会社帰りにゲット。
大人の科学マガジン編集部
学習研究社 (2007/09/29)
売り上げランキング: 1
まぁぶっちゃけ「ミニテルミン」目的で、雑誌の方は全然期待してなかったんだけど、これ雑誌も凄く出来が良いです。薄いけど半分くらいカラーページだし。価格の半分が雑誌、半分がテルミンって感じでお買い得感は凄く高い。しかしロシアネタで「カスピ海の怪物」まで載せるなや。
で、ミニテルミンを組み立て。プラスドライバーと単三電池四本が必須なので注意。ちゃんとドライバーの正しい回し方まで説明があるのには恐れ入る。ちなみにミニテルミン自体はスピーカー出力のアンテナ一本(ピッチアンテナのみ、音量はスライドスイッチ二段階)だが、ちゃんと外部出力化改造や、果てはこのテルミンを二台使ってちゃんと音量アンテナ付き仕様まで作っちゃう改造例もある。…って書いてるの誰かと思ったら野尻包介かよ(汗
さっそく試してみる。…なんかチューニングが激的にムズいのですが(汗) 説明通りに左のボリュームを回しても音量がゼロにならないので右ボリュームも回して調整。なんとか音は出るが右手をアンテナから5cmくらいに近づけないと音程が変化しない(汗) オクターブ的には2オクターブ近く出せるけど、アンテナからの距離と音程の関係が指数関数的なんで実際に演奏出来るのは1オクターブちょいくらい。「ドレミのうた」くらいはすぐ出来るがこれ以上が辛いー、面白いけど。
ちなみに演奏自体は思ったより楽ではあった。あくまでヨレヨレのピッチでの話で、きちんとピッチ取ろうと思ったら激ムズだけど。
ちなみにチューニングは裸足できっちり地面を踏む位で変わってしまうくらい微妙。個人的にノートPCのタッチパッドを使ってると一時間位で飽和して反応しなくなる(金属とかに触って放電すると反応するようになる)ので、ひょっとしたらキャパシタとしての容量そのものが少ないのかも知れん>オレの体(汗) テルミンの原理そのものが人体キャパシタだしな。
あとで調べたらkikulogで野尻氏の書き込みを発見。
> チューニングですが、人体アースを取るとだいぶやりやすくなります。
> 4本ある乾電池のうち左端(電源スイッチのある側)のマイナス極がグランド、つまり電位の基準点です。
> この電池とスプリングの間に細長く畳んだアルミ箔を挟んで外に引き出します。そして引き出したアルミ箔と筐体をいっしょに掴むようにします。
> チューニング中~演奏中、この接触を維持します。
> あとは66ページにあるとおり、消音する直前で止めるのがコツです。
明日にでも試してみよう。あと外部出力改造もやる予定。