2012年01月02日(月)の日常

9時半頃に叩き起こされる。なんかすげー眠い…。

今朝もおせち&お餅を堪能して、午前中はダラダラと。暇なので昨日届いた部品で例のデジアンを電池駆動させる。っつーても電池ボックスがBスナップ端子(006P電池のアレ)なので、別に買ったBスナップ端子ケーブルに電源プラグをハンダ付けするだけ。という訳で今年初のハンダ作業終了。

んでエネループ8本突っ込んで電圧測定…、って10.6V出てるよ。って事は一本辺り1.325Vか(エネループ自体は1.2V表記)、意外に出てるなー。例のデジアンに突っ込むとちゃんと鳴った。うはは電池駆動でこのパワー凄いw んでも音はフラット寄りになってちょっと大人しい? クセはあるけど16V4AのACアダプタの方が面白いかも。しばらくコレで聴いてみよう。

さらにOPアンプを交換してみる。しかし周りに電解コンが密集してて妙に交換しづらいな、DIPソケットが板バネなのはまぁ仕方がないよね。交換用OPアンプはここのblogを参考に「NJM2068D」「NJM2082D」「OP275」辺りを購入済み。

[メモ帳:Stereo (ステレオ) 2012年 1月号 (その7) – livedoor Blog(ブログ)](http://blog.livedoor.jp/r_ten/archives/51823680.html “メモ帳:Stereo (ステレオ) 2012年 1月号 (その7) – livedoor Blog(ブログ)”)

おぉ交換すると結構音質変わるねー。少なくとも「ケーブル変えたら音が変わった!」みたいなレベルではなくてガッツリと変わる。個人的な感想は…えー参照元blogほぼまんまです(汗) 多分文章で先入観あるな。「NJM2068D」はとてもバランスが良い、「NJM2082D」はオケとかに向くふくよかな感じ(でもスピード感落ちる」、んで「OP275」はかなりガッツリ来る、すっごい元気だけどバランス良い。

正直ソースによって向き不向きが変わると思うので、ここら辺は好みで決めちゃって良いと思うです。んでハービー・ハンコックの「カメレオン」を聴いたら「OP275」が抜群のマッチングを見せました、ボーカル曲も生弦も不満の無いレベルでバッチリ鳴る。という事でこいつに決定。300円で一番高いしw

で、電池駆動+OP275で聴いてたら正直今まで使ってたアンプの音質を凌駕してしまった。聴き慣れてる音源なのに「こんな音鳴ってる!」とか発見があるレベルで(汗) どうしよう本気でLuxmanのスピーカーセレクタ欲しくなってきた、コレでアンプ切り替えすれば色々幸せになれる気が…。

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とりあえず後はダイソーケースにでも突っ込もうかと。電解コン貼り替えも考えたけど、同容量だと大抵オリジナルよりでかくなっちゃって実装に無理が出るとか、鉛フリーハンダ使ってるので結構交換に難儀とか色々あるみたい。メーカーの試作機も同じ電解コン使ってる気がするので、しばらくはコレでいいのかも。

そんな訳でしばらく音楽聴きまくり、小腹が減ったので近くのマクドで昼飯買ってきたり。車が埋まってるから早めに堀り出さないと。

昼飯の後は、大晦日に買ってきた両面スリットな不織布ケースとCDケースを埋めるべく格闘。不織布ケースはエレコムの奴を買ったのだが、コレCDジャケットと同じサイズなので、CDケース裏側のライナーがそのまま刺せて良い感じ。ガツガツCDとライナーを刺す。

…って100枚分は流石に疲れる。CDケースに入れてみたら割と余裕。CDにインスト物が多いので(大体八割位?)ライナーは薄めが多いんだけど、コレでCD100枚+ライナーの厚さが大体320mm位。おぉ無印のケースは奥行き360mmだから100枚余裕じゃん。

この状態で見てみると、ジャケットから目的のCDがサクっと見つかるので視認性がかなり高い。並び替えも「そこに置くだけ」なので自由自在。最初っからコレにしておけば良かった。という訳で不織布ケースとCDケースを買い込まないと。

その前にあちこちのCDファイルに突っ込んでる音楽CDをまとめてみたら、新品で買ったCDだけでも72枚収納可能なケースが三個一杯になった。さらにベッドの下に「リッピングしただけでケースに入れたまんまのCD」が50枚以上あるはず。という事はあと300枚位は整理せねばならんのか…(汗

不織布ケースは収納状態としては決して良くないことも言っておこう。本当は普通のプラケースが一番。最近はスリムケースもあるのでそっちにまとめるのが一番なんだろうけど、スリムケースも数あるとバカにならんからねー。とりあえずCD-Rが「何時読めなくなるか分からない」レベルの状態が多いので、そっちを早々にHDDにリッピングして全部捨ててしまう予定。

夜はWOWOWでナベサダのライブを見たり、新年早々巨神ゴーグを見たり、2日から普通に放送するなよAT-X、しかも人死にまくり回。今時のアニメよりよっぽど人死んでるなー。でも面白いよゴーグ。

あとは「らきすた」も何故か週一で始まったのでゆるゆると見る。これはもうどうでもいいBGV代わりに流して見るのが正解だろう。しっかし今見るとこなたの声に違和感を感じる…気がする。

そんな事をTweetしてたら面白いネタを教えてもらった。

[らき☆すた:CDレビュー|Lantis web site](http://www.lantis.jp/luckystar/ “らき☆すた:CDレビュー|Lantis web site”)

なんだこの神前 暁氏のやたらマニアックな解説(汗) 「ラリー・グラハム的なスラップベース」とか「Tower of Powerなど往年のファンクが好きな方にも是非ともオススメしたい」とか分かる奴がどんだけ居るのかw

いや実際「らっきーちゃんねる」のBGMとか凄い好きですけどね…。

なんか今日は昼間から無性に眠いのでとっとと就寝。明日は外に出たいなー。

[ベクタースキャン]VectorVGA Tempestを動かしてみた

12月に届いたVectorVGA Tempestをようやく動かしてみた。いや本当は「大晦日だから久々にベクタースキャン配信するか」→「このままVectorVGA繋げれば実験出来るんじゃね?」という話なんだが。

[.:: VectorVGA ::.](http://vectorvga.com/ “.:: VectorVGA ::.”)

という訳でVectorVGAにベクター基板からの映像出力(電源もここから取る)を突っ込んで、出力はSVGA(800x600pixel)のミニD-SUB15ピンなのでサブモニタ(RDT232WM-Z)に繋いでみる。

まずは「TEMPEST」で試す、んで電源ON。最初はVectorVGAのスタートアップ画面が出るのね。ここでディップスイッチの設定が確認出来る。ちなみにPincushion補正(後述)のON/OFFも出来たりする。デフォだとWG6100モードなのだな。

んで製品名からして当然「TEMPEST」は普通に映る。動かしてみると若干の遅延。あ、モニタのスルーモードを設定するのを忘れてた。スルーモードONにしたらかなり遅延は抑えられた。でもベクタースキャンモニタに比べたら若干遅延してるみたい。一画面分バッファリングして描画してるせいかなー。

「ラスタで映したらエミュと変わらないんじゃないの?」という疑問があるかも知れないが、ベクタースキャンの描画って結構揺れるので、その辺りが全然違う。ただベクタースキャンの特徴である「超高輝度」は全然再現出来てない感じ。青色の出方もエミュ同様に実機より暗い、後で調べたらDIPでCRT/LCD用にガンマ補正切り替えが出来る事に気づいた(汗) んでも大差なさそうだなー。

さらにSC-500N1/DVIでキャプチャしてみる。

[マイコンソフト株式会社](http://www.micomsoft.co.jp/sc-500n1.htm “マイコンソフト株式会社”)

…って映らない(汗) 単なるアナログRGBのSVGA出力だから大丈夫だと思ったんだけどなー。正直こいつでキャプチャするのがメインだと思ってたのでちょっと悲しい。今後のドライババージョンアップで映るようになったらいいなーと。

そんな訳で「実際どう映ってるか?」に関しては画が上げられなくてつまらない事に。一回XPC-4に食わせてやれば行けたりするのかな、いやXPC-4持ってませんが。欲しいけど高いんだよねー。

で、この製品はATARIのカラーベクター作品のうち「STAR WARS」及び「Major Havoc」には対応を明記していない。この辺りが気になったので試してみる。まずは「Major Havoc」から。

…最初の認識で失敗することもあるけど、普通に映るなー。ただ画面の映り方が本当にエミュみたい。自機の細かいポーズのニュアンスとかは何故かこっちで映した方が気持ち滑らかに感じるのはなぜだろう。

ここで先ほどのPincushion補正について説明すると、初期型カラーベクターモニタの「WG6100」だと図形描画で樽型に歪むので、基板にもそれに合わせた乗算器ICを取り付けてあるのね。んで後期型カラーベクターモニタの「Amplifone」だと樽型歪みは出ない。なので「STAR WARS」と「Major Havoc」では例の補正用乗算器ICが載ってない。

んで「Major Havoc」はTEMPEST他の筐体用にコンバージョン版が出てて、うちの基板もそれなのだが、これはコネクタ変換を兼ねるコンバージョン基板上に補正用乗算器載ってるのね。でもうちはこのコンバージョン基板を使ってない。

という訳で「Major Havoc」をVectorVGAのPincushion補正をONにしたままコンバージョン基板無しで繋げると見事に逆樽型に歪んでおります。しかしこの機能のON/OFFが付いてるって事は「STAR WARS」と「Major Havoc」もネイティブ対応させようとしてるって事じゃないのかな、と思ったら「Quantumの時は補正OFFにしろ」とか書いてある。いや「Quantum」はデフォでAmplifoneモニタなんだけど、補正用乗算器載ってるからそれ違う…、謎。

続いて「STAR WARS」も試す。これは基板に直でWG6100に繋げてる筐体が結構多いんだけど、例のPincushion補正は無視してるのね。無視しても特に目視上にあんまし支障ないから。

んで試してみたら映った。んでもやっぱりエミュ臭い表示…というかエミュより平坦な画に見える(汗) 例えばデモアトラクトのゲーム説明画面がどんどんフェードアウトする所とかほとんど分かんないし、ゲームを開始したらベクタースキャンモニタだと敵弾が輝度高くて「白くてもの凄くピカピカしたもの」に見えるんだけど、輝度差が出ないもんだから凄い平坦。ベクタースキャンモニタだと敵弾の明るさで距離が分かるけど、VectorVGAだと全然分からないので難易度が上がる始末。

さらに気になってた「デス・スター爆破シーン」を見る。…うわ描画間に合ってないw どんどん描画がずれていく、さらにVectorVGAのステータスランプもオレンジになって苦しそうだし。んでも一応映るのね。すごいすごい。

という訳で、結論としては下記の通り。

– 一応対応リスト以外の「STAR WARS」と「Major Havoc」も映る、けど本当に大丈夫かどうかは不明
– SC-500N1/DVIでのキャプチャは現状不可
– 明らかに遅延あり
– 色の再現性もMAMEとかのエミュとあんまし変わらない
– 輝度の再現性が低いのでエミュより画がのっぺりしてる
– オリジナルにある微妙な線の揺れはちゃんと再現出来てる
– 「ベクタースキャンモニタを諦めてこれでゲームを遊ぶ」という要求にはオススメしない、エミュの方がマシ

「良い所あんましないじゃん」という気もするだろうが、個人的にはコレ「基板の修理・チェック用」に購入したので問題無し。ベクター基板の故障や修理で何が怖いかってモニタ焼けだしね。現に今ジャンクで放置してる「SPACE DUEL」とかモニタ焼けが怖くて修理を放棄しちゃったし。

そんな訳で普通の人にはオススメしないが、オレみたいに「基板の修理に使いたい」という稀有なニーズにはぴったり! ちなみに業務は毎週月曜日しかやってないっぽいので非常に時間かかる&妙に送料が高いので、代行経由で購入した方がいいかも。