帰りにPARCOの前を通ったら今日から始まったのを偶然知ったので(札幌でやることすら知らなかった)、ポストホビーと楽器屋を冷やかしついでに入ってみた。入場料は300円でおまけに食玩のシリーズをランダムで一個くれるので安いかと思う。ちなみに中身は「ハムスターフィギュアコレクション」の「チャイニーズハムスター」でした、このハムスター、すんげぇ可愛くていい。出来れば餌を頬張ってる奴の方が良かったんだが。
さて長い歴史を持つ「海洋堂」展ではあるが、展示館の頭に社史があるだけで実際はほとんどココ数年の「食玩」とかの「ミニサイズフィギュア」関係の展示会である。まぁガレキ時代の奴も含めたら版権とか色々大変そうだしね…、昔は版権関係ってすげぇ緩かったらしいし(これはタミヤも海洋堂も同じ事を自伝で書いてる、むしろ自社PRになるってメーカーの方が積極的だったとか、モノの出来が良ければ良い自社PRになるのは今も変わらんと思うけどな…)
ガラス棚の前にダンボールを貼って覗き窓を作った展示会場ははっきり言ってチープではあるが、雰囲気はあるかも。展示されてるのはおそらく彩色サンプル品で実際の量産製品よか精度が出てる感じ。それにしてもこの数とこのクオリティ! 眩暈がしてくるぞマジで。あと初めて「わたおに」とかの実物見たよオレ(ぉぃ、想像よかずっと小さいのねアレ。
一つの商品の彩色全工程サンプルとか(200近い工程なもんで、どこに色塗ったか判らんような工程も多い)、原型製作から量産までの工程なんかも展示してあってなかなか面白い。頭じゃ理解してるけどやっぱり単なるスカルビーとかの粘土系のものをあそこまで仕上げていくのは凄いの一言。
あと例の「ANAユニフォームコレクション」も先行サンプルが展示中。はっきり言ってあのクオリティで量産したら神かも。ちょっと清楚な感じもするので女性受けも…しませんかねやはり。
最後には物販コーナー。正直「売れ残り品」ばっかしでちょっとがっかり、さんざん探したけど結局見つからなかった(つーか北海道に来たのかも謎)「ナイトアクアミュージアム」とかあったら何個か買ったんだけどなぁ。
てな訳で300円の割には結構楽しめた。オタ系フィギュアも多いけど本命はリアル動物系なんで女性同伴でも結構行けるかと思う。5/15までとのこと。