[ゲーム][ネタバレ]「シュタインズ・ゲート」をプレイして「ら~じPONPON」を思い出したのはオレだけで良い

はいはいタイトルはネタですよネタ、ちゃんと書いてるけどね。

んで「シュタインズ・ゲート」です、最初はあんまし興味が無かった&体験版の冒頭があまりにアレだったため敬遠してたのだが、ネット上の口コミがあんまし凄い&数量限定版の再版がタイミングよくかかってしまったのでついつい買ってしまった。

結局二週間ほどでオールコンプ完了(ボイス全部聞いてプレイ時間50時間位)。この手のゲームで最後まできちんとクリアしたのって「ひまわり」以来かなー。あれはボイス無しのくせに長かった…。

Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)(通常版)
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結論から言えば「世間で言われてるほど神ゲーとは思えなかったけど、傑作ではあった」という所か。ちなみに個人的には「街」なんかもシステムは面白いけど一部シナリオ以外は今ひとつだと思ってる人である、念のため。

絵はモノ凄いクセがあるんだけど、個人的には慣れてくると非常に個性的で好印象。瞳の描き方がもの凄く独特なんだよなー、あと声優の演技も素晴らしい。モモーイこういう役やらせると上手すぎ(汗

まず「厨二病」というキーワードの意味する事を理解しているんなら、このゲームはきちんと楽しめるだろう。そうでない、いわゆる「2ちゃん語」が判らないと色々キッツイかも知れない。ちゃんと説明は入るんだろうけど、全部が全部に入る訳じゃないし。いわゆる「VIP系まとめスレ」を(ネタにもよるだろうが)抵抗なく読めるのが最低限の条件だと思う。

あとまぁ科学設定に結構ツッコミ所もあるんだけどそこはファンタジーですから!ね。

で、以下ネタバレのため折りたたんでおく。

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[ベクタースキャン]Asteroids Game on Scope Tube

某MLから拾ったネタ、FPGA+Scope Tubeを使ってアステロイドを作っちゃったネタ。

…あちらの趣味人は強烈なネタを作るなぁ。これ見て気づいたけどアステロイドみたいな「画面が上下左右でループしてる系ゲーム」って丸いモニタの方がなんか違和感ないかも。

あとちょっと前にニコ動で東方(個人的には内容はよく知らない、ファンはもうちょっと落ち着け)の影絵アニメが話題になってたが、これをレーザー出力装置で出した人が居てコッチも凄い。

…意外に描画速度速いのね。個人的にはこのベクターデータが欲しい…。

[ゲーム]XBOX360やPS3で日本未配信(NAJ)のDL専売ゲームを遊ぶ

ちょっと思う事もあって北米版のXBOX360用MSポイントとPS3/PSP用PSNポイントを某ルート経由で購入した。

何故かと言うと、これ+北米アカウント(割と簡単に作れる、方法はググれ)があれば日本で配信してないDLゲーム(いわゆるNAJ(Not available in Japan))が購入出来るのですよ。ただしXBLAの場合、最近は日本からダウンロード出来ないのもあるので注意(まとめWikiとかで各自調べる事)

なんで日本で配信してないのかは謎、一時期は「日本向けにカスタマイズしないとダメ」とか言われてたけど、XBLAの「PinballFX(ちと高いがかなりオススメ)」とか日本語皆無だしなぁ、ルールの説明が結構複雑なんで日本語化して欲しいんだが。

という訳でさっそくXBLAから「OutRun Online Arcade(いわゆるOutRun2)」と「Super Street Fighter II Turbo HD Remix」をダウンロード。海外版MSPポイントカードは1,600MSPと4,000MSPの二種類で、1,600MSPだと両方買えないから泣く泣く4,000MSP分買ったのだが「OutRun Online Arcade」がいつの間にか半額になっててちょうど日本で1,600MSPになってた…もうちょい前調べしとけよオレ。まぁ余ったら余ったで他のゲームでも買うけど。

「OutRun Online Arcade」…おぉアウトラン2がHDで超美麗に!フレームレートも60fpsド安定、移植は初代XBOX用のOutRun2SPと同じSumo Digital製って事で出来も文句無し。厳密に言うと初代XBOX版よりBGMが減ってたり(初代アレンジ無しBGMとか)隠し要素がごっそり抜けたのは悲しいが、それでもたった400MSPでここまできちんとしたゲームが遊べる事に唖然。

「Super Street Fighter II Turbo HD Remix」は「スーパーストIIターボ」の海外版をHD化した奴でこっちも良い出来。…こんだけの元日本製ゲームを日本に配信しないとかバカなの?死ぬの? って感じだわ、マジで。版権がややこしいってのは確かにあるんだけど。

PSNの方は$20分購入して先日ちょこっと書いたコナミ「GTI Club+」を購入、ちなみに$9.90。これは初代「GTI Club」のHD+60fps化でこちらも実に良いです。ちょっとデモでフレームレート安定してないのが気になるが、ゲーム中は問題無し。

こっちも日本で配信してないのが謎の出来なんだよな…。残りの$10.10もそのうち他のゲームを買うのに使おう。

ある程度のリスクはあるので積極的にオススメはしないけど、興味があるなら是非!って感じ。とりあえず北米アカウントは作るだけならタダだし、北米アカウントでしか配信してない無料体験版も色々落とせる様になるので作っておいてソンはないよ、と。

[レトロゲー]レトロゲームにおけるポスター他の与太話

その昔、友人がゲーセン勤務の別の人からゲーセンに配布されるポスターを貰っていておりました。店員と仲が良くなるとそういう事が良くあるのよ。

まぁ貰える位だから余り物だったりする訳だが、何故かタイトーの「ファイナルブロー」が大量に余っていて、その結果友人の部屋の天井はファイナルブローで埋め尽くされ、遊びで泊まりに行くたびに天井が気になって…ってのはどうでもいい話なんですが。

ヤフオクでも「ゲームのインストカード(こっちは基本基板に一枚なんでかなりレア)」と並んでコレクターズアイテム化している「ゲーセンのポスター」、Twitterで聞くとやっぱ結構人気あるんだよなー。特に黄金期ナムコ系はシャレにならない値段が付いてて「欲しくても買えない」状態。ゲーセンに貼ってたのって大抵ヤニ臭そうだしな。

数年前に「エンタシスファクトリー」って所が(奇跡的にも)「ゼビウス」と「ドルアーガの塔」のポスターを復刻していて、今見たらまだ売ってるみたい。

[エンタシスファクトリー通販:ナムコ クラシックシリーズ 復刻ポスター](http://www.enter-sis.com/factory/shopping.php?itemNr=37 “エンタシスファクトリー通販:ナムコ クラシックシリーズ 復刻ポスター”)

個人的にも現役当時から欲しくてたまらなかった「ドルアーガの塔」のポスターを購入して、それは今もなお部屋のドアに貼ってあり大変満足している訳ですが、Twitter上で聞いたら「もちろん復刻版は買ったけど、オリジナルに比べるとサイズが小さいのが気になる、コピー違いの奴も欲しい」ってな意見がポロポロと。

そもそも第一弾のラインナップがあまりにガチ過ぎて、第二弾以降が出ないのが非常に厳しい。欲しいタイトルでは特に「リブルラブル」「ワルキューレの伝説」の人気が高いようだ。あとはタイトーの「DARIUS」系なんかも出たら欲しい人が多そう。

続編が出てないって事はやっぱり売れなかったのかなぁ。そもそもゲーム系のサイトでもあんまし話題にならなかったし、存在自体知らない人が多いのかも知れない。今知って「欲しい!」と知った人は買ってあげるように。

でもポスターやインストは一部には需要はあるよと、せめて画集みたいな感じでメーカー別にでも出てくれたらいいなぁと思ったりもする。洋書だと結構(メーカー非公式だけど)筐体等の資料がそろってるんだけどなぁ…。インストなんかは相当なコレクターが居るはずなんだけど外部に出したがらない人も多いっぽいし。

一方、海外だと個人でこのレベルの「自宅ゲーセンコレクション」を維持している人もいるから恐ろしい。記事中にYouTubeの動画リンクもあるので必見(fmt=35まで対応の模様)MajorHavocのローラーコントローラが光ってるのを初めて見たよ…、オリジナル筐体じゃないのが残念だが。

[Doug Farland’s online Collection : ggdb.com](http://www.ggdb.com/Collectors/ViewMember.aspx?mid=1148 “Doug Farland’s online Collection : ggdb.com”)

…流石にコレはシャレになってないけどな、装飾も含めて本当に80年代ゲーセンまんまだし、それ以前にこれを全部同時に稼働できる電力量が半端無い…。ここまで行かなくとも「アップライト筐体を置く」のはやっぱ憧れるなー。あのサイズになると運搬にかかるコストと部屋に入るか?って辺りがそもそも問題になるんだろうけど。

[レトロゲー動画]高井商会 in OBS

「FunSpot」動画で一躍有名になったOBSから新作ネタが来た(まだ編集中)、一部で有名な高井商会である。どういう所かはOHPをごらんあれ。

[高井商会](http://www.ampress.co.jp/takaishokai/takaishokai.htm “高井商会”)

[YouTube – onionsoftware さんのチャンネル](http://www.youtube.com/user/onionsoftware “YouTube – onionsoftware さんのチャンネル”)

…いや実は全然知らなかったのだがOHP見てあまりの凄さにビックリした。んで動画を見てさらに驚愕。日本にもこういう所があるんだなぁ。

某所の某氏が云々というのもなんか納得だ(謎

[書籍]L’Histoire de Nintendo Volume2 – Game & Watch

以前フランスから出た任天堂の歴史本「L’Histoire de Nintendo」のVol.2が出たという事でFrogPortさんからついつい購入。

[L’Histoire de Nintendo Volume2 – frog port:ゲームと雑貨のお店](http://frog-port.com/?pid=16539073 “L’Histoire de Nintendo Volume2 – frog port:ゲームと雑貨のお店”)

確かVol.1では「Game & Watch」は8P使ってズラーっと並べただけであったのだが、まさか「Game & Watch」だけで一冊作ってしまうとは! しかもフルカラー195ページだ。よくぞまぁここまでネタを集めたモンだと。

どこから出てきたのか回路図やらボタンの構造図まで載ってる始末。「ゲームセンターあらし」で「ヘルメット」を取り上げた時の回もしっかり紹介…ってすがや先生は知らないだろうなコレ(汗

ちなみに某有名日本人コレクターが提供してるので基本的に出てくる「Game & Watch」は全部日本製です、説明書の表紙とか載ってるけどちゃんと日本語だし。

「Game & Watch」関連という事でゲームボーイやDSの各種ソフトにこっそり収録された奴まで完璧に網羅してるのが逆になんか怖い。オマケで他社製液晶LCDゲームのコーナーもちょっぴりあるよ。

ネタの範囲と広さではVol.1に到底かなわないけど、こっちはこっちで流石としか言い様のない「決定版」の「Game & Watch」本でした。そもそも表紙がズルい、よく見ると存在しないオリジナルの商品なのに実にそれっぽく出来てるし。

この調子で…ってまた任天堂だとアレなんで、次は別メーカーのを期待したい所である。

[レトロゲー]エレメカFLASH

最近はFLASHでエレメカを再現してる奴が色々出て来てちょっと楽しい。

[だがゲー☆駄菓子屋的無料ゲーム](http://www.dagage.com/index.html “だがゲー☆駄菓子屋的無料ゲーム”)

[山のぼりゲーム](http://gretsch-tenneseerose-6119.hp.infoseek.co.jp/yama/yama.htm “山のぼりゲーム”)

これが思ったより良く出来ててねー。「山のぼりゲーム」なんかは普通に再現出来るけど、新幹線ゲームなんかは物理演算ライブラリが出て来たおかげでかなり良い出来。

今見ると「新幹線ゲーム」に代表される「投入したコインそのもので遊ぶ」という発想がなんか背徳的でいいなー。この手のは「実物に限る!」と思ってたけど意外に楽しんでたりして。

[レトロゲーDVD]STARCADE DVD #1

[[レトロゲー]STARCADE.tv – okaz::だめにっき](https://bonkura.takuranke.com/weblog/2009/08/23/%e3%83%ac%e3%83%88%e3%83%ad%e3%82%b2%e3%83%bcstarcadetv.html “[レトロゲー]STARCADE.tv – okaz::だめにっき”)

ちょっと前にネタにしたDVD、先週末に全部見たのにまだネタにしてなかったわ、という訳で簡単に感想を書いておく。

購入前に書いた時は「海外版ファミっ子大作戦みたいな感じ?」と書いたが、Twitter上で別の人がまんまそれと同じ事を言っていてちょっと吹いた。つまりはそーゆー内容です。

DVD収録分は80年代前半としては非常に良い画質。良いって言っても年代が年代なんで「それなり」ではあるが、F1なんて公式で残ってる同年代のビデオソースがもうメダカノイズバリバリとか普通だしなー、それを考えるとちょっと凄い。

二人で各種アーケードゲームを30~50秒位プレイしてそのスコアの累計で勝敗を決めて、勝った方がゲームの名前当てクイズ(これがまた簡単で笑える)に全問正解したら最後のアタックに挑戦出来るというシステム。

で、DVDに収録されてるゲームの初っ端から「Tac/Scan」ですよ。セガ・グレムリンのカラーベクタースキャンによる2D/3Dシューティングゲーム、ちょっと「スタージャッカー」の前身っぽい奴。あとは「スタートレック」なんかもあちらで人気だったのか良く出てくるんだけど、セガ・グレムリンのベクタースキャンゲームって初めて見るので感激、日本じゃマイナーだしね。少なくとも札幌じゃ見なかったし。

セガ・グレムリンで使ってるElectroHome G-08モニタはATARIのWG6100/Amplifoneに比べてちょっぴりVector Drift強めの描画かな?という気がしないでもない。割とあっさり目の描画だけどひょっとして輝度固定?、色はデジタル8色だそうだし。業務用カラーベクタースキャンで最強スペックを誇るというG-08S(Cosmic Chasmのみ採用、色階調もアナログ、カタログ上の描画速度はAmplifone以上!)も見てみたいなー。流石にコレはeBayでも見た事なし。

そんな訳で各ゲームのプレイ時間がすげぇ短いのが不満だったりもするが(STAR WARSとか絶対トレンチ内で終わるからデス・スター爆発シーンが見られない)、映像的には非常に貴重である。筐体も米国版オリジナルアップライトが当然ながら新品のまんまだし。

そいや海外で大人気の「ザクソン」に代表される疑似3D系って外人は日本人に比べて得意なのかと思ったらそうでもなかったしw。あとジョイフルロードはやっぱ初プレイだと異様にムズイよね…、SNKのゲームなんだけど知らない人が見たら絶対海外製と思う画面だよなー。

その他、間に挟まれる時代を感じさせる各種製品CMがツボだったりして、TVの前に置いて大画面を楽しめる凸レンズとか昔日本にもあったなー。設置場所によっては下手すると火事になりそうだが。オーテク製のレコードプレイヤーはちょっと欲しい。

という訳でこのDVD、個人的には「買って大正解」でありました。共同購入に協力して下さった方々に感謝、受け取った方々も楽しんで貰えたら嬉しい。ちなみに購入・輸入コストは正直言いますと6枚買って一枚辺り2,000円ギリギリ切る辺り。送料とか梱包とか発送の手間を考えるとほぼ儲け無しで出しております。

ただこのDVD #1、出てから結構経ってるらしくて続編はかなり望み薄とか…。ぶった切り状態でいいから状態のいいソースをまとめて出して欲しいなぁ。少なくともWWWサイトを見る限りソースは一杯あるみたいだし。

[レトロゲー動画]CAX 2009 Arcade & Pinball Expo Video

Twitterで某n氏が紹介してくれた動画が結構凄いので紹介。

冒頭でいきなりPinball2000が出てきてちょっと驚く。そして数々のレア台。ビデオゲームも中々渋いのが揃ってて凄い、いいなーこういうの行きたいなー。

しかし圧巻は後半の「Warlords」四人同時プレイ(コレが全員上手い!)や、「ミサイルコマンド」のスーパープレイだろう。なんつー正確過ぎる弾幕。

ちなみに「ミサイルコマンド」のトラックボールは4インチサイズで、主流の3インチサイズよりデカイ。直接触った事はあるはずなのだが記憶がもうかなり希薄だ。どんな感覚なんだろうなぁ。

[時事ネタ]Thunder Force VIに関する署名運動。

Thunder Force(以降「TF」と略)シリーズは初代とIIしかプレイした事が無く(プレイ動画くらいなら大体見てる)、当然のごとくVIもプレイしてないのでその辺りには一切言及しませんが。

[サンダーフォースVIをリリースしたことの撤回・製品の販売停止と謝罪を求めます – 署名活動するなら『署名TV』](http://www.shomei.tv/project-1268.html “サンダーフォースVIをリリースしたことの撤回・製品の販売停止と謝罪を求めます – 署名活動するなら『署名TV』”)

[サンダーフォースⅥについてのセガへの問い掛け – 署名活動するなら『署名TV』](http://www.shomei.tv/project-1266.html “サンダーフォースⅥについてのセガへの問い掛け – 署名活動するなら『署名TV』”)

こういう署名活動には正直キモチワルイものを感じるなぁ。

いや「楽しみにしていたのに台無しにしやがって!」と憤る気持ちは分からんでもないけど、発散の方法が違うんじゃないのかと。発売直後ならともかく、もう発売から大分経ってるよねコレ。

そもそも「回収と返金」「謝罪」で済む話なのかコレ? 「TFファンにとって残念な出来(らしい)TF VIが発売された」という事実は永遠に消えないし、消す方法も無いぞ。

それならまだ「ちゃんとした出来のTF VIIを新たに作ってTF VIの購入者に無償配布しろ」とか言う方がリアリティあるんだけどなぁ。もうちょっと言うとその「TF VII」の綿密な企画書なりプロトタイプを作った上での話ね、「ぼくのりそうとするさんだーふぉーす」レベルじゃダメよ?

そもそもプロデューサーの岡野哲氏が発売後に散々叩かれた挙げ句「悔しかったら自分で作ってみろ!」ってな逆ギレ発言をしてたと思うんだが、その辺りは該当スレを見ても完璧スルーなんだよな。「叩かれる発言をしたから叩く」っつーだけで、自分たちの責任は全部棚に上げてる。その辺りがキモチワルイ原因か。

いっその事「TFツクールを配布しろ!」ってのが一番いい解決方法じゃねーの?、とか思ったり。ほら思う存分君たちの望む「ぼくのりそうのさんだーふぉーす」が無間に作れるぞ!

以下余談、Twitterにも書いたんだけど初代は本当に「単なる雰囲気ゲー」で酷い出来だった。特に自分が買ったX1版(とあとMZ-1500版?)は背景がPCG方式のため、V-RAMで直接スクロールさせる必要のある他機種(当時流行ったRGBのうち1プレーンを背景に割り当てる方式)より遙かに高速スクロールだったので余計にゲームになってなかった。

ゲーム内容としては8方向スクロールで空中物と地上物の撃ち分けが出来るという、まぁ立体感を出そうとしたキャラデザを見れば判るとおり「ゼビウスっぽい物をパソコンで作った!8方向スクロールでオリジナリティも出した(つもり)!」って代物、それ以上でもそれ以下でも無い。今時のゲーム専門学校の卒業作品の方が多分出来がいい。

実際のゲームシステムとしてはマップ上にある地上物のどれか一つを壊すとピンクのスイッチ(にしか見えない)が出てきて、コイツを破壊すると月面みたいな裏面に飛んで、もう一回同じ事をすると一面クリアという代物。

ナニが凄いかって、この「ピンクのスイッチ」の位置が完璧にランダムって事である。運が良いと最初の地上物で出てくるし、悪いと最後の地上物でようやく出てくる(両方実際に体験してる)。スクロールは8ドット単位で、斜め方向に動くと縦横両方同時に8ドット動くので事実上縦・横移動時より√2倍の速度で移動する事になるw、従って攻略法としては「斜めに動かない」のが正しい、ただでさえ早いのに斜めに動くと余計に突然出てくる空中物に対処しきれないので。

初代TFってこんなゲームである。個人的には例えるなら同じ全方向スクロールシューティングゲームのタイムパイロットの点数を100点とするなら初代TFはせいぜい5点くらい(50点の間違いではない)。あくまで個人的な感想だがアレを「タイムパイロットより面白い!」と言い切れる人が居たらそれはそれで凄い。

そんなゲームもいつの間にか「横スクロールで素晴らしい演出のシューティング」という別物になって絶賛される訳だが、「TFシリーズの伝統」というからには初代とIIも忘れないでね、と個人的には思う。「TF IIIからの伝統」って言えばまだ納得もするけど。