2007/06/10(日)の日常

悪夢のような昨日の出来事は忘れて、10時頃起床。今日はのんびり過ごす事に決め込む。

朝からグレンラガンを見て、あまりの熱い展開に本気で目頭が熱くなる。いやいい年こいてどうかとも思うのだが、実際そう思ってしまったのだから仕方がない。シモン格好いいぜ…(泣) 今までの伏線の纏め方といい演出といい実に素晴らしい、シモンの声と挿入歌だけはちょっとアレだが。なんか久々に入れ込んでるなオレ、熱い展開で泣けてくるのって「宇宙船サジタリウス」以来かも(エヴァはちょっと違う)

その後はのんびりとFateを進めたり、昨日ぶっ壊してしまった代物の調べ物をしたり(汗)

晩飯を喰った後はmotoGPカタルーニャGP決勝を生で見る。決勝グリッドが1位~5位まで全部違うメーカー、そしてラスト6週の鬼気迫るKCとロッシのバトルに釘付けになり、気づけばリサルトもやっぱり1位~5位まで別メーカー…いや凄いレースだったー! ロッシのブレーキング神過ぎ。しかしあそこまでコーナーで詰めてもストレートスピードが10km違うとあっさりかわされて辛いね…。

個人的にはロッシに勝って欲しかったが、あのドカをあそこまで乗りこなすKCも十分凄いのだろう、ファイナルラップで全くミスしなかったし。そんな訳で結果には文句なし。にしてもミシュラン勢で速いのってロッシとダニだけやん、なんか納得いかんなー、もうちょい頑張れ>ミシュラン。

そんな訳でF1カナダGPは退屈そうだし夜遅いし、生で見るのは止めておこうかなぁと思ったが、何故か全然眠くない。ので普通に見る事にする。地上派も生放送なのでTVで二画面モードにして地デジ放送、CS放送を両方映して音声はCS側を聞く。地上派はCM入るけどワイドだしね、CSの4:3って丸ごとサイドカットなんだなー。

で、カナダGPだがもう荒れまくり。途中のクビサの大クラッシュで完全に眠気がぶっ飛ぶ。とんでもない速度でコンクリートウォールに叩きつけられ、強靱なカーボンモノコックのおかげでコックピットは無傷だが微動だにしないクビサ…、あぁなんか凄い嫌な予感。

結局それは杞憂で実際には脳震盪+足の捻挫だけで済んだのだが、普通の人間なら死ぬってアレ(汗) そんだけ嫌な事故って事で、いや本当に無事で良かった。

しかしレースはさらに荒れまくりセーフティカーが結局4回出る事に、セーフティカーラン中のピットルールが変更になった事で、LiveTimingモニタを見ても「本当の順位」がサッパリ判らないレースに。あぁ琢磨がいつのまにか入賞圏内に。あぁ目が離せん。その一方でバリチェロが最下位にw

ラスト終盤、ピット戦略ミスかと思われた琢磨のタイヤ交換がドンピシャで決まる。有利なプライムタイヤでガシガシ攻めてラルフをオーバーテイク! とか思ったら前を走ってるアロンソのペースが極端に落ちてる、タイヤにグレーニング(表面剥離)が起こってペースが上がらない。それでも普通にストレートスピードはSAF1とタメを張る。

しかし琢磨はアロンソに追いついてしまった。おいおい相手は昨年のワールドチャンプだぜ? いくらペースが遅くなってても簡単に抜かせてくれない奴だ、1ポイントの重みを十分に知ってる奴でもある。行くのか? とか思ったらストレートでスリップに入って…ってオーバーテイクキター!! マジで夢のようだ…。

結局6位入賞。ハミルトンの入賞もニックの二位もブルツが10年越しの表彰台(!)ってのもめでたいけど、それらが全部霞むようなレースだった。いや本当に生で見て良かったー。

あと琢磨とラルフ・アロンソのバトルに関しては、抜かれたラルフ・アロンソについてもクリーンかつ引き際が見事だった事も褒めておきたい。最近オーバーテイクされるのが下手なせいでレースをつまらなくしてる奴が何人かいるからなぁ。誰とは言わんけど、予選番長決勝スクール校長のあの人とか。

そんな訳で終始興奮しっぱなしでいつの間にかAM4:00、朝には仕事だから流石に寝ないといけないのだが寝れるのかオレは。いや昨日のガッカリな出来が全て吹き飛ぶようなイイモノが一杯見れて幸せな日だわ、本当に。