[ライブ]SAPPORO CITY JAZZ at 札幌芸術の森

さてろくに用意もせずに当日である。

屋外ステージでやるって事で大体どんな場所なのか、ってのは把握してて天気も良い。という事でまずは下着を汗に強い奴にしておく(具体的に言うとユニクロのドライ系)、帽子とスポーツタオルも用意。夜は冷える可能性があるので長袖シャツも用意、最悪の事態を想定して替え下着も用意(汗) あとゴミ入れ用のビニール袋とか、ここまでやっとけば大丈夫だろ…。

チケットも忘れずに持ってから移動開始。移動手段は散々悩んだが、どうも結局「クルマで行ってもそんなにロスもないし、いざというときに小回りが効く」という事でクルマに乗って11時過ぎに移動開始。普通に移動すれば一時間、ちょっと渋滞しても開演の13時には間に合うと思う…。まぁちょっと遅れても最初のセッションが見られなくなるだけで大きなダメージも無さそうだし。

とか思ってたら453線が立体交差する所で既に渋滞してて絶望。結局そこから駐車場まで入れるまで小一時間…流石にちょっと疲れた。っつーか足裏が痛い。随分離れの駐車場に案内されたと思ったらそこからシャトルバスで会場最寄りの駐車場まで移動する羽目に。まぁ駐車場そのものはまだまだ余裕あったのでいいけど。

会場に入場する前に売店で昼飯代わりにちょいと食い物を購入。入ると既に一組目の「SOFFet with Tokyo Junkastic Band」が演奏やってた。思ったより音響が良い、っつーか芝生にレジャーシート敷いて寝っ転がるのが凄く気持ちよさそうでなぁ…、晴れたら芝生自由席側が勝ち組かも。ちょっと芝生湿ってるけど。

ペットボトルでミネラルウォーターを入手して芝生の上で食事。ここで財布に万札しか無い&食べ足りないと言う事実に気がついてしまったので、早い内に崩して置こうとメシを追加購入、これで準備万端。

「SOFFet」を芝生の上で堪能したけど、猛烈に暑い…、しかも風が吹くと汗が冷えて異様に寒い。体調崩しそうなんで「SOFFet」が終わった後に指定席に移動。ここは屋根が付いてるので、帽子を被って首の後ろをタオルでカバーすれば問題無し。

場所は本当にステージの中央、通路側なので移動が楽。前から11列目なのでステージからの距離は「学校の教室を一番後ろから見る」感じ? 野外ライブって事でステージ上にはあちこちから撮影している様子が大型プロジェクターで映し出されて、おかげでギターやベースの手元もよく見える。すんげー役得。

二組目はカナダ出身の「Nikki Yanofsky」、女性ジャズシンガーで結構な実力だけど抜き出てない、手堅い感じ。MCの度にあんちょこを見てカタコト日本語を喋るのが可愛いw

終わってからアナウンスで知ったのだが、まだ1994年生まれの15歳ってマジか…20代前半くらいと思ってた。ま、20歳くらいになったらいいシンガーになるかも。終わった後にペットボトル飲料を調達しに行ったらソロCDサイン会に半端無い行列が出来てて驚いた。すぐ近くで本人を見たけど、サインしてる姿は15歳相応かも。

三組目は「Lee Ritenour Special Guest AnneKei」…ってもう出るのかリトナー。リトナーはしばらく聴いてなかったんだけど、思ったより劣化してなくて安心。たまーにもの凄く劣化する人が居るからなぁ(汗)

リトナーも流石だったが、それよりリズムセクションのMelvin Davis(ベース)とOscar Seaton(ドラム)が半端無い。ものすげぇグルーヴ感、聴いたこと無いような音圧。(意図的に)暴走しまくるドラムに追従するベース。一体なんだコレは。

あと初めて単弦7弦ベースを見た、存在するんだな…。ちなみにWikipediaに載ってる写真そのまんまのベースっぽい、ヘッド上側にペグが4個、下側に3個という構成。7弦では指弾きオンリーだったけど、バカでかい手もあってポジションが5フレからほとんど移動しないのがなんとも凄い。つーかギターよりベースの方が弦数多いのって一体。

ボディとネックがプレベでPUだけジャズベみたいな5弦(ペグがヘッド上側に5個あるのも珍しい)ではスラップやってたけどコレが格好良い。例のプロジェクターもあって手の動きが良く判ってすげぇ勉強になる。ベース買わないと分かんなかっただろうなぁコレ。

四組目は日本人女性シンガーの「JUJU」、本人も言ってたけどリトナーとマリーナ・ショウの間だと色々不利だ(汗) でもMCが日本語ってのは良い、「私だってマリーナ・ショウ見たいもん!」には笑った。

こっちもリトナー見てなかったら普通に良かったけど、あのグルーブ感に比べたらリズム隊の弱さが気になって…特にベース音しまらなさすぎ。日本人がリズム隊で悩むのが良く判る話だなー、素晴らしい日本人のリズム隊なんてほとんど居ない。

そして五組目は「Marlena Shaw featuring Chuck Rainey, David T Walker, Harver Mason, Larry Nash」、もう盛り上がり方が尋常じゃ無いw、出てくるなり盛り上がるし、曲のイントロで曲名が判明して盛り上がってアドリブソロで盛り上がって…お前らはしゃぎ過ぎだろ、オレもだが。

で、元々はチャック・レイニーとハーヴィー・メイソン目当てだったのだが、もう他のメンバーも素晴らしすぎ。特にマリーナ・ショウのライブの盛り上げ方が素晴らしい、面白いオバちゃんだw

あとデヴィッド・T・ウォーカーのギターが素晴らしすぎて感動、見た目じゃ音作りはアンプだけでやってる臭いんだけど、あの無茶苦茶メロウな音色は一体なんだろう。もうソロが素晴らしすぎて泣けてくる。ハーヴィーのソロも凄く良かった。

で、検索したらデヴィッド・T・ウォーカーの公式サイトがあって、今回のライブのセットリストも非常に詳しく書いてあったり。

[Mr David T. ─Unofficial David T. Walker Website─](http://homepage2.nifty.com/ueb/davidt/index.html “Mr David T. ─Unofficial David T. Walker Website─”)

ここにも書いてあるけど、アルバム「Who Is This Bitch, Anyway?」の冒頭~Street Walkin’ Womanをちゃんとアルバムっぽくマリーナ&ハーヴィのかけあいから始めるのがもう格好良すぎてなぁ。それにしてもMCは当然ほぼ全て英語だったのだが、マリーナが喋るジョークに速攻で反応する観客が多くて驚く、ヒアリング能力高いなー。

そんな訳でそれはもう最高のライブでありました。こんなライブが一度に見られて指定席前売り5,500円って安すぎだろう。

しかし終了したのは21:40頃? 事実上一組一時間半前後やってそれが五組だからその位にはなるか。JUJUのMCではタイスケ決まってるみたいな事言ってたし、ちゃんと事前に発表しておけと。

という訳で終了アナウンスが流れたら速攻で会場を離脱。サクッと駐車場行きのシャトルバスに乗ってクルマを出して…見事渋滞回避。行きの時に一時間かかった区域が5分位で走り抜けてしまう(汗)

どうも地下鉄駅行きのシャトルバスは半端無い混雑だったっぽいので、クルマで来て結局正解だったらしい。行きもシャトルバスは渋滞してるはずだしな。

流石にちょっと疲れてるので法定速度守ってきっちりと安全運転。22時40分頃に帰宅。疲れたー、でも最高に良かった! 来年は当日券で早めに行って芝生狙いにするかなぁ。天気が悪かったらスルーで(マテ

[映画]サマーウォーズ

細田+貞本というあの「時かけ」コンビがやるって事で「大ハズレって事は無いだろう」と思いつつ特典付き前売り券を購入。ヱヴァ破を見に行った時に見た予告が面白かったけどネットでの試写評価は賛否両論でちょっと不安に。

でもTwitterだと「早めに見た奴が一番楽しめる」世界になってるのね、そんな訳で初日に見に行く事は大分前に決めてたんだが…夏休み中の映画の日、ってのをすっかり失念してた。前売りを買っていなければネットで指定席が購入出来るんだけど、前売り買っちゃったのでそれも無理。混むだろうから初回で見に行こうと思うも、午前中に病院に行く必要が出来てしまったのでさらに悩む。

で、結局15時からの回を見ることに。予想通り映画館内はエライ混雑、きっとみんな「アマルフィ」とかそっち方面を見に来てるんだ、とか思いつつ上映15分前にカウンターに問い合わせると座席が二カ所しか空いてませんでした、んで無難な方を選んで券を受け取ってから空席状況を見ると「×」マークが…えーと実はギリギリだったと(汗) ちなみにその時の空席状況で唯一「×」が付いてる作品であった、260席くらいのハコなんだけどちょっと狭かったようで(個人的にはこの位のハコが一番好き)

席はちょっと前すぎて見づらいがまぁ我慢する。というか人間の脳って画像の傾き補正キャリブレーション能力も凄いなと我ながら思った。仕事柄こういう事をつい考えてしまいます。

そして上映開始。相変わらず予告が長い長い、途中でウルトラシリーズ&ライダーシリーズ&戦隊シリーズの劇場版予告が連続で流れて苦笑い、っつーかその日劇場で一番笑いを取っていたw。ライダー劇場版はちょっと見たい気もするけど、キバからこっち見てないんだよなぁ…。

しばし観賞。いや面白かった-!

今回の「サマーウォーズ」、細田氏が昔監督してマニア感から大絶賛された「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」の焼き直しらしいんですが、実は見たこと無いのでそこら辺はパス(そのうち見たい、というか多分WOWOW辺りが近く放送しそう) まぁそれを抜きにしても十分面白かった。つーか実は「家族愛」的なモノに弱いのでもう半分位は半泣き状態だったのは秘密だ。うちの母上も長刀使いなんだよね。

で、勢い余ってパンフも買ったんだが、細田監督って最近結婚してたのね。なんか色々納得。あの大家族感は体感してないと出せない。ちなみにパンフはかなりの勢いでネタバレ(ラストシーン前までのあらすじが全部書いてある)ので映画を見た後に読むのをオススメしとく。本当は仮アバターの扇子も欲しかったけど、良い値段してたのでパス。

「ヱヴァ破」みたいに「一回目は呆気に取られてよく判らない部分も多かったし、BD出るまで待てないのでもう一回見る!」というアレではないけど、BD版出たら買います。ええ。

ただ「時かけ」より「アニメしてる」感が強いとは言っておく。「時かけ」が一般層にも結構受けたのは「アニメくささがあんまし無い」って辺りだと思うんだけど(話がラノベみたいなのは原作がそうだから仕方が無い)、こっちはもっと「アニメ」してる。その辺りで賛否両論になっちゃったのかなぁ、という気がしないでもない。個人的には気にしない(気にならないとは違う)方なんだけどね。主人公のキャラがイマイチ弱いのもあるかも知れない。本編の主人公は「家族」だし。

で、帰ってTwitterでの感想を見たら「面白かった!」のは良いとして「カズマが女の子とばかり思っていた…」のが同じ位多くて吹いた。いやオレも最初女の子だと思ってましたよ…。って言うか最近の風潮だと「男の娘」って事でむしろオタ層にはご褒美なんじゃね?(マテ

という訳で「面白いアニメ映画を見たい」人にはオススメ。「アニメはちょっと…」という人は「時かけ」よりハードルは高いかも知れません。そこん所だけは言っておく。

[映画]劇場版ヱヴァンゲリヲン:2.0 破(ちょっとネタバレ)

えー元々エヴァは最初のTV版をリアルタイムで見てまして(確か東京と札幌とで放送時間も同じ)、見るキッカケは事前にNewTypeを読んでた友人から「ロボットにヒモ付いてるんだぜ!」って言われて奨められた、ってのは前書いたか。まぁそれで一話を見てショックを受けてズブズブと。ちなみにガンダムは再放送でハマったクチ、兄貴は例によって本放送の時に既にズブズブでしたが。

ちょうどその頃はWin95発売前でインターネットが身近になる直前、いわばパソ通の全盛期。内輪的板でアニメ業界に居る人が「進行マジでヤバイ(笑)」とか「ついに予告すら凄い事になりました(笑)」とリアルタイムで制作側の裏話を聞いちゃったりして(もう時効だよな)、それも含めて楽しんでいた。そんな訳であのラスト二話も「収拾は付かないだろう」と予想はしてたから(というか、放送すら危ういと聞いてたので)思ったよりはショックじゃなかったりもする。むしろ「こういうのもアリか…」と。

んでその後映画「Air」「まごころを、君に」を見て「人類ポカン計画」と言う結論を自分に出して、結局その後エヴァについて深く考えるのは止めた。その一方でSSや同人などの二次創作が非常に盛り上がってるのも知ってたけど(アンソロジー「失楽園」とか今考えると出せないよなぁ) それらにはほとんど手を出さず。かと言って彼等を見下すような事は一切せず。とかく「まごころを、君に」でエヴァとの関わりは一旦終わったというのが正直な感想。あ、でも貞本版エヴァは初期の頃だけちょっと追いかけてたか。途中で「こりゃ終わらんわ…」と思って今は見てないけど。

そんな訳で「新劇場版作ります!」「タイトルは『ヱヴァンゲリヲン』に改名します」というのはオレにとっては悪い冗談みたいなもんで、結局出て来た第一段「序」を見てきた人の感想を聞くと「凄い!」とか「ヤシマ作戦燃える」とかは聞いてたけどどうしても見る気にはなれずスルー。

だがしかし第二段「破」の情報が断片的に入って来て「何コレ全然違うやん…」とちょっと興味が出て来たのと、ついつい買ってしまったBD版「序」が思ったよりは面白かった(けどやっぱり『新しく作った総集編』の域を出てない)というのもあって「破」は劇場に見に行くことに決定。というかTwitterであまりにも「破が…」という話が多くてもう早めに見に行かないとダメと思った次第。

そんな訳で「破」を見た訳だが…。色んな意味でやられた。本当に。

これは「TV版が存在する事を前提とした全くの新作」である、良く分かんない言い回しだが、見れば理解出来ると思う。そういう代物。「序」の時みたいに「おぉ格好良い演出になったなー」とか「やっぱ尺短いなー」とか「ここの原画は気合い入れて描き直してるなぁ」とかそういうレベルの話じゃない。本当に新作。三号機は暴走するしヱヴァは使徒を捕食するのだが、内容は全く違うのである。

ある意味「これは乱立した二次創作への返歌?」とも思った。それこそ無数の「ぼくのかんがえたじんるいほかんけいかく」をネットで公表するというのがインターネットの爆発的な普及と同時に広まっていったわけだが、それに対するオリジナル版スタッフの回答がコレと。

まぁ製作側には「エヴァを見てアニメーターになりました!」ってな人も居るので、そういう人も巻き込んで「ここら辺でオレらが趣味でスンゴイの作ってやるから、目ェかっぽじってよく見とけよ!」という事かなと。そう趣味だから最後がオレ的に納得行かなくてもそれはそれでいいのだ、という気分ではある。ただ全力で作ってくれればそれで良い。それこそ「参ったからもう作るな!」と言われるようなモノを。

ちなみに劇場の年齢層的に同年代も多いのかな-と思ったが、意外にも若い人が多かったのが印象的。中には「君らTV版本放送時にはまだ小学校すら入ってないだろ」という年齢層まで居たりして。再放送から入ったクチ? とりあえず話題だから押さえておくクチ? ちょっと話を聞いてみたい気もするなー、絶対気が合わないと思うんだけどw

そんな訳で良い意味で「人類ポカン計画」というべきか。正直「BD版が出るまでしばらくかかりそうだからもう一回見に行こうか」とまで思っている自分が居る事に驚いている、次の「Q」? もうここまでされたら初日初回に行くしかねーよもう。

全くこの年齢になって未だに人生をかき乱されるとは思わなかった。罪作りだぜ庵野監督!いいぞもっとやれ! ちなみに「ネタバレだから見るまで開けるなよ!」と丁寧に封印してあるパンフも買いました。もう戻れない。

それにしてもミサトさんの新車、あれ一体なんだろう…。フロントから見たら車種は一発で把握出来るんだが、リアが全然違うっつーか別の車種なんだよな…。あと内装も違うし、いわゆるキメラ車? これだけで見直したいという気分のオレもどうかと思った。

→その後車種が判明。…リアから判定した車種で正解だった、というか正面からのカット、全然似てねえよ(汗、内装はちゃんと資料見て描いてたらしくちゃんとしてたみたいね(ドアロックピンの位置が独特) あと独特のエンジン音とか。

ちなみに予告編も色々出てたが、細田監督の新作[「サマーウォーズ」](http://s-wars.jp/index.html “映画「サマーウォーズ」公式サイト”)がやっぱりすげぇ面白そうだった。というかヒロインの「のび太泣き」が相変わらず健在でちょっと笑った(中身の人は時かけと同じ)、こちらは前売りも確保済みなんで期待しております。

[YouTube]GUNDAM 1/1 scale Odaiba Tokyo お台場ガンダム実物大 全身

誰のチャンネルよ?とか思ったらジェット☆ダイスケでちょっと吹いた。てな事はセミオフィシャル的な動画なのかなコレ。

…うーマジで上京するしかねぇ、という気分になっております。しかし「1/1 scale」という表記はなんか変だよなー。

[CD]Stand by for action! バリー・グレイ作品集

snakefinger氏(その実態は「電子音楽 in japan」著者の田中雄二氏)のblogにて「バリー・グレイ作品集」なるものが最近出た事を知る。

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star曲はダブるが買った方がいいですね
star謎の円盤UFO待望のサントラ化!(一部だけど)
star有無を言わず買いでしょう

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んで早速Amazonで購入。…なんで普通のCD一枚が段ボール箱に入って来るんだAmazon(汗

詳しい事は先のblogに詳しいけど、要するに「サンダーバード」に代表されるITC作品の楽曲を担当した「バリー・グレイ」氏の作品集、すなわちそれはITCの各タイトルのOP/BGM集だったりもする。そりゃ買わざるを得ない。もう時代が時代だから生楽器バリバリのブラスアレンジが格好良い、電子楽器なんて [オンド・マルトノ](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8E “オンド・マルトノ – Wikipedia”) くらいしか使ってないみたいだし。

snakefinger氏がblogで触れているジェリー・アンダーソンのファンサイト「Fanderson」はオレも大分前に見つけていたのだったが、既に欲しかった「謎の円盤UFO」に関してはほとんど売り切れてて諦めた記憶がある。そもそも当時ポンドがバカ高かったしなー。

という訳でコイツですが初期の音源は流石にショボいけど、サンダーバード辺りになると異様に音質が良くてびっくりする。そして「謎の円盤UFO」なんてSE・ナレーション無しのステレオVer.は初の商業CD化ときたもんだ。いやまさか今の時代にコレが手に入るとは! という訳でかなり満足。CDDBで情報出てこなかったのはかなりガッカリしたけど、iTunesなら曲目出てくるかな? 後で試してみよう。

ちなみに一部のネットショップでは輸入版をちょっと安く売ってるけど(2,000円位?)日本版はブックレット解説もまた異様に力入ってるので日本版を買ってあげて下さいねー。ところで多くの作品の日本版ではオリジナルのOP曲が付いてたりしてたけど、あれらの音源って今揃うんだろうか…。

余談だがsnakefinger氏、「けいおん!」に関しても色々追求してて、その辺りは流石プロの音楽評論家なんで切り口が面白いんで興味ある方はどうぞ。個人的には下記エントリの「もし『けいおん!』が80年代のアニメだったら。」がバカ受けした。見てえ。

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[Blu-ray]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11)

えー、散々悩みましたが結局買っちゃいました。そんなに高いモンでもないし、給料日だし(あまり関係無い

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ちなみに[「あに瓶 (あお): ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」](http://anibinao.blogspot.com/search/label/%E3%83%B1%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%83%B2%E3%83%B3%E6%96%B0%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88%3A%E5%BA%8F “あに瓶 (あお): ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序”)によればソースはHV1280との事。視聴に使ったのはMDT242WG(WUXGA)だけど十分高解像度感アリアリ、ヤシマ作戦のごく一部でジャギがちょっと出てるかな?という程度で。無論DVDとは比較にならない、劇場版よりいいって人も居るし。来週には地上波で1.01編集版が放送されるという事だが、見た感じ無茶苦茶ポケモンチェック入ると思われ(汗

で、エヴァを見るのも随分久しぶりな訳です。ヘタすると21世紀に入ってから見た記憶が無い。そんな中で見た感想は「絵無茶苦茶綺麗」とか「作画とCG気合い入りすぎ」といったありきたりな感想では無くて「オレはコレを当時夢中になって見てたのかぁぁぁ!」という妙な恥ずかしさ。頭を抱えて転がり回りたい感じ。

少なくとも一話に関してはTVA版も含めて脚本のツメが甘すぎる。そんな美少女が怪我してるくらいであっさり乗るなよ主人公みたいな。これに関しては「主人公を巨大ロボットに乗せる事のリアリティ付けというのは非常に難しくて、成功例はガンダムだけ」みたいな事を庵野が言ってた記憶がする。

んでもその後は緑の部分が蛍光色になり、無茶苦茶体つきが生身っぽくなったエヴァを見て興奮したり、後半のヤシマ作戦の盛り上がりっぷりに興奮してたり。なんだかんだ言ってすげぇ面白かったのもまた事実。これ初回放送って確か1995年だよね、14年前。当時友人宅に行ったら「今度のアニメはコレ見た方がいいぜー、ロボットにヒモ付いてるんだよヒモ!」とNewTypeを見せられたのを未だに覚えてる。

庵野が紹介文で「12年間エヴァより新しいアニメは出てこなかった」と言っているが、それは半分当たっている気もする。今後の残り三作は…まぁ評判聞いてからですかね。

[YouTube]ニュルブルクリンク24時間レース2009 GRBインプレッサ車載動画

現在ニュル24耐久開催中、って事でしみやんこと清水和夫氏の運転する現行インプSTI車載動画が出てきた。

ちなみに三本あるうちの一本目、二本目以降は「関連動画」に出てると思うのでそこから見て下さい。

ちなみにHD対応(&fmt=22で1280×720 30p)なのだが、この時の画質は結構ショッキング。地味に北ニュルの車載動画をHD画質で見るのって初めてかなオレ。こうやって気軽に見られるというその事自体が結構凄いよなぁ…。ちなみにうちではFireFox+グリモン+YouTubeHDスクリプト入れてるので勝手にHD化+ダウンロード用リンクも全部出てきて便利。

それにしてもいくらAWDとは言え、基本的にGr._N程度のチューニングしかしてないマシンがフルウェットのニュルでこんなに速いとは…途中でワークスM3抜いてるし(汗) 途中でバカっ速いポルシェに抜かれるけどあれはカレラ4なのかな? RRだとしたら凄いな-。

途中で思いっきりアンダー出してる部分があるとは言えしみやんも流石としか。一体何周すればこんだけ踏めるのかねぇ…。

余談だがJSport ESPN、WRC番組の放送時間を思いっきりF1やmotoGPに被せるのはいい加減止めろよ。明日のF1とWRCサルディニアDAY2速報なんてF1の終了が23:50、WRCの開始が23:49という露骨な嫌がらせだ。

実際にはF1はよほどの事が無い限り23:50までに放送は終わるので実問題は無いんだけど、他にも再放送まで被らせて来るとか本当嫌になってくる。こういう事するから日本のモタスポは程度低いとか思われても仕方が無いぞコレ。

[Blu-ray]Return to Forever -Returns- Live at Montreux 2008

amazonから届いたので視聴、ちなみに輸入版。

日本版も出る予定はあるけど最近までリリース予定が無かった上に、発売は本国より一ヶ月以上遅れる、おそらく「ディスクの中身は同じ、中身ペラペラの日本語ライナーノーツが付いて値段も高い」といういつもの状態だと思うので迷わず輸入版を購入。てか米amazonから買おうと思ったら日本amazonで取り扱ってくれて助かる。

Live at Montreux 2008 (Btrs Dol Dts) [Blu-ray] [Import]
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えー正直言うとRTFって聴いた事無かったんですよ(汗) ただBS-Jでやってた「モントルージャズフェス」で見たRTFがあんまし格好良かったので買った次第。輸入阪なので安いしね。ちなみに本国だと実売「$19.99」とかそんなもんです。日本の音楽BDソフトは全般的に5,000円超えが普通で高すぎ。

で、内容はやっぱし良かった。良くを言えばリニアPCM2chトラックが48kHzじゃなくて96kHz収録だと最高だったのだが、その辺りは「DTS-HDで収録してるんだからそっちで聴け」というのが本音だろうなぁ。あぁHDMIに対応した新しいAVアンプが欲しい。DENONさん、薄型のAVRシリーズをHDMI対応にする気ありませんかね? 今のサイコロみたいな分厚いAVアンプは買う気になれないというか置き場所がない。あと出来れば電気代に優しいデジタルアンプで。

ちなみにBS-Jで放送していた「モントルージャズフェス」より画質は遙かに良い。まぁあちらはMPEG2の22Mbpsとかで、こっちはH.264の平均25Mbpsとかだしなぁ、そりゃきちんとオーサリングすれば比較にならない。特典映像のレイアウトは正直「?」だが、ソースの解像度が低かったんだろうかアレ。

それにしてもmoog VOYAGERを弾き倒すチックがもう格好良くてたまらん(セットはMOTIF XS8,Rhodes mk5(MIDI付き!)、moog VOYAGER、YAMAHAのグランドピアノというシンプルなモノ)、なんで37鍵でオクターブシフトも無いはずなのにあんだけ格好良く弾けますかね…。

日本版もそんなに高くないので、「なんかBD音楽ソフトが欲しいにょろ」という方にはとりあえずオススメしとく。それにしてもオススメのBD音楽ソフトがほとんど洋楽なのがアレだなー、例外は冨田ラボしかないってのが。

[映画]劇場版 天元突破グレンラガン 螺厳編

個人的にはTV版が終わってDVDを全部揃えて、それで「グレンラガン」は全部終わったと思ってたですよ。どんな良い作品でも引き際を誤るとヒドイ事になる、というのは散々エヴァで学んだので(ぉぃ) あと天地無用とか例題には事欠かないな(汗

しかし先日ついDVDを買った「紅蓮編」が思いの外面白かったので、これなら後編にあたる「螺厳編」も相当アレンジしてくるだろうなーと思いつつ観賞。ハコはシアター3でらっきょと同じサイズ、客数は同じ位だがこっちの方が全体的に客層がかなり若いんだなー。むしろオッサン受けする作品だと思ったのでちょっと以外。

んで久々に予告編の山を見せられる(らっきょでは全然流れない)、なんか久々で新鮮。というか邦画が相変わらずヒドイことになってないか?…「いけちゃんとぼく」とかサイバラ作品の泣かせ所はそうじゃねえだろ!と予告の時点から突っ込みたくなる出来で、なぁ。余談だが個人的なサイバラ作品のベストは「ぼくんち」である。

エウレカとヱヴァの予告編も見たけど、なんかエウレカよりむしろヱヴァの方が画像に説得力というかいろいろ映像的に新しい演出をやってて「新しい作品」に見えてしまうのがなんとも。エウレカは昔ながらのアニメをオサレにしただけみたいな感じだしなー、とか書くと怒られたりするのだろうか。TV版は一応全話見てるのよ、最終回はヒドイと思ったけど(ぉぃ。ちなみにヱヴァ予告では例の新キャラが1カットだけ出ておりました。

以下例によって豪快にネタバレ注意。

本題に戻ってグレンラガン本編。いきなりテッペリン攻略戦7日目キター! いきなりロージェノムと殴り合いー!とか特殊なタイムテーブルの切り方で前編見てない人をサッパリ切っております。…いやTV版見てない人もバッサリ切ってる気もかなりするのだが(汗) 大丈夫かコレで本当に分かるのか?

その後は相変わらず新カットの山。TV版で使ったカットも手直しが結構入っているようで、そのまま使ってるシーンって半分ないんじゃないのかって印象、「紅蓮編」ほどではないがこっちも結構原作のパートを結構バッサリ切ってたりする。元々のTV版の三部・四部って一部冗長だったり妙に舌足らずだったりしたイメージがあるので再構成そのものは好印象。

ただレイテ姐さん&キタンのあの格好良すぎるシーンが構成の都合上丸々カットになったのと、新作カットのロージェノムの月面ガンメンハッキングシーンはあまりにヒドイと思ったけど(汗)

その後の展開はオリジナル以上に豪快すぎ、散々叩かれた「安易に人死にすぎ」な件も解決。そしてあの豪快すぎる最終回パートは豪快度をさらに倍位にして80%くらい作り直されたりしてるのだった…やりすぎだろスタッフwww あと女性群は露出度が非常に上がっております、ま、劇場版だしな。

ちなみに例のラストは基本的に変更無し。ひょっとしたら「ザブングル・グラフィティ」みたいな超掟破り技を使ってくるかと思ったが流石に自重したか、まぁ「ザブングル・グラフィティ」のアレは「ザブングル」だから許されるって部分が大きいしなー、あちらのラストは個人的に大好きだったりするのです。

個人的に一部の名シーン&名台詞(ロンの「間に合わせるのが大人ってもんよ」とか)が構成上削られてしまったとか不満が無いわけでもないのだが、まとまりは確実にTV版より良くはなってる。そういった意味では満足度80%って辺りか。こっちもDVDが出たら買っておこう。個人的にはコレで本当にオシマイ。お疲れ様でした>スタッフ一同。

…でも実は敢えてスルーしてた再生版ヱヴァが予告を見たら無性に見たくなってな…、今度出るBD版を買っちゃおうかちょっと悩む(汗) 最後に結局ダマされる気もかなりするのがナニだけど。

[映画]劇場版 空の境界 第6章 「忘却録音」

ようやく劇場版「空の境界(通称『らっきょ』)も残り二章。以下ネタバレ含むので注意。

んでこの第6章は最終章の一個前にクッション的に置かれた番外編的な章、ぶっちゃけて言うと「鮮花にピンスポ当ててあげましょうね」という章。そんな訳でそれほど積極的に見に行く動機も無かったのだが、なんか5章まできっちり劇場で見ておいて今さら見ないのもなー、と思いつつ重い腰を上げて見に行く。

う、今回はシアター2って事で前回(シアター1)までとハコの大きさが全然違う、シアター1はDLP上映なのだがこっちはどうなんだろ、なんか走査線みたいなのが常時見えるから違うくさいが…。座席数は120(すぐ数えられるっつーのも何だか)で大体半分位埋まってる状態。年齢層が妙に幅広い。女子グループとか居たりするし。

…で、結論から言えば「ピンスポどころかお前ら鮮花に萌えろ」的な内容だった(汗) 劇場版らっきょっていかにもなアニメ臭い女子声って意図的に避けてる節があるけど、鮮花の声はモロそれなもんで結構違和感があるのはオレだけ? まぁ舞台設定からしてミッション系全寮制のお嬢様学園だからして(だから先輩は語尾がちゃんと「ってよ!」なのだ)定石を踏襲した、という事ですか。

なにせ一番最初に出てくるのが幼少時の鮮花で、見た目Fateの凛にしか見えない。なにせ髪形も全く一緒だし! 狙ってるんだろうなぁコレ。てな訳で原作もちょっとうろ覚えなんだが結構脚本変えているのは確実。式はほとんど活躍しないしなー。まぁコレはコレでそーゆーもんなんでしょう。そうでもしないと今までの章で鮮花ってかなり空気だったし(汗) ちゃんと「未来福音」に出てきた瀬尾ちんも出てくるし。それなりに楽しめたけど、ちょっと媚びすぎなのは正直否めない。

で、ラスト5分は原作における最終章「殺人考察(後)」の冒頭シーンなのだが…、モロなカニバリズム設定って映倫通るもんなんだなー(汗) 多分コレも二時間だろうなぁ、映像だから誰が誰だかすぐ分かっちゃうのが原作と違うが、その辺りのギミックは今までもあったので大丈夫だろ、多分。最後はきっちり締めて頂きたい所である。