### 治療院とか
午前中は久々にいつもの治療院に行く。極端に酷い所は無いけど「定期検診」みたいなもんで。
いきなり道路に思いっきり雪が積もっててビビる、先週無理を押してタイヤ交換しといて良かった。そして駐車場出口でついアクセル踏み込んでいきなりカウンター当ててしまうオレ、あぁ楽しい(ぉぃ。夏だとあんまし感じないけど、冬は本当に「四輪で地面を蹴っている」感が気持ちいいやね、この季節はもう「4WDサイコー」だな。
到着後、いつものように近況を話す。そして体を見て「この辺に疲れが相当溜まってるでしょ?」…、って言ってないのになんで判るのか。いつものように触診して一通りマッサージすると…すんげーカラダが軽い! 気分爽快! ちょっと驚き。
ここの治療院、治療は「問診と触診とマッサージで神経の損傷を直す」だけである。マッサージも接骨やカイロプラクティックみたいに筋肉をほぐしてからボキボキ鳴らすというのは全く無く、あくまで正しい姿勢で歪んでいる(という話の)神経系周辺を軽くマッサージするだけである。
正直怪しい、オカルトかかってる気すらする、何しろ先生自身「怪しいでしょ」なんて笑ってる位だ。しかし診療時に「怪しい…」とか思ってても実際に効果があるから凄い。「カラダは嘘を付きませんから」というのが先生の話である。まぁ神経=回路みたいなもんで、人間自体電気と科学反応のカタマリで動いている訳だから神経が重要というのは判るんだが。
聞いた話だとわざわざ道外から来て、一週間位毎日通ったりする人も居るとか。今まで接骨・整体関係で色々金かけたり場所によって違う事を言われたりしているオレだが、正直ここの治療院が一番効いてたりする。保険使えないのがちょっと辛いが、「確実に効果がある」という事を考えるとむしろ割安かも知れない。遠赤外線照射とか矯正装置とかテーピングとか正直イラネーと。湿布だけは急に筋肉痛める事もあるからあってもいいと思うけどね、これも貼る位置にコツがあったりする、痛い場所だけに貼ればいいってもんじゃない。
今一番怖いのは「この治療院が無くなったらどうするか?」って事だったりする。後継者とか居るんだろうか。オレが努力次第で出来るなら後を継いでもっと広まればいいなぁ、とかちょっと思ったりして。
サッパリした後は帰宅してF1Legends見たりホロウ進めたり、ノンビリと。ホロウはやっと合宿が始まった…。
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### [F1Legends]’81 イギリスGP
あー昔のシルバーストーンはすげぇシンプルでいいなぁ。しかしレース中にコースを救急車が横切るって有り得なさ過ぎ。レースのメディカル対策面ではここ20年ほどで飛躍的に進歩を遂げたのだろう。「人が死ななくなった」ってのはその辺りもでかいんだな。
で、今回のレースは森脇の推薦枠。理由は「マクラーレンの史上初のカーボンモノコックシャシーを使った新車が優勝したレース」って事。
実際に見てみるとマクラーレンだけ全然動きが違う。板みたいな(実際あまりに乗り心地が悪すぎてパンチドランカーみたいな現象を起こす事もある、らしい)アルミモノコックなウィングカーに比べて、カーボンモノコックのシャシーはモノコックそのものの剛性が非常に高いのできちんとサスが動いている。そのため他のアルミモノコックなクルマの乗り心地が見た目に「ドカドカ」ならカーボンモノコックのクルマは「たゆんたゆん」みたいな。
今はもうありとあらゆるパーツ全ての性能がきちんと揃わないと勝てない時代だが、それが始まったのがこのレースだったのかも知れん。そう思うと感慨深い。
あとレース中に監督へのインタビューがあるのはちょっと驚き、チャップマンが喋ってるの初めて聞いたよ…。イメージ通りの英語(米語に非ず)であった。