目覚ましで起床、なんか二度寝しかけて寝過ごすところだった、危ない。
出社して淡々とお仕事。TLを見てたら「進捗表が『管理職の成果物』になってしまってる」という愚痴を見て激しく納得する。会議もそうなんだけど、ああいったものは「仕事の効率を上げるためにやることで決して成果物では無い」ということが分かってない人が多すぎる気がする。
「ヴィンランド・サガ」がアニメ化って事で作者の方がつらつらとTweetしてたのだが、アレって確か連載途中からアフタヌーンに移籍してて、そこから読み始めたので最初の方は読んで無いんだよねオレ。んでアフタヌーン以前はどこで連載してたのか調べたら週刊少年マガジンですか、あんな内容のを少年誌に載せてたんか…(汗
仕事の合間に自動車関連の記事を読んでたら「ロードスターRFはFD3Sより新車価格が高い」ってあってちょっと驚く。調べたらFD3Sの中期くらいの廉価モデルは確かに300万切ってるのな。高い奴だと400万超えててるけども。
ただ確かに同クラスで比較しても車両本体価格は確実に上がっている。無論それには真っ当な理由があるんだけど(装備の豪華化、剛性の大幅アップによる部品耐久性の長寿命化とか)、一回メーカーはこの辺の説明をユーザーにきちんとした方がいいんじゃないのかな、とは思った。今じゃ47万円アルトが作れない理由とかね。
少なくとも昔のクルマは3年3万km乗っただけで誰でもわかるくらいに使い減りしてた訳です(なので昭和のクルマとか新車時に比べたらもう出涸らしみたいなもんで幾ら金かけたって戻らない)だから車検ごとに買い替えてた。そんな時代からまだ30年くらいしか経ってないと違うかな。今は3年3万km乗ったくらいでガタガタになるクルマなんてまず無いよね。
…とか思ったらちょうどタイムリーに中古車のメーター戻しの記事が。今どきのクルマはこんだけメーターを戻してもバレない…いやいや戻し過ぎだろ、桁が一つ減ってるぞ(汗)シート見れば一発だと思うけど。
[ヤフオク走行距離不明・修復歴・冠水歴隠しの実態](http://www.geocities.jp/globalade/)
コレは極めて特殊な例だけど、例えば5年落ち走行距離6万kmと2万kmとでどっちが良いかと言われたら「現物を見ないと分からない」というのは間違いない。6万kmの方は過走行扱いで中古も安いと思うんだけど、長距離ドライブ中心だとそんなに心配しなくて良い。逆に2万kmの奴は「片道2kmの通勤に使ってた」とかのハードコンディションだとちょっとつらい。やっぱり見ないと分からんね。
仕事もガンガン進めております。今日も残業。いや今週もよく働いた。しかしコードが書いても書いても終わりが見えなくてキッツイです。
来週を乗り切ればGWなのだが、改めて考えてみたら予定がサッパリない、せいぜい「世間的に平日の日にドライブに行く」くらいか? ちなみに去年はx0xb0x作ってたらしい。寂しいのう。
退社後は一回街に出て、久々に「すみだ川」でロースカツ定食。あんまし写真の見栄えが良くないんだけど味は抜群なのです、相当時間をかけて揚げてるらしいけども全然油っこさが無い。衣はカラッと上がって、衣だけでおつまみに出来そうな位旨い。そして肉が凄い良いんですな。ここのロースカツ定食はちょっとお高いんだけど、肉が高いんだろうね多分。
ここも店主夫婦が高齢なので何時まで営業するのか。とりあえずはやってるうちには定期的に通って、閉店のときに「もっと行っておけば良かった」とか言わないようにしとこう。
その後はメロンブックスに寄ってちょっと買い物。目当てのモノがまだ入荷して無くてショボンと。さらにジュンク堂にも寄って本を探すも見つからず。ううむ。
そして歩いてユナイテッド・シネマ札幌まで移動。IMAX3Dで「READY PLAYER ONE」を見るのです。満員には遠いけど、中央のいい席はほとんど埋まっておりました。ちょっと久々に窮屈。
しかし「READY PLAYER ONE」って書くと「ああゲームスタート時に表示されるアレか」って気づくけど、邦題のカタカナだと意味わかんないよなあ。かと言って旨い邦題案も思いつかない。難しい。
んで鑑賞。…ちょっと期待のハードルを上げすぎた感が。んでもまあまあ面白かった。後半の巨大ロボ三つ巴のシーンとかは流石にジーンと来ますね。とにかくネタが過剰すぎて、初見だと多分仕込まれたネタの30%も気づけないと思う。まあそれが主題の映画じゃあないんですが。
あと今日の座席はすぐ近くに外人夫婦が居て(全体的に欧米人率は高かった気がする)、5分に一回くらい笑ってたので多分米国の映画館ではしょっちゅう沸いてるんだろうなーとは思った。不快ではねえです。
しかし冒頭から超有名なOB-Xaのリフで始まる曲が流れた時にはちょっとビックリした。え、そういう趣旨なの? と。とかく選曲のチョイスが全般的に80年代の洋楽。観客も試されてる感があるなあ。そいや筋肉少女帯の「サンフランシスコ」のシンセブラスはOB-XaをRoland S330でサンプリングした奴だっけか?(脱線
娯楽映画としてはいい映画です。なので頭空っぽにして鑑賞しましょう、変な所に突っ込んでも幸せにはなれん。ただ最後の「水晶の鍵」を取るための謎が安直すぎだろう。あれ詳しい人だったら一発で気づいちゃうぞ(気づいた人)…いやあの未来の世界では知ってる方がよっぽどレアケースか。
某週刊雑誌の映画評論に「こんなスピルバーグの趣味に付き合う気はない」とか書かれてたらしいですが、そういう意味ではすんごい昔のスピルバーグっぽい映画です。80年代の「シンドラーのリスト」を撮る前の感じ。
ただ「パシフィック・リム:アップライジング」とこの「READY PLAYER ONE」で日本サブカルチャーにトドメを、みたいな話もみたけど、この出来なら日本はまだまだ戦えるじゃんとは思った。そりゃCGの物量質感的には負けるけど、それ以外ならまだ負けない。
日本だとVRを取り入れた作品としては「ルサンチマン」「SAO」とかあるわけだけど、どれも先駆性がすげぇなあとか改めて思ったり。SAOは海外のVR開発者にも凄い影響を与えたっぽいしね。
ところで前にも書いた記憶があるけど、全身キャプチャ型のVRというと永井豪の「アイアンマッスル」が凄い先駆けだった感もあるけどどうなんでしょうか。操作方法はジャンボーグAみたいなもんだけど、こっちは巨大ロボに直接乗らない遠隔操作であり、なおかつ操縦系からのフィードバックが付いてるというのが特徴。今考えても先駆性は凄いんだけど、マイナー作品すぎてあんまし話題にならない。まあオレも連載当時一回しか読んでないんですが。
あと今どきのCG映画の質感がどうにもつらくなってきた、少しづつ良くはなってるけどどうも10年くらい質的には停滞してる感じがしてて、将来的に何らかのブレイクスルーが発生したときに一気に陳腐な表現になっちゃう気がしてる。今80年代の特撮を見るのがちょっとツライ感じみたいに。映画の24コマに合わせて極端なブラーをかけまくるのも良くない。
「それは今ドット絵を見るみたいな感じになるのでは?」という指摘もあったけど、今のCG映画ってどちらかと言うとPS時代の粗いテクスチャが歪みまくりのローポリに近いんじゃないのかな、ドット絵に相当するのはリアル特撮。多分意図的に戻る事も無さそう。
しかし「READY PLAYER ONE」、多分あらゆる元ネタを探す人は居ると思うんだけど、相当に大変と言うか気の毒になる作業だと思います。そのくらい濃かった。一方で「本来ならこのキャラだったんだろうなー」というのも透けて見えるんだけども。
あとは多分来週水曜に「グレイテスト・ショーマン」を見て映画強化期間終わる…終わるかな? GW中になんか見るかも。
帰宅した後はグッタリして軽くビデオ消化した後に寝ちゃう。いや今週はキツかった…。
本日のネタ。「ひそねとまそたん」キャラ原案とデザイナーの方の対談。色々と面白い。やっぱり作ってる現場が楽しそうだと作品に反映されるのかな、とか思ったりもして。
[「ひそねとまそたん」キャラ原案デザ対談! \- アキバ総研](https://akiba-souken.com/article/33785/)