一個が本当に抜けない。これはピンが引っかかってる訳でもなく、単にスルーホールがハンダで埋まってるだけらしいのだがコレが取れない。一応ハンダは溶けるけど、そこに針とか突っ込んでも全然貫通しない。なんだコレ。

思い切って温調ゴテを400度まで上げて十分に溶かして、そこにおもいっきり余ってた抵抗のリードをグリグリと突っ込むと…貫通したー! なんだこの溶けにくさ。この貫通したリードを引きぬくのも一苦労。

なんとか穴は開いたので、そこに針を通して少しづつ広げて行く。なんとか抵抗のリードがスコスコ入る程度にはなったので終了。80個全てのランドは無傷。つ、疲れた…。この時点で既に日付が変わっております。

あとは新品のフォトカプラをサクッと挿して仮止めして、5個全部挿したら一気に80点分のハンダ付け。ICが加熱するとあれなんで念のためICを一個ずつ飛ばすようにハンダ付け。ICソケット使えるなら使うんだけど、それが許されないスペースの無さが泣ける。

改めてハンダをルーペで見ると、GND側は表面までなかなかハンダが回らない。頑張って熱入れれば回るけど、なんかIC壊しそうなんでほどほどにしておく。一応導通してるし。

あとはよーくハンダ屑とか除去して、二枚基板を戻してハーネス繋いでスイッチオン。あれ映らないよ?(汗) なんか先日X68k回りで色々いじったせいかFRAME MEISTERの設定がおかしくなってたっぽい。ここでまた時間を食われるが、結局リセットして最低限の設定だけしたらあっさり映って一安心。

んでテストモードのスイッチ入力モニタ画面を見る。…って治ってねえ! いや正確に言うと「COIN 1」だけちゃんとOFFになったのだがそれ以外は変わらん。なんだコレは。

慌ててもっぺんよく調べてみる。よく見たらフォトカプラ後段のICが一部ソケット化されているところでパターンが傷ついてたりして「怪しい!」と思ったりするも、どうもソケット化の時に単に傷つけただけっぽい。にしてもパターンが表行ったり裏行ったりと死ぬほど追いかけ辛いんですけどこの基板。

テスターで回路図を見ながらフォトカプラ前段、後段の導通を追いかける分には全く問題ないのが謎。この辺りでもう眠くなってギブアップ。後は明日以降、またオシロとか引っ張りだして地道に調べるしかなさそう。

「ひょっとしたらどこかでミサイルボタンをショートさせて2ボタン仕様にしてるんじゃないか?」とも思ったが、そんな跡は見つからず。なんかもうスッキリしないなーコレ。

[Vectrex/光速船]iOS用公式エミュレーターがまもなく登場

以前からちょいちょいと話には聞いてましたが、ついに出ますかー。

[ICON » カルト・ゲーム・マシン、「光速船/Vectrex」のiOS用イミュレーターAppが間もなく登場](http://icon.jp/archives/3176 “ICON » カルト・ゲーム・マシン、「光速船/Vectrex」のiOS用イミュレーターAppが間もなく登場”)

ちょっと気になるので出たら買いますかね、あれなんかリンク先が見たことあるような…。

[ベクタースキャン]ベクタースキャン基板導入のススメ(ません)

なんかですね、Twitterのフォロワーさんで「ベクタースキャンな基板を買った」という人がポチポチ出てきております。

ちゃんと動かしている人は少ないんだけども(モニタが一番の障壁だしね)、オレのサイトがキッカケで購入と言われると嬉しい半面、動かすのが大変かもなーという気分がチラホラ。

そんな訳でちょっと「実際にベクタースキャンな基板を動かす」話を書いてみる。ATARI限定で、なんでかというとATARI以外動かしたことないから。SEGA G-08系とかCinematronics系を一式持ってちゃんと動かしてる人とか知ってるけど、流石に仔細を聞くのも野暮なんで。

まずATARI系のベクタースキャン基板を動かすのに必要なモノは下記の通り。

– ゲーム基板
– 電源。可能であればATARI純正の奴が楽、ちゃんとモノクロベクター・カラーベクター専用の奴
– 純正電源を使うならAudio/Reguilator基板もあるとすごく楽
– エッジコネクタ、JAMMA同様3.96mmピッチ(0.0156インチ)、問題はピン数。
– Molex MLXコネクタ。最低限モニタに刺す15ピン用のが一個必要になるはず
– X-YモニタもしくはVectorVGA等のベクター・ラスタ変換機
– ゲームに沿ったコントローラ

ぶっちゃけた話、下手すると筺体丸ごと買ったほうが安いかも知れません。その位面倒くさいです。特にX-Yモニタは単品で出にくい&高いけど、ちゃんと動く筐体は割とゴロゴロしてるし、送料を別にすれば筐体ごと買ったほうが確実に安い罠。まぁそれは別の話。

まずはゲーム基板。可能な限りちゃんと壊れてない奴を買いましょう。いきなり「untested」な基板を買うとか無理。ベクター基板はまず表示系のアナログ回路が壊れるのが定番なので修理が面倒くさいです。本気で修理しようと思ったら2chオシロスコープ必須。

ちなみに自分の手持ちのベクター基板は全部修理痕があります。買った後で「修理された痕がある!」と思っても、弱ってた部分がちゃんと修理されたと前向きになった方がマシです。EPROMとかコピーでも「あぁ、オリジナルより新しいから信頼性あるんだな」位の勢いで。

次に電源、基本的にATARIのベクター基板は下記の電源を要求します。

– DC5V
– UNREG DC10.6V(安定化されてないDC電源、DC12Vで代用可、パワーオンリセット回路とかに使用)
– UNREG DC+22V/-22V(安定化されてないDC電源)

UNREGってのは「レギュレータを通してない」、つまり整流ダイオードと大容量コンデンサだけで簡易DC化した奴を示します。TTLに通すにはレギュレータ等を通して安定化させないとダメ。UNREGって書いて無いやつはレギュレータで安定化してると思って下さい。

DC5VとUNREG DC10.6Vはまぁいいとして、問題はUNREG DC+22V/-22Vです。これは何に使ってると言うとベクター表示用のアナログアンプに使ってます。最初に基板上で三端子レギュレータによりDC+15V/-15Vに変換・安定化してるのね。

なので極端な話、基板上に直接DC+15V/-15Vを突っ込んでも動きます。但しその場合には逆流が怖いんでレギュレータによる降圧部分はきっちり切り離しておかないと最悪基板が焼けるので注意。

さてATARI純正電源とAudio/Reguilator基板の組み合わせではどうなってるかと言うと

– 純正電源ではモニタ用電源(後述)とUNREG DC6.1V(コインドアとか用)とUNREG DC10.6VとAudio/Reguilator向けのAC36Vを生成
– Audio/Reguilator電源ではUNREG 10.6Vから可変レギュレータで5Vを生成(可変レギュレータなんで電圧調整可能)、AC36VからDC整流回路でUNREG DC+22V/-22Vを生成(モノクロ時代はUNREG -5V/+15V/-15Vも生成)、それをゲーム基板に突っ込む
– 但しASTEROIDSだけは別で、基板に直にAC36Vを突っ込んで、DC+15V/-15V変換までゲーム基板上でやってるとの事(他のモノクロベクターは調べてない)

と、ATARI純正電源とAudio/Reguilator基板があれば色々と便利です。ついでに言うとゲーム基板から出てる音声信号ってラインレベルなので、Audio/Reguilator基板ってアンプ基板も兼ねてます。アンプの特性で音も変わるので、音に拘るならAudio/Reguilator基板は必須かも。

但し面倒くさいことに、電源の仕様がモノクロベクター用とカラーベクターとで違う事とか色々あって、電源とAudio/Reguilator基板はモノクロ・カラーそれぞれ別に揃えなくちゃダメです。ちなみにAudio/Reguilator基板は無印がモノクロ、Audio/ReguilatorIIがカラー用です。Audio/ReguilatorIIではカラーベクター基板に不要なUNREG -5V/+15V/-15Vの生成回路をオミットしております。コストダウンしなきゃ使い回し出来るのに。

ちなみに電源とAudio/Regulator基板のコネクタは全てMolex Standardコネクタです。0.093inchピッチだっけか? コレは探せば手に入るはず。

電源があればエッジコネクタを介してゲーム基板にとりあえず突っ込めます。エッジコネクタはJAMMA同様の3.96mmピッチ、海外だと0.0156インチピッチって表記で売ってる奴がソレです。

もっとも問題はカラーベクターの場合、「Quantum」を除いて2コネクタ必要という辺り。メインコネクタは全て44ピン(旧ナムコと同じ、旧ナムコの6ピンと3ピンもMolexなのでATARIとナムコの関係は深い)なので普通に入手できますが、サブコネクタは一枚基板の場合で24ピン、二枚基板の場合で30ピンという難儀なものが使われております。まぁ気合入れれば36ピンを削って使えなくもないか…。モノクロは持ってないので不明ですが多分同じじゃないかと。

自分の場合は24/30ピンのコネクタはDigikeyで見つけたのでそれ使ってますが、品質は良くないわその割には高いわ。おまけに在庫が少ないので注意。ヒロセのコネクタが素晴らしい品質に思えてきます。

ちなみにエッジコネクタ、端子のアルファベット表記ピンが部品面で、数字表記ピンがハンダ面です。注意。配線はPDFによる回路図があるのでそれを参照に、見てもわかんないなら諦めた方がいいかも。

もうちょっと言うと、基板毎にピンアサインがかなりバラバラです(流石に電源だけは大体同じだが)。例外が「GRAVITAR」と「BLACK WIDOW」で、コレは基板も同じで違うのはEPROMだけなので当然。あと「SPACE DUEL」も「GRAVITAR」の基板をコストダウンしたようなもんなのでかなり似てます。でもそれ以外はバラバラで泣ける。

自分の場合は、Molex MLXコネクタ(0.084inchピッチ電線中継用)をDigikeyとかで買い込んでエッジコネクタとMLXコネクタを差し替えてゲームを切り替えられるようにしてます。慣れると5分もかかんないのでまぁ良し。端子も露出しないので心理的にもいいし。Audio/Regulatorボードの端子の抜き差しがかなり強度的に不安というのもあったので。あとエッジコネクタって挿抜耐久回数結構少ないので注意。JAMMAみたいな逆刺し防止用の仕組みも無いし。

このMolex MLXコネクタはモニタの接続用に15ピンのが使われております、ので多分最低一個は必要と思われ。AMP製で互換品がある奴が存在して某国内ショップでも買えるみたいですが、実際買った訳じゃないので細かいことは省略。

さて問題のモニタであります。ベクタースキャンに使うモニタはX-Yモニタと呼びます、カラーだと「Wells-Gardner 19K6100(通称:WG6100)」と「Amplifone」の二択になります。「Amplifone」は13、19、25インチの三サイズありますが、事実上19インチ以外は入手極めて困難です。というか19インチでも十分入手困難な上に高いですが。

ちなみに13インチはPAT9000というATARI専用のテスト治具に搭載してある奴で、これだけモニタ基板が専用品な超レア品です。25インチはSTARWARSのコックピットに使われた奴ですが、壊れたとかの理由でWG6100に載せ替えられてる個体も多いですね。モニタ基板そのものは19インチも25インチも変わりませんが、偏向ヨークコイルが違います。

ちなみに両方共電源は25-0-25Vのセンタータップ付きAC電源です。つまり両極でAC50V出て、なおかつ0V地点の端子が出てるAC電源。これがまた敷居高くて面倒くさい。

モノクロモニタはまた変わってて、モニタによってはブラウン管用のヒーター電源すら用意してやる必要があります。これがモノクロとカラーとで電源が違う理由。

さて「WG6100」と「Amplifone」の違いは下記の通り。

– 解像度が違う、WG6100は低解像度(そのかわり線が太く見える)、Amplifoneは中解像度
– 描画速度が違う、Amplifoneの方が目に見えて速い。
– 輝度の出方が違う。WG6100は割とリニアに出るのに対して、Amplifoneは輝度上げるとものすごいギラギラする。どっちもがっつり輝度上げるとすぐモニタが焼けるので注意。というか焼いたのがオレだ
– モニタ基板の構成が違う。どちらも低圧部と高圧部の二枚構成で、WG6100は普通の19インチシャーシに二枚とも乗っかる設計ですが、Amplifoneはシャーシなしでモニタ基板を筐体にマウントするトンデモ設計です。あとモニタ基板そのものがでかい
– CRTが違う。もうちょっと言うと偏向角が違う。WG6100は100度ですがAmplifoneは90度で結果的にCRT自体の奥行きサイズが違うためAmplifoneの方が奥行きが必要になる
– WG6100はデガウスコイルが一応付いてるけど、モニター用シャーシにパワートランジスタが取り付けられていて(ここの絶縁体が割れてショートしてよく壊れる…)、モニター用シャーシがヒートシンクを兼ねててかなり熱くなるため、事実上モニタ消磁器が必須かも。Amplifoneにもデガウスコイルついてますが、やはりパワーがないので結局消磁器は必須かも
– Amplifoneは設計上のフェイルセーフに問題があること、及び製造工程上で色々あったため非常に故障が多く、そのため現状数が少ない。その代わり今残ってる奴は完全にレストアされてフェイルセーフ回路とかも組み込まれてるのがほどんどのため、特に故障率は気にしないでいいかと
– WG6100には設計上樽型歪みがある。このため「STARWARS」「MAJOR HAVOC」以外の全基板にはこの歪みを補正するための乗算器が乗ってる、逆に言うとAmplifoneで歪み補正乗算器が乗ったゲーム基板を遊ぶと樽歪みが発生する
– 「MAJOR HAVOC」のコンバージョン筺体(TEMPEST/SPACE DUEL/GRAVITAR/BLACK WIDOWから改造可能)は意図的にクロックを落とされており、同時に表示用クロックも落とされているためオリジナルに比べて表示フリッカーが目立つ。「WG6100だと表示速度が間に合わない」のがクロックを落とした理由とされているが、レベル20を超えるプレイヤーいわく「実際にはオリジナルクロック+WG6100でも全然問題なかった」との事。その人いわく「クロックが落とされたのは単に難易度の問題」という見解
– 「MAJOR HAVOC」のコンバージョン版はゲーム基板そのものはオリジナルからのクロックダウン版なので歪み補正乗算器が乗っていない、でもモニタはWG6100なんでコネクタ変換基板にわざわざ乗算器を載せてる

ベストな事を言えば「STARWARS」「MAJOR HAVOC」は「Amplifone」前提設計、それ以外は「WG6100前提設計」みたいな気はします。まぁモニタに関しては絶対数が少ないので「手に入れられるもの」を買うしかないような気が。

今はフライバックトランス(消耗品です)も両方新品が手に入るという素晴らしい状態で(高いけど)、Amplifoneに至ってはモニタ基板すらリプロ版が出ている状態でもありますが、問題はCRTです、ブラウン管です。もう数が無いのよ。

ちょっと前まではアメリカでブラウン管の再生工場があったのでまだマシだったんですが(うちにあるAmplifoneの管もここの再生工場から出てきた代物らしい)、もう既にクローズされてるらしいので事実上在庫限り。CRT自体も当然消耗品、世知辛いなぁ…。

あと実際の筐体を見ればわかりますが、モニタの前にかなり濃いブルースモークのアクリル板が入っております。モニタ箱を自作する人は付けることを推奨。

別の手段として「VectorVGA」等のベクター・ラスタ変換機器を使う手もあります。多分ですが、この手の機器は今後増える予感がします。なにせ前述のようにCRTが入手困難なので、筐体レストア時に変換機器+液晶をマウントしちゃうというのが今後増えそうなんで。

ちなみに「VectorVGA」、現状では「STARWARS」「MAJOR HAVOC」に未対応ですが映る事は映ります。STARWARSだとデス・スター爆発が変になるとか色々あるんですが、とかくベクター環境では「ゲーム基板が壊れて、それでモニタにダメージを与える」のが一番怖いので、ゲーム基板の修理時とかには便利なアイテムではあります。問題は電源がオリジナル同様25-0-25VACというトンデモ仕様な事。コレ普通にACアダプタにすれば便利なのに…。

ここまで来れば絵出し、音出しはOKかと思います。

あとはコントローラ、配線は簡単ですがここもまた面倒くさい。

– スタートボタンは「STAR WARS」「MAJOR HAVOC」を除いてLEDランプ対応。印加電圧用抵抗はゲーム基板に付いてるので普通にLED付ければ光ります。好きな人はぜひ
– レバー・ボタンは個人的にはリーフスイッチ方式を使って欲しいけど、まぁ好き好きで。リーフスイッチに関してはそのうち語りたい
– TEMPEST用のスピナーはまだ中古が結構出まわってます。MAJOR HAVOCにも使えるのでお得? 構造は単なるDIR/CLK式です。とにかく慣性がものすごく付くコントローラなので、他のパドルとかで代用が効くと思ってはいけない
– MAJOR HAVOC用のローラーコントローラは(このエントリを書いてる時点では)リプロ版がArcadeShopから買えます、UNREG 10.6Vでローラー下のウェッジ玉を光らせる仕様。
– STARWARS用のヨークコントローラはリプロ版があるけどあんましオススメしません。なぜかと言うとグリップ形状がオリジナルと違って角張ってるので。あのヨークコントローラはいろんなゲームに使われてるので(FireFoxとかS.T.U.N Runnerとか)、高い値段が付くSTARWARS純正よりほかのゲーム用を狙ったほうがいいかも。でもうっかりROAD BLASTER用みたいな「左右しか動かない」奴を買わないよう注意
– STARWARS用ヨークのボタンは左右それぞれにトリガ・サムボタンが合計四個付いてるけど、ゲーム上ではちゃんと4ボタン対応(その証拠にESBはサムボタンがワイヤー投げ用になってたりする)。もうちょっと言うと多分サンダーセプター用コントローラも中身は同じ
– STARWARS用ヨークとMAJOR HAVOC用ローラのリプロを作ったのは「RAM CONTROLS」という所ですが、ココから直接買うと届かないというトラブルが非常に多いらしいので注意。届いた人も居るにはいるんだが…
– 確かめてないけどQuantumは多分普通のHAPPトラックボールです。ちょっと重め

「とりあえず遊べる」ようにするのにはこんだけかかります。さらに凝りだすとキリが無いので今回はこのへんで。質問があれば適当にどぞ。

[光速船/Vectrex]発売29周年なんてちょっぴり小ネタ、光速船コインオペ機

公式には本日7/27が光速船発売日らしいです。んで1983年なんで29周年。

なんかやろうと思ったけど時間が…。というか逆に言えば来年の30周年までに色々となんとかするべきか。

せっかくなので暖めてるというか資料はあるのに未だ記事にしてない写真の小出し。

光速船コインオペ機


という訳で光速船のコインオペ機である。だいぶん前にヤフオクに出てその後すぐ取り消しになった奴。この個体がどうなったかは知らないけど、ちゃんと出品者から写真の使用許可は貰っております。他に何枚か写真あり。

こんな感じでチマチマとネタ出せばいいのかなー。

そいやTwitterで「新品を格安で買った話」、1990年代に本体9,800円とかは結構よく話だけど、今日聞いた奴では新品の本体+ソフト7本で5,000円というのにはちょっと参った。こういうのは完全に運だよなー。

2012/07/28、Web拍手レスで面白い情報が来たので追記

> 光速船コインオペ機、狸小路の金市館7階(?)パソゲー売り場横に3台くらい並べて置いてありました。ToHeartが出た頃。1play50円。今はラルズになっちゃったから処分されちゃったのだろうなあ、残念。

はいはいオレもパソコン売り場横に3台並んでるのは覚えてます、というかそこ以外見たことないです。でもこんな立派な台だっけか? ジャレコのポニー筐体みたいな外観じゃなかったっけか? みたいな。もう記憶がいい加減。

んでToHeartが出た頃まであったって…調べたら1997年発売ですよアレ(金市館からラルズに名称変更したのが1989年、ラルズになってから行った記憶無し)

事実なら全国で一番長く稼働してたコインオペ機かも(汗) まぁあそこは確か90年代にワゴン売り場でスーパーカセットビジョンの新品本体売ってた所だしな…w、ソフトは狸小路の茶屋碁盤店(現在焼失)に売ってたしw