2014年05月18日(日)の日常

9時半に起床。とりあえず朝メシー。

ダラダラとビデオ消化。仮面ライダー鎧武に映画合わせでキカイダーREBOOTが出てきたんだけど、本当外観をなぞっただけでもにょる。そもそもジローが最初から自分がロボットであることに疑問を持たないってのがな、まぁ最大のトピックはハカイダーに脳移植してその後普通に元の体に戻った戦極さんであろう、どんだけ。

キカイダーREBOOTのデザインそのものは思ったより悪くは無いと思うんだけどね…。そいや映画版はギター持ってないのに、今回のTV出演でギター(ただしアンプ無しエレキかつスリーフィンガー)を持たせた辺りはちょっと良かった。

落ち着いた辺りで「I,Robot」基板の作業。まずは覚悟を決めてVRAM用DRAMの足をプチプチと切る。一部切ったらそのままチップが抜けたり、チップ外した後に足が軽くつまむだけでほとんど抜けたりして、やっぱり「スルーホールは大部分抜けてはいた」状態みたい。ハンダゴテ使って抜いたのは結局4本位? とりあえずICソケットがサクサク刺さるのを確認。

ランドもキレイに残ってる…と思ったら一部怪しい。気になってテスターで調べたら三箇所ほど断線(汗) 具体的には信号線からランドに来る所が切れてる、ルーペで見るかテスターで計測しないと分からない位の微妙さ。ハンダがうまく回れば繋がるけど、そう話は簡単でもなく。結局ICソケットをハンダ付けした後にテスターで断線状態になってるのを確認したのでジュンフロン線でハンダ面にジャンパを飛ばす。ジュンフロン線の皮膜剥きはニッパーでは極めて困難であります。専用のワイヤーストリッパー買うか。

んで先日届いたVRAM用DRAMをソケットに指して(「ICピンそろった」という工具で足を揃えてからだとすげぇラク)、最終チェックをやってから基板を組立てて起動。ドキドキするが…おぉ動いた! しかも「ポリゴン面だけが1Pixel位左右にプルプル震える」という不具合が解消。あれは多分VRAMのタイミングビットに使ってるチップがおかしかったんだろうなー、と予想してみる。本当はピンを切らないでICを抜いて、この壊れてるっぽいICを抜き差ししてチェックしたかったんだけども。

一回プレイして正常に動いているようなので、改めてデモを流しっぱなしでエージング。…ってやっぱり30分くらいで画面にゴミが出る症状が(汗) 大分出にくくなった気はするんだけど出方が前と全く一緒なのでVRAM用DRAM以外のところが原因なんだな。なんかすげぇ悔しい。

「ポリゴンが左右に震える」という奴だけは治ったのがせめてもの救いである。ただコレって「買った直後の状態に戻った」とも言う。

時間はあるので、遅い昼飯を食べてから色々検証。とりあえず電圧を色々変えてみたら、電圧低め(4.9V)だとすぐ現象が出る。思い切って電圧高め(5.2V)にすると逆に安定する。いや結局は最終的に現象が出るんだけども。という事はどこか電力食いのデバイスがおかしいって事なのかな。

この辺りで疲れて不貞寝してしまう。んで晩メシに合わせて叩き起こされる。

晩メシの後も「I,Robot」基板の件が悔しくて、ずーっと調べてたらビデオボード上で交換跡があるTTL、コレが74LS374なんだけど、マニュアルも回路図も両方だと74S374である。このフリップフロップICでダブルバッファの切り替えとかやってるんだが、ちょっと気になる。…ので某氏にお伺いの質問を投げて回答待ち。

改めて調査、こういう時に基板の写真を取っておくとあとでラクで良い。とりあえずビデオボード側の部品をチェックすると、74無印指定が74S実装に置き換わってるの二箇所、74S指定が74LS実装(先ほどの74LS374)に置き換わってるの一箇所。うーむ、つうか74無印、74LS、74Sを使い分けてる辺りが時代。

この基板は一回どうしても動作がおかしいので別基板に交換してもらったのだが、どちらでも同じ現象が出ていた。んで最初に届いた基板の写真も残ってるんだけど、こちらでも実装されてるのは74LS374である。こっちは写真からは交換跡は見えないので、最初っから74LS347が実装されていた可能性もある。

これ以外だとカラーパレットテーブル用のSRAMである82S09も怪しいのかなー。これはArcadeChipsで買っておけば良かったか。でもこれが原因なら、交換前の基板も交換後の基板も壊れてたって事か? あり得るんだろうか。

とりあえず今回の問題は「VRAMに間違ったデータが書き込まれているのか」「VRAMから読みだして表示するまでにデータが化けるのか」の区別が付かないのが非常につらい。可能性としては後者の方が高いのかなー、とか漠然と。

今週も「一週間フレンズ。」を見て鬱入った所で就寝。本当は「ピンポン」まで生で見たいけど流石に深夜2時過ぎは厳しい。