2005/05/10の日常

### つれづれと

目覚ましで起床して朝飯+ウゴルー。9時過ぎに家を出て面接に行く。

面接の後はヨドバシに寄ってちょっと軽く買い物。その後帰宅。疲れたので今日は勉強無し(汗)

ところでまた邦人がイラクで捕まった訳だが、TVで弟さんが「皆さんにご心配とご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません」という会見をやってるのを見てすげぇ悲しくなった。

「ご迷惑」とか「申し訳無い」とか言わないでくれよ。少なくともオレはちっともあなた方を責めるつもりはないし、むしろ「無事に帰ってきてくれ」と一緒に心配しているのだ。今までの経緯のせいでそう言わざるを得ない空気があるのは理解している、だからこそ悲しい。一体この国はどうしちまったのか。


### 新型リブレット

ヨドバシで触ってきたけど、あまりにポインティングデバイスが使いづらくて閉口、いや慣れるのかも知れんがせめてもうちょっとポッチが出っ張ってないと辛い。

ちなみに個人的にはタッチパッド派、否定派も多いけど「両指をホームポジションに置きながら片手の親指一個でクリックからドラッグ&ドロップまで全て可能」なデバイスはアレしか無いのだ、タッチパッドそのものの良し悪しはあるけど慣れれば最強かと思う。

しかし…やっぱ高すぎだよね>リブレット。あれでドック別で実売15万位ならなぁ。


### PSPで自作ゲーム動作キター!(MobileHackerz – [ウェアラブル奮闘日記])

うぉ、これからの展開次第ではPSP買うかも。欲しいソフトが未だに一本も無いけど。

とか思ってたら


### SCEI、PSPのファームウェア1.51を近日公開-セキュリティ上の脆弱性に対応 (AV Watch)

むー、ひょっとして早速メーカー対策が入ってしまう? 微妙だなぁ。ソニーはこういうの嫌がるメーカーだしねぇ…。

[お仕事]面接ダブルヘッダー

午前と午後とでダブルヘッダー面接、しかも後で気付いたが同じグループ企業のため面接場所が同じという非常にマヌケな事態。とりあえずまずは午前中の面接にチャレンジ。

グループ企業の窓口でビルのフロアの半分程を使っているオフィスはまぁ見た目は普通、若い人が多いのかスーツがほぼ全員黒系というのがなんか馴染めず。

受付で用件を告げるとパーティションで区切られた四人がけの会議ブースに通される、会話丸聞こえかよ…。ちょっと待つと恐らくは先日自宅に直接電話した方と思われる女性が来たので挨拶、思ったより若い。履歴書等の書類を渡して、軽くアンケートを取らされる。アンケートの内容はほとんど履歴書と職務経歴書に書いたのと同じ、まぁ確認用ですか。

15分ほどしてほぼ記入完了と同時に女性が戻って来たので面接開始。よくある「ぽつんと椅子に座らされて机越しの面接官と話す」形式じゃないのでほとんど緊張はなし。話は提出書類の確認とこちらの転職動機など、この辺りは嘘付いても仕方ないし、妥協して今より待遇悪くなったら意味無いので思った通りの事をズバズバ言わせて貰う。「復職」という保険があるってのは有りがたいねぇ…。

それにしてもあちこちで「この職務経歴でこの年収は少ない」とか言われるんだが、やっぱりそうなのか? 単なる太鼓持ち? 気にはなるけど、正直「年収が少ない」ってのは全く転職動機ではないので忘れておこう、流石にこれ以上減ったら(注:昨年度付けで固定年収制になったので事実上それ以前より一割ほど削減になってる、休職期間中は残業無しなので逆に助かってるけど)泣くけど。ちなみに同時に「上司が嫌」なのも事実だけどコレも転職の動機ではない、どこに行ってもバカ上司は居るもんだと思うぞ。

最後に「メールで規定書類を送るので、それに記入して下さい。その後追って連絡します」という事で小一時間ほどで終了。思ったよりは気楽であった。

その後は時間が余ったので紀伊国屋を色々と見回ったり、「絶望に効くクスリ」で知った「失敗学会」の会長こと畑村氏の著書「失敗学のすすめ」が文庫化されてたので買っておく。これからしばらくJRで街に通う事が多くなると思うのでその暇つぶし用。

日本は失敗をもっと肯定的に捉えるべきだよな。かの故本田宗一郎氏も「同じ奴が二人いたら、オレは失敗した事のある奴を選ぶ」なんて言ってたし。

失敗学のすすめ
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杵屋で昼飯食って適当に暇つぶし、午後の面接時間が近くなったので再度同じビルに戻る。しかし諸事情で時間ちょっと過ぎで受付に、なんでエレベータがあんなに遅いんだあそこは。

午前と同じ受け付けの人が出てきたら気まずいかとも思ったが幸い違う人が出てきた。んで面接官の方はすでに到着済み、ありゃマズいねコレは(汗)

こちらは事前にメールで対応した方が面接官、面接場所は場所が違うだけで同じようにパーティション区切りの四人がけ会議ブース。なんかメール慣れしているようなので若い人かと思ったが、思いっきり年配の人なのでちょっと驚いた。同時にちょっと恐縮したり。

履歴書他を提出していきなり面接開始。色々と話し込む。どっちかというと「今のソフトウェア事業には問題あるよねぇ」という世間話寄りだった気がする(汗) というか午前に続いて面接している感じ全然せず。

こちらも小一時間ほどで終了、一週間ほどで折り返し回答があるとの事で失礼する。

で、帰り際にビル内で「失業保険の受給受付」なんてのをやってるのを偶然見たのだが、これが部屋に入りきらないほどの大行列で正直ビックリした。失業率やっぱ高いのね…、あんましジロジロ見るのもアレなんでほとんど見てないけど、パッと見は20代女性が多かった気がする。

帰宅してメールチェックすると午前中に面接した所から例のメールが届いていたので、さっそく規定シートに記入して面接のお礼状を兼ねて返信、ついでに午後に面接を受けたところにも一応お礼状を送信。しかしこの歳になるまで「面接のお礼状」なんて風習を知りませんでしたよオレ、何事も勉強ですな…。

[小説]お兄ちゃんはプログラマ

以前ネタにした奴。紀伊国屋を巡回してたら実物がコンピュータ関連コーナーにあったので軽く立ち読みしてみる。

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…前回はバカにしてスマン、意外に内容はコアの部分が真面目で面白いよコレ。名目上はライトノベル風だが実際はフィクションで業界内の暴露を小説形式でやってる本というのが正しい。

ただ本当に業界の悪い部分をきっちり書いてたりするので(度重なる仕様変更とか追い詰められるプログラマとか)、他業種の人は面白いかも知れんが同業種の人は泣けるかも、いろんな意味で。

きちんと読みたかったのだが、ちょっと薄い割に高いのでスルー。せめて800円前後ならねぇ…。SE/SI/PG業界の暗黒面を気軽に見たい人にはいいかも。あとそれ系の職種志望の人とかな。

しかしコンピュータ関連の所に「同人誌印刷のノウハウ本」とか置くのヤメレ>紀伊国屋。まぁソレ系でちゃんと一角のコーナーがあるからまだいいけど。