2010年03月11日(木)の日常

目覚ましをブッチして起こされる。肉体的には十分な睡眠時間を取ってるはずなんだけど、精神的に眠れてない気分。仕事で色々ありましてなー、ここに書くネタじゃないから自重するけど。

仕事は「楽かつ確実に動かせるようにする」ネタを思いついたのでメールを投げてみる。この提案が通ればこっちはかなり精神的に楽になる…が、通らないとかなり地獄なので返事が返ってくるまで結構辛かったり。あと例の荷物は無事届いた模様。

その後は細かい仕事を適当にこなして定時で退社。最近忙しいんだか暇なんだか良く判らん。

帰宅後はちょっと時間が余ってる事もあって、前からやろうと思ってたATARI VCSとその他オークションに出そうと思ってる品物のブツ撮りを行う。手持ちのカメラがアレなんで兄貴からリコーのR8を借りてみる。

…えーといくら夜の室内照明付き室内とは言え、補助照明を思いっきり当ててるのにストロボ切るとシャッタースピードが1/5とか出るんですけどコレ…。動画撮影用のHD1010(レンズF値は最小1.8!)だと1/30は余裕で稼げるのだが、これ画角が狭すぎてブツ撮りに向かないんだよなぁ。ワイコン持ってるけど思いっきり歪むし。

などとTwitterでボヤいたら「前モデルのR6も暗いところに無茶苦茶弱かった」と言われた、曰く「室内撮りの機会が増えたら使い物にならない事に気づいて速攻買い換えた」とか。太陽光の下とかだと結構好みの絵が出るんだけどね…。これでは使い物にならん。仕方ないのでストロボを炊いて撮影。最近のコンデジは光学三倍ズームを載せながらレンズF値が最小2.0という屋外でも室内撮りもいける奴が出てきてるので新しいのが欲しい。

厳密に言うとややこしい事情があるちょっと古い借り物のデジ一眼(オリンパスE500)もあるんだけど、「返すあては無いけど結局は借り物」という負い目もあってレンズは標準のが一本だけしか無い。単焦点の明るいレンズを買えばいいんだろうけど、それだけでコンデジ買えちゃう値段だしな…。

最近はマイクロフォーサーズみたいなコンパクトなミラーレス一眼も出てきているけど、やっぱし撮影用素子でAFも兼用するのは速度的にかなり不利らしい。そうなったらコンデジとちゃんとした一眼を別に揃えるのがやっぱいいんじゃないかなーと。で、一眼なんてどうせ持てあますからコンデジだけでいいんと違うかと思考がスパイラル状態。どっちにしろ今年中には買おう。

んでATARI VCSについては別エントリで上げたのでどぞ、WordPressで写真のアップロード&サムネイル生成方法を忘れてたのでしばらく悩んだのはヒミツだ。ソフト毎のレビューは今更感もあるのでやりません。それ系のサイトで良い所は日本語でもあるのでそちらを参照。

あとは積みビデオを崩したり。AT-Xで放送してた東鳩(最初の奴ね)がついに最終話だったのだが、演出面がもの凄く絶妙で良かった。あの間の取り方とか凄い。あと下請けが京アニで今でも見る名前があったような…。

積みビデオを消化した辺りで就寝。明日からいよいよF1開幕かー、全然実感ないな。

[ゲーム機]ATARI VCS (CX2600)

ちょっと報告が遅れましたが、色々あってかねてから念願のATARI VCSを買ってしまいましたよ。しかも初期型6スイッチ。

ATARI VCS 正面見た目に関しては歴代ゲーム機の中でもトップクラスの格好良さだと思う。


ATARI VCS 背面背面はこんな感じ、中央はACアダプタ用のコネクタ。


ATARI VCS ACアダプタACアダプタのコネクタは今時と違ってただのピンジャックでちょっと恐い。


モノは「[frog port](http://www.frog-port.com/ “frog port:ゲームと雑貨のお店”)」さんから買った奴で、RF出力からビデオ出力+オーディオ出力(モノラル)に改造されております。今回色々とお世話になりました。本国のRF使用だと使用周波数帯域が違うので日本のアナログチューナーじゃ映らないのだ。

ビデオ出力への改造方法はググれば結構出てくるんだけど意外にめんどくさい(少なくとも初代ファミコンよりは遙かにメンドイ)、クリーニング済み・動作保証付き・改造済みの本体をこの価格で出してるから個人的にはかなり良心的かと思いますよ。海外のオークションだと確かに安いんだけど、程度の良い奴に当たるかどうかはかなり賭けだしね。

購入品は「本体+純正ジョイスティック+純正ACアダプタ+ソフト三本)だったんだけど、オマケに色んなイベントがあったためソフトやら周辺機器がやたら増えてます。詳細はヒミツ。

ATARI VCS ジョイスティック類ジョイスティック類。純正パドルは一本のコネクタに二個付くのだが1P側と2P側が見た目で区別付かない…。


ATARI VCS ソフト類ソフト類、1本ダブり。全部裸でマニュアルも無し。


奥に二本あるのが社外品のWICO製スティック。これは今回とはあんまし関係無いのだが一応VCSでも使えると言う事で。内部スイッチがマイクロスイッチじゃなくてリーフスイッチなのがポイント。

「今更こんなん買ってどうするんだ」という声もあるだろうが、このVCS、ソフトの質は本当にピンキリなのである。んでこの手のクラシックゲームネタをやってると「一度は本物を体験しろ」と、じゃあ買うしかあるまいと。そういう流れ。

VCSのパチモンこと「TV BOY」で結構VCSのゲームって今でも遊べるのがあるのは判っていたのだが…、それでも本物は違った。

具体的に言うと操作系がヤバイ。

例の純正ジョイスティックは机に置いて左手でホールド、右手でスティックを握る。または土台そのものを左手で持って右手でスティックを握るという代物だが、なんというか操作の直結感が半端無い。パッドとは全然違うし、いわゆるゲーセンとかのスティック+ボール式レバーとも全然違う。

脳の神経がゲームに直接繋がった感じすらする。

これはパドルになるとより顕著で(アナログだしね)、VCSの最高傑作に推す人も多い「KABOOM!」などではもう脊髄反射だけでゲームをやっているような気分になれる。

ここまでの一体感はパッド操作のTV BOYじゃ判らなかった事で、何事も経験であると思った。ゲームの作り的にも「動かして生理的に気持ちいいか」を最優先している感がある。その一方でゲームバランスがおざなりになってるのも多いのも事実だが、なんとなく「洋ゲー」の根源を見たような気すらした。

その代わりなんかゲーム後の疲労感が半端無いんですが…。なんだろうねこの感覚。

ちなみにWICOのスティックだが、こっちは「リーフスイッチはいいよー」と某所で吹き込まれたためつい購入してしまったモノ。安かったんだけど送料の方が遙かに高かった。状態は結構良いです。なんで二個買ったかと言うと「いわゆるツインスティックゲームを遊びたかった」と、レバーの先端にボタン付いてるからアサルトとか遊べます。

リーフスイッチってのは要するに板バネそのものが接点になってるスイッチで、今のマイクロスイッチもタクトスイッチを板バネで押してるから似たようなもんかと思いきや、こっちはマイクロスイッチのような「カチカチ感」が全く無い、そりゃそうだな。

その代わり、なんというかアナログスティックみたいな微妙な滑らかさがある。耐久性では圧倒的にマイクロスイッチの方が上なのですぐ廃れたリーフスイッチだが、未だに愛好者は多いようで…。

ちなみに二個買ったら一個が足が吸盤になってるタイプでありました(写真だと左側)。コイツが中々強力で実にいい。出来れば二個両方共に吸盤式だったらツインスティックの土台に悩む事も無かったのだが…。

こいつはそのうちPSのコントローラ辺りを乗っ取ってPS2で遊べるようにする予定、USBコンバータもあるのでPCにも繋げられる予定。その前に材料だけは揃ってるパドルコントローラも作りたいんだけどね…。