2012年06月23日(土)の日常

土曜日だけども、今日から出張なんでいつも通りの時間に目覚ましで起床。ダルいが仕方がない、「お客さんが休みの時に現場に入って調整」とか割とよくある話なんで。

いつもよりはちょっと時間に余裕があるので昨晩録画した「氷菓」見ておく。毎度思うが、ヒロインだけで持ってるような作品だなコレ…。なんというか、ちょうと京アニが勿体ないというのは贅沢か?

さて移動開始して札幌駅で特急に乗り換え。車内で二時間半は眠れないだろうし、って事でキオスクで本とか物色するが、ろくな本が無い…。ここ最近の自動車雑誌とか「タブロイド紙みたいな奴」「輸入車絶賛な奴」「技術方面に思いっきりシフトした奴」しかないのな。向かいからこんなんだっけか?

で、ふと文庫棚を見ると以前からちょっと気になってた「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズが並んでる、売れてるみたいね。しょーもない雑誌を買うよりはずっと有意義そうだったので買ってみる。ついでに飲み物とか軽食とかも。

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) 三上 延

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久々のスーパー振り子特急は相変わらず妙な揺れで気分悪い。というかすんげー乗り心地悪い。窓枠にお菓子の箱を置いておいたら、車体の揺れで落っこちるとかどんだけ。飛行機だと「機内揺れるため着席の上、シートベルトを着用して下さい」とか言わんばかりの揺れ。正直キッツイ。

そんな中、買ってきた小説を読んでみる。…あーコレ普通に挿絵少なめなライトノベルなんだ。大変読みやすい、文章的にも問題無し。そしてヒロインがテンプレート的な萌え系なお姉さん。いや大好きですけどこういうの。

んで全然期待してなかったのだが、話も思いの外面白い。ミステリーとしてはかなり弱いけど、ジャンルとしてはミステリー小説では無いと思うのでOK。あとでよくよく考えると妙な所がいっぱい出てくるような代物よりはこの程度でいいっすー。なるほどコレは売れる訳だと納得。

Amazonカスタマーレビューを見てたら「古書についての記述が少ない」とか「ミステリーとして甘い」とか、なんというか微妙に的外れな批評も多いな、いや間違ってはいないのだけれども。「古書をネタにしたエンターテイメント小説」が正しいと思うぞコレ。ある意味「アクションしないR.O.D」か。

車内の揺れに辟易しつつ2/3ほど読んだ所で気づいたら帯広に到着、寒い。釧路行き特急なんで慌てて降りて一息。トイレの個室で作業服上下に着替えて、協力会社の人と合流して現場に移動開始。

お昼は「ラーメンでいいすか?」と言われたので素直にそこに、というか単にその人が食べたいだけだったみたいだが。しかし12:10頃に店に入ったにもかかわらず、その店の看板メニューである限定メニューが品切れであった。幸い限定メニューは三種類あって、一個だけ残ってたのでそっちを注文。

…うん美味い。チャーシューじゃなくて角煮が乗ってるのだが、コイツが実にいい。あと半熟玉子も絶品。トータルのバランスが凄くいい。でも900円はちょっと高い。というか北海道って全般的にラーメン高いんだよな。

腹も膨れた所で現場入り、予想はしてたがちょっと寒い。ちょっと連絡の行き違いもあったようだが(オレは悪くないぞ)、それでも今日出来る分をきっちりとこなす。予想はしてたが座る場所が無い、ただ折りたたみ椅子&テーブルを持ってきている人が居たので、空いてたら貸してもらってマッサージと。

ただトイレが仮設トイレしかない。匂いが目にしみるのは我慢できるにしても、手を洗う場所がないんですが…。明日出勤する前に除菌ウェットティッシュとか買わないとダメだなコレ。

あと建物の外はいいけど、中に入ったらSBM3Gが不安定。イーモバも似たような状況。どちらかというとまだSBM3Gのが繋がるっぽいが、やっぱこういう場所だとアンテナのサーチを頻繁にやるのでバッテリーがもりもり減るな。こないだ東京に行った時もバッテリーの減りが凄かったし。

本来だったら夕方から遅れて上司が入る予定だったのだが、JRが遅れてる&現場が17時で閉めちゃうという事で本日の作業終了。水回りの設備が動いてて猛烈に寒くなってきた所なんで助かった…。

ホテルはなんかこの週末の帯広が混んでていいところが取れなかったので、駅から徒歩10分位のちょっとしなびた所。見た目がなんかウィークリーマンションみたいでアレだ。中身も実際にそんな感じだったが。まずロビーの玄関先で靴を脱がねばならない辺りで色々と。

チェックインして部屋に入る。部屋は無駄に広いけど冷蔵庫がないのね…、こないだ泊まった西成の安宿(三畳和室トイレ共同)ですらあったのに。さらにショックなのはテレビが時限コイン式(120分100円)だ! すげぇ久々に見た! どういう作りかと思って見たら、単に時限ボックスでAC電源の制御してるだけ、んでテレビから直接生えてる電源コードがこの封印付き時限ボックスに引きこまれてる。こりゃ無理だな…。

さらに部屋には暖房入ってる、道東ですな…。

うちの会社はホテル代は実費しか出ず、出張手当もほとんど出ない。その代わりホテルが「朝食・夕食付き」でも文句は言われないので、必然的に経費を浮かせるために夕食付きホテルを選ぶことになる。まぁ2~3日だったらそこまでこだわらなくてもいいとは思うのだが。んで帯広名物を食べに行く事もなく、普通にホテルの夕食で済ませる。

ホテルの夕食は実に素朴な「お惣菜バイキング」でありました。ラップをかけた大皿が一杯並ぶという状態。にしても茶碗とかお椀の柄やサイズがバラバラなのはどうよ? 食べますけども。

で、食べてみたら思いの外、そこそこ美味かったのでなんか悔しい。この感じはアレだな…「友人の家につい長居をしてたら夕食を出されてしまって、申し訳ないなー&イマイチ気乗りがしないなーと思ってたけど食べてみたら案外家庭の味で案外美味かった」とかそんな感じ。わからんか。

夜は軽くネット巡回。金を出してテレビを見る気にもなれないし、何より結構疲労が激しいので風呂に入って早めに就寝。

…とか思ったらOBS LIVEの日だったかー、せっかくだから最後まで見てしまう。イーモバ回線だとUSTはギリギリって感じだなー。SBM3Gだとまず無理だから、見られるだけでも有難いんだけども。