2009年10月20日(火)の日常

目覚ましで起床。異様にダルイ、一瞬休んでしまおうかとも思ったが出張でした。あぁ休めない。

つう訳で8時前から移動開始、スーツ着用の上一泊なんで荷物が少ないのがせめてもの救いか。普段通勤で使ってる鞄(マンハッタンパッセージ#2190)が大きめなんでそのまま使えちゃうし。使えば使うほど感心させられる良い鞄。

9時過ぎに新千歳空港到着。手続きを済ませてとっとと搭乗口に移動、売店でミネラルウォーターだけ買って10時発の中部国際空港行きに搭乗、ディレイ無しで出発。

ジュース貰って飲んだ所までは記憶があるが、その後は例によって寝てたらしくて着地のショックで目が覚める。乗り物に乗ると大体1時間弱でどうしても寝てしまうんだよオレ、そんな訳で乗車時間が1時間10分とかだと到着時点に熟睡モードに入った直後だったりするので数分動けない時があったりもする(汗

そのまま名鉄ミュースカイ(全席指定で指定席券が必要だがいつもガラガラ…)に乗り本社まで移動、金山で降りて地下鉄で上前津まで移動。いわゆる大須でありんす。

ここで本社の人からTEL、「こっちも準備出来ましたので駐車場の方に回って下さい」というので歩いていったら相手はマスク姿。自衛のためかと思ったら「家族が新型インフルにやられましてね…」ってオレは大丈夫なんだろうか(汗) いや大丈夫なんだろうから出社してきてるんだろうけど。

という訳で途中遅めの昼食を挟みつつ二時間近くクルマで移動、遠いよ。なんか自衛隊機が結構近い…小牧ですね。ここら辺でお客さんの会社に到着。お仕事開始。

…結局打合せは一時間ほどで終了。事前のメールでのやりとりが妙に要領を得ないと思ったらそういう事かー、これはシンドイ仕事になりそうだが、やるしか無いんだろうな-。とか思ったり。コードの実装より各方面への交渉がめんどくさい事になりそうでウンザリしつつも帰りもクルマで移動。一時間半ほどで本社に帰還。

本社では事前にメールで聞いたとおり役員の方に会って今後の仕事の説明を受ける羽目に、しかし問題はその役員が会った事がない人でどうしよう。とか思ったら到着早々早速本人から呼び出されて延々と説明を受ける羽目に。正直こういうのは苦手だ、別に緊張とかはしないんだけど、口頭で説明を受けた事を100%理解しきれる自信が無いから。

で、この辺りで定時が過ぎた。…んだけど女性社員が数名帰る程度でフロアの90%が全く帰るそぶりを見せない。なんつーか非常に居づらい空気。「仕事無いんで今日はもう帰りますねー」と告げると「もう帰るんですか!」的な表情をされるが、そこは華麗にスルーしてとっとと退社。そんなのが気になって帰れないような人ではないのですよオレは。自慢するのもなんか違うけど、残業=美徳っては確実に間違ってるよな。

そして本社から歩いて三分の所にあるホテルにチェックイン。ミネラルウォーターのボトルをもらって、それ自体は大変良い事なのだが(薬とか飲むのに必須)、銘柄が「大菩薩明水」って…。こんな大層な名前付けていいのかと。まぁ「大菩薩峠」から来てるんだろうけど。

昼飯が遅かった事もあってそれほど腹は減ってないが、せっかく大須が近いので何か喰いに行きたい。ここまで来てコンビニ弁当ってのも癪だし。でも調べたら大須って火曜・水曜定休日の店が多いんだよね…。一番オススメされた蕎麦屋(丁字屋)が定休日って事でかなりテンション落ちる。他に「マジックスパイス」って選択肢もあったが…いや札幌に本店があるのに大須支店に行くとかねえだろうと。

結局無難に味噌カツの元祖とも言われてる「矢場とん」本店へ、てか矢場町って大須のひとつ向こうで歩いて行けるのね、知らんかった。行ってみたらまだちょっと早いのかそんなに混んでないので入ってみる。

「矢場とん」の味噌カツは味噌カツの発祥と言われる「串カツを八丁味噌にドブ漬けした奴」のイメージを再現してるとの事なので、味噌カツの中でも特にくどいので八丁味噌が苦手な人にはオススメしない。その手の「普通のトンカツに八丁味噌を載せてる」だけなら他にもっと旨くて安い所があると思うし。

何故ここに来るかと言うと、ここでしか喰えない「鉄板味噌カツ」が旨いから。グリルで熱したステーキ皿にキャベツを敷いて、ソコに八丁味噌をたっぷりかけたカツを乗せる。目の前で出されるとキャベツの水分が一気に蒸発するんでCMみたいなもの凄い煙が上がる。コレが良いのですよ、今回は食べた事の無いヒレで挑戦してみた、何故かコレだけロースとヒレの値段が同じだし。

…むぅ旨い、カツもさることながら、水分が飛んで味噌が染みて焦げ気味になった下のキャベツが実に良い味を出してる。やっぱココに来たら鉄板カツしかないな。高いけど、この店でしか喰えないというのがいい。味噌カツ自体は探せば全国あちこちで食べられるしね。

ちなみに「矢場とん」はあちこちに支店があるが、少なくとも「中部国際空港支店」は相当の外れ店だと思うので注意。多分火力とかの問題もあるんだろうなー。

満腹になった後は大須市街を軽く散策、と言っても時間も遅いし、足も痛めちゃうので本当に軽くだけ。一番の問題は「本社が近いのでスーツ姿であんましアレな場所に行ったら特定されかねない」というのがあるんだが(汗) 吉野家なんて昼休みに言ったら役員クラスの人がゴロゴロいるんだぜあそこ。

まぁ全体的に緩い感じ、面白そうな店はあるけど定休日だったり既に営業時間過ぎてたりして空いてない罠。仕方ないので途中にある三洋堂書店って所に入る。三階建てで一階は雑誌、二階は技術書、三階はコミックス。この上に行くほど顕著になる妙な息苦しさと暑さ…、今は無き札幌グランドホテル前なにわ書房かココは(汗

なにわ書房に比べたら全然広いし通路も余裕があるし蔵書量も多いのだが、なんか雰囲気が似ててすげぇ気になったなー。ブラック・ラグーン9巻と月刊コミック・リュウを購入。コミック・リュウは読み捨てて行く予定。

ホテルに戻った後は大浴場にてサッパリと、足を伸ばせる湯船はやっぱりいいやね。

あとは部屋に戻ってダラダラと買ってきた本を読む。ブラクラは三巻に渡る続きモノの最終巻で、おまけに細かい部分を忘れてたりしてちょっと戸惑ったがなんとか読破。

ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)
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…まぁ前半読んだ時点で「こりゃまとまらねーな」と思った割にはなんとか。あと今回はラグーン号のメンバーが一人を除いてほとんど仕事しないんで、そっち方面はちょっとフラストレーションかも。

しっかし今回一番の悪役がまさかの人物、という展開にはちょっと痺れた。これからどうするんだろうねぇ…そろそろ幕引きの準備をしておかないとインフレ化も限界があるような気がする。

読み終わった辺りで23時、明日も朝早いので早めに就寝。