2006/12/10(日)の日常

10時頃目が覚める。正直もっと寝ていたいが朝メシが出来てるって事なので起床。

暇が出来たのでちょいビデオ消化。外は猛吹雪状態で出かける気分になれない。

15時頃に重い腰を上げてようやく兄貴と共々吹雪の中出かける、あぁクルマ埋まってる…、つーか巨大な氷の塊がクルマの前に放置されとるんですけど。降ったり融けたりしている状況で放置しっぱなしはやっぱり後が面倒くさいな(汗) ボディに氷が貼り付きまくりだし、ガラスと灯火類周りだけ綺麗にして出発。

完全な凍結路面をGDBで走るのは実は初めてだったりするのだが、やっぱ冬道はMTの方が色々楽。DCCDをロック気味に固定してみたら交差点をゆっくり曲がるのにもアンダー気味の挙動が出て面白い、よっぽど滑る状況でも無い限りDCCDオートで十分かも。

しかしエンジンが温まるにつれてボンネットに貼りついた氷が剥がれて、10cm四方位の氷板になってフロントガラスに飛んでくる罠(汗) 慣れないとちょっと怖いぞ。

凍結路面を走る事自体は全然不安も無いしむしろ面白い位なんだが(ぉぃ、周りのクルマが予想しない動きをするのでそっちの方がずっと怖い。こっちは法定速度内(大体道路の流れがそんなもん)ならゆっくり確実に制動かければ全く何も起こらない分ストレス溜まりまくり。

目的のおもちゃ屋にようやく到着、Wiiゲットー! っつーてもこれは兄貴の分だが、オレの分は思案中。品薄のD端子ケーブルが売り切れてたが、帰り際にうちから歩いて10分のGEOに行ったら新品が一個売ってたのでこれも確保。てか子供が親にGCの中古を買って貰ってたのだが、正直うちに一台余ってるんですけど…。つーかWii買ったらほぼ完全互換だから(ブロードバンドアダプターとGBAプレイヤーは使えなくなる)、GC余るんだよなー。GCは妙に場所を取るのでWiiとリプレースしちゃいたい気分もある。

帰ってきたらちょうど駐車場に除雪が入っててナイス状態。慣れない状態で運転したもんだから疲労度激しくて晩飯までちょっと寝ちゃう。晩飯&風呂の後はいい加減カオスになってきたファイルの整理。…本当に消せないファイルだけ残して、後は全部見なかったことにして削除した方がいい気がしてきた(汗

あと1280x720pでのエンコ実験、とりあえず同じ程度の画質ならエンコ時間はXvid>x264>>>WMVてな感じで。AviUtlでもエンコーダがマルチスレッドに対応してなおかつエンコード処理が重ければマルチコアでもCPU負荷はそこそこ上がるようだ、Xvidとかだとエンコーダよりフィルタが遅いのであんまし負荷上がらんのだね多分。やっぱAviSynth+VirtualDubModに手を出すしか無いか? 現状一番重いWMVでも実時間の10倍かからないからまだ我慢できる範囲だが。

なんか風呂上りに首が猛烈に痛い。明日の朝までに回復してりゃいいけど

[ゲーム]Wii+おどるメイドインワリオ

っつー訳で兄貴がWii買ったですよ、ソフトはゼルダ+ワリオ。やたら評判の良い「Wiiスポーツ」や「ガンダム・スカッドハンマーズ」も気にはなっているのだが、まぁとりあえずは様子見という事で。

まずは兄貴の部屋のTV(26インチ液晶)にセットアップ。D端子は後日繋ぐという事でとりあえずコンボジットで繋いでみたが、SD画質という事もあって別にコレでも問題無い様な気が…。つーかSFCからGCまで続いた任天堂伝統のAVケーブル端子が変わっちゃったのは痛い、今オレの部屋で使ってる奴なんてSFC初期の頃に買ったS端子だぞ(GCはD端子も接続してる、この専用ケーブルがまたバカ高くて…)、最近の任天堂はこういう所がどうも気に入らない。実際今回のD端子ケーブルもバカ高いしさ。

ゼルダは後回し、てことでまずはメニュー周りでリモコン体験。リモコンは思ったより重くて、肘をどこかに乗せるような使い方をしないと長時間プレイはちょっと辛いかも。ただ震動+スピーカーがあるってのは効果絶大で、特にメニュー周りでカーソルがアイコンの上を通過する際に軽く震動するのは流石だと思った。

やっぱりポインティング方式は相対式で、基本的にセンサーバーに近づくほどリモコンの感度がシビアになる(=検出範囲が狭くなる)、精度は気になるほどでは無いがあまり高くない。反応遅れはあるけどジャイロにしろ加速度にしろ「判定の閾値」をどこにするかで大分変わってくる、これは物理的な問題なのでその辺りはソフトの作り手次第だろう。ジャイロ+加速度センサのサンプリングレートが上がれば精度向上はするが、敏感に反応しやすくなるだけで根本的な解決は望めないし。

ただそれらの欠点を差し引いてもリモコンの操作感覚は新鮮だ。テクノロジー的には既存のモノを組み合わせただけなのだが、従来のカーソル+ボタンという構成からすると物凄く敷居が下がった感じがする。むしろメニュー画面とかで「すすむ」「もどる」ボタンがあるという事が逆に足枷になってる気すら。マウスジェスチャみたいな奴を任天堂公式で早めに定義した方が良いのでは無かろうか。

「ワリオ」はちょっとだけプレイ、タイトル画面でワリオのヒゲが引っ張れる小技に感心し、OPムービーの馬鹿馬鹿しさにいい意味で感動し、「作法」の無茶苦茶怪しいカタコト日本語音声で爆笑し(アレはズルイ)、プレイすればやっぱりワリオである。「作法」の指示が入る分ちょっとテンポが悪くなってる気がするが、直感的にリモコンをあらゆる方法で操作する事を要求する、ってのはWiiのロンチとしては上出来では無かろうか。作りも丁寧だし。ただ「ワリオ」シリーズ未体験の人にはあまり評価高くないっぽい。考えてみればパーティゲーム要素皆無だしなぁコレ。

リモコンをPC用デバイスとして動かす解析も着々と進んでいて、センサーバーの位置情報が取れればマウス並には扱えそうではある。ただ精度良くないのでウィンドウ閉じるのも苦労しそうだが。そんな訳でそのうちヨドバシとかで本体が売ってたらオレも買っちゃうかも、その時は「ガンダム・スカッドハンマーズ」も買おう。

[映像]硫黄島関連ドキュメンタリー

ちょっと前にヒストリーチャンネルでやってた硫黄島関連のドキュメンタリー番組をようやく見る。30分の例の映画宣伝番組+昔作られた日米共同制作の1時間半のドキュメンタリーの二本立て、ドキュメンタリーの類は流し見が出来ないのがちょっと辛い。

例の映画はやっぱり米国側は「硫黄島の星条旗(ジェイムズ ブラッドリー)」、日本側は「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道(梯 久美子)」をベースにしてるようだ。あくまで人間中心と考える辺りクリント・イーストウッドっぽいと言えばっぽい。こういう視点はあってもいいけど、それだけに偏るのもどうかとは思う。

日米共同制作(日本側は東北新社)のドキュメンタリーだが、コレが予想外に良かった。どうも昭和60年の米軍上陸40周年に硫黄島で行われた「名誉の再会」に合わせて製作されたものらしく、ジョン・ブラッドリー氏(本を書いた息子じゃなくて、実際に例の星条旗を掲げた父親の方)がまだ健在で短いながらインタビューに答えてたり、栗林忠道氏の手紙によく出てくる太郎氏やたか子氏もインタビューに答えてたりして興味深い。内容も日本・米国両方の視点からバランス良く見せてたりして(当時のフィルムも日米両方で多数収録)、下手にヒューマニズムを全面に押し出していない辺り、映画よりよっぽど公正に見られるんじゃないか、とか思ってしまったり。いや映画を予告編しか見て無い奴が言うのもナニだが。

ちなみにこのドキュメンタリー、「硫黄島」を日本側は登場している人物はもちろんナレーターも一貫して「いおうとう」と呼んでおり(それで当たり前なんだが)、米国側音声(字幕入り)は「イオージマ」になってた。一体何時から日本でも「いおうじま」と呼ぶのが一般的になったんだろうか。