午前と午後とでダブルヘッダー面接、しかも後で気付いたが同じグループ企業のため面接場所が同じという非常にマヌケな事態。とりあえずまずは午前中の面接にチャレンジ。
グループ企業の窓口でビルのフロアの半分程を使っているオフィスはまぁ見た目は普通、若い人が多いのかスーツがほぼ全員黒系というのがなんか馴染めず。
受付で用件を告げるとパーティションで区切られた四人がけの会議ブースに通される、会話丸聞こえかよ…。ちょっと待つと恐らくは先日自宅に直接電話した方と思われる女性が来たので挨拶、思ったより若い。履歴書等の書類を渡して、軽くアンケートを取らされる。アンケートの内容はほとんど履歴書と職務経歴書に書いたのと同じ、まぁ確認用ですか。
15分ほどしてほぼ記入完了と同時に女性が戻って来たので面接開始。よくある「ぽつんと椅子に座らされて机越しの面接官と話す」形式じゃないのでほとんど緊張はなし。話は提出書類の確認とこちらの転職動機など、この辺りは嘘付いても仕方ないし、妥協して今より待遇悪くなったら意味無いので思った通りの事をズバズバ言わせて貰う。「復職」という保険があるってのは有りがたいねぇ…。
それにしてもあちこちで「この職務経歴でこの年収は少ない」とか言われるんだが、やっぱりそうなのか? 単なる太鼓持ち? 気にはなるけど、正直「年収が少ない」ってのは全く転職動機ではないので忘れておこう、流石にこれ以上減ったら(注:昨年度付けで固定年収制になったので事実上それ以前より一割ほど削減になってる、休職期間中は残業無しなので逆に助かってるけど)泣くけど。ちなみに同時に「上司が嫌」なのも事実だけどコレも転職の動機ではない、どこに行ってもバカ上司は居るもんだと思うぞ。
最後に「メールで規定書類を送るので、それに記入して下さい。その後追って連絡します」という事で小一時間ほどで終了。思ったよりは気楽であった。
その後は時間が余ったので紀伊国屋を色々と見回ったり、「絶望に効くクスリ」で知った「失敗学会」の会長こと畑村氏の著書「失敗学のすすめ」が文庫化されてたので買っておく。これからしばらくJRで街に通う事が多くなると思うのでその暇つぶし用。
日本は失敗をもっと肯定的に捉えるべきだよな。かの故本田宗一郎氏も「同じ奴が二人いたら、オレは失敗した事のある奴を選ぶ」なんて言ってたし。
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杵屋で昼飯食って適当に暇つぶし、午後の面接時間が近くなったので再度同じビルに戻る。しかし諸事情で時間ちょっと過ぎで受付に、なんでエレベータがあんなに遅いんだあそこは。
午前と同じ受け付けの人が出てきたら気まずいかとも思ったが幸い違う人が出てきた。んで面接官の方はすでに到着済み、ありゃマズいねコレは(汗)
こちらは事前にメールで対応した方が面接官、面接場所は場所が違うだけで同じようにパーティション区切りの四人がけ会議ブース。なんかメール慣れしているようなので若い人かと思ったが、思いっきり年配の人なのでちょっと驚いた。同時にちょっと恐縮したり。
履歴書他を提出していきなり面接開始。色々と話し込む。どっちかというと「今のソフトウェア事業には問題あるよねぇ」という世間話寄りだった気がする(汗) というか午前に続いて面接している感じ全然せず。
こちらも小一時間ほどで終了、一週間ほどで折り返し回答があるとの事で失礼する。
で、帰り際にビル内で「失業保険の受給受付」なんてのをやってるのを偶然見たのだが、これが部屋に入りきらないほどの大行列で正直ビックリした。失業率やっぱ高いのね…、あんましジロジロ見るのもアレなんでほとんど見てないけど、パッと見は20代女性が多かった気がする。
帰宅してメールチェックすると午前中に面接した所から例のメールが届いていたので、さっそく規定シートに記入して面接のお礼状を兼ねて返信、ついでに午後に面接を受けたところにも一応お礼状を送信。しかしこの歳になるまで「面接のお礼状」なんて風習を知りませんでしたよオレ、何事も勉強ですな…。