2006/11/04(土)の日常

### タイヤ交換

本日は休みなので昼まで怠惰を貪る。

だがしかし現実には「13時からディーラーでタイヤ交換」という現実が待っていたのであった。いやこの時間に予約入れたの自分なんだがね。

という訳で10時前に起床して朝メシ喰ったり新聞読んだりした後に、ベランダに置いてあるスタッドレスタイヤ四本をクルマに積む。窓を開ける際に例の温度計の事を忘れててあやうく破壊しかける(汗) 網戸に取り付ける方法をマジで考えた方がいいかも知れない。

30分強かけてクルマにスタッドレスタイヤ四本とアルミホイール四本を積み込み。ちょいと時間が余ったので部屋で時間を潰して、12時半前位にディーラーに向けて出発。12時55分にディーラーに到着。作業受付して担当のセールスと軽く世間話とかする。

例のインプ限定車「RA-R」について話を振ったらセールスマニュアルを持ってきてくれた。ローターまで18インチなのねコレ、つーか18インチローター+モノブロック対向6ポッドキャリパー+18インチはなんかワークスのターマック仕様みたいで格好いいが、維持費でかなり死ねそうな予感。夏タイヤで一年中過ごせる所が羨ましいわ。

作業は一時間も待たされずに終了。ホイールへのタイヤ組込み、バランス取り、タイヤ交換、洗車+オマケにワイパーの交換までついて工賃が6,000円を切った。地道にそこら辺のカーショップよりよっぽど安くてサービスも良い。数こなしてる分、サイドウォールの硬いタイヤのバラシ&組みなんかも楽勝でこなすし(一度そこらの小さなタイヤ屋で頼んだら「ウチじゃ出来ない」って断られた経験すらある)、とかくスバルのディーラーは悪い評判が多いが、オレの地元については恵まれてる方なんだろうか。

んで乗ってみる。流石にグリップレベルはかなり落ちるが街乗り程度ならそれなりに無茶しても割と平気。直進安定性向上、乗り心地向上、静粛性向上。…やっぱグリップレベルと快適性ってトレードオフなのだなぁ。しかしすげー乗りやすくなってちょっと驚き。

タイヤはマンションの屋外ロッカールームに納めるのが不可能なので、適当な場所に預ける事にする。タイヤ交換費込みで安い所を見つけていたので行ってみたが、なんか見た目が怪しいのでパスした。いや店と共に預けていたタイヤが消滅とかマジで洒落にならんし。

そんな訳で無難にブリヂストン直経営店の「タイヤ館」に預ける事に。聞いてみたら店舗単位で保管するのではなく、地方支店単位で倉庫を持っててそこに保管するそうな。なので引取りの時は予め一週間位前に連絡しておく必要はあるが、万が一最寄の「タイヤ館」が潰れた場合でも他の「タイヤ館」で受け取る事は可能らしい。流石にブリヂストンが簡単に潰れるとも思わんので安心ですな。保管料は相場として高くは無いけどタイヤ交換工賃がちと高いのだけちょっと不満。まぁ安心料と思うしかないか。


### F1 LEGENDS ’83 サンマリノGP

家に帰った後はなんか疲れたので晩飯まで寝てしまう。晩飯を喰った後は「F1 LEGENDS」で「’83 サンマリノGP」を観戦。あぁこの頃のイモラはいいなぁ、広告もバラエティ溢れてて見てて楽しいし。

(F1DataWeb:1983年第4戦サンマリノグランプリの結果)

しかし「トップを走るフェラーリのタンベイ(フランス人)をブラバムのパトレーゼ(地元イタリア人)が抜いた瞬間に溜息&静粛、その直後にパトレーゼが単独クラッシュして再びフェラーリ&タンベイがトップに戻ると観客大喝采」ってのはパトレーゼカワイソス、実際しばらくトラウマだったらしいし、トラウマが抜けるのは1990年にウィリアムズFW13Bでサンマリノで優勝するまで実に7年…。

今の「レールの上を滑ってるような感覚」が無い分、スピードが遅くても見てて楽しいってのはあるやね。見てたら70~80年代のF1カーのまとまった写真集とか欲しくなって、amazonを探したら洋書であるんでやんの。ハードカバーの上にオールカラーなんで値段も高い、しばし悩んだ既に買ってしまう(汗) 思わぬ散財だが「良いモノ」だと良いなぁ、ちょっとドキドキ。


### mixiニュースとそのコメント

最近はmixiニュースから知らない人のニュースへのコメントを見るのがちょっとマイブーム。いや本当色んな意味で面白いし。

で、麻生外相の罷免問題があって、まぁ大多数は「議論も無しにいきなり罷免要求はねぇだろ」という意見、まぁ当然だわな。その中で「非核三原則があるのだから議論する余地はない」という意見もあった。一つの意見ではあるけど「罷免する理由」としては意味を成してない気もするなー、そもそも非核三原則は「持ち込ませない」という項目が既に建前と化しているし。でも個人の意見だしね! オレも自衛隊の核武装そのものには反対。

で、その中で「議論が許されないのはおかしい、という意見は幼稚だ」とする意見があって、どういう主張かと思ったら「核保有議論を行う=事実上の核保有賛成であるから議論自体を行うべきではない」という結論と来たもんだ。本気でズッコけました。それが一人ならいいけど「議論の余地も無い」とする意見の多くがこの主張を取ってるのがまた凄い。きっと自分とは思考回路が違うんだろうなぁ、理解したいとも思わんところが凄いわ。

しかしあちこちで話題になってるMSN毎日の「サイレントマジョリティネタ」を逆にパロって

> 内外から厳しい批判があるのだから、議論する必要はないというもの。それ、ほんとなのかなあ。
> 今回のこたえは数字のうえでは「辞めてほしい」派が圧倒的だったけれど、 応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。
> 核論議はしたほうがいい。あたりまえの話だよね。

と書いた人が居たのには思わず笑った(念の為言っとくけど上のはMSN毎日の文章を改編したギャグ)、上手いなぁ。


### その他

「恋はみずいろ」「オリーブの首飾り」「涙のトッカータ」などで有名なポール・モーリア氏(Wikipedia)が亡くなられたそうで、ご冥福を祈ります。本当今年は偉人の訃報が相次ぐなぁ…、それはそうとコナミはギタドラCS版にとっとと「TOCCATA」を入れるべきだ、あれは「涙のトッカータ」のアレンジとしても秀逸だと思う。

流石に昼間タップリ寝ちゃったので寝れませんよ…。そいや今「時かけ」がスガイディノスで上映中なんだよなー、見に行きたいけど相当フィルム傷ついてそうな予感もあるし。というかとっととDVD出してください。

[書籍]散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道(梯 久美子)

うちの姉貴が「いい本だよー」って言うので借りて読んでみる、なんか旬のベストセラーらしいし。どうやら例のイーストウッド映画の日本サイド版「硫黄島からの手紙」の脚本にもかなり影響大っぽい。

散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
梯 久美子
新潮社
売り上げランキング: 1,213

ちなみに米国サイド版「父親たちの星条旗」はこっち、最近単行本化されて読みやすくなった。

父親たちの星条旗
父親たちの星条旗

posted with amazlet on 06.11.04
ジェームズ・ブラッドレー 大島 英美
イースト・プレス

ただオリジナルのタイトルは「硫黄島の星条旗」、タイトルの変更の仕方がちょっと気にはなるな。買うなら「父親たちの星条旗」の方がいいと思うが、こっちにはカスタマーレビューが載ってるのでリンクを貼っておく。図書館なんかでもこっちの方が借り易そうだし。

硫黄島の星条旗
硫黄島の星条旗

posted with amazlet on 06.11.04
ジェイムズ ブラッドリー ロン パワーズ James Bradley Ron Powers 島田 三蔵
文藝春秋
売り上げランキング: 76,412

で、以下書評だが…、この手は嫌う人も多いかと思うので分割エントリにしとこう。ちょっとキツめの書評だし。

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[モノ]ZVG in stock!

長らく「Out of Stock」だったZVGがようやく在庫復活。

しかし実際には「30日以内に在庫復活するから予約受け付けるよ!出荷するまでカードの引き落としはないよ!」といいつつ二ヶ月位経過していたのをオレは見逃していない(ぉぃ。

(ZEKTOR社 ZVG商品ページ)

お値段も改定して若干お求め安くなって…るかどうかは微妙だが、欲しい方は是非どうぞ。っつーてもコレを欲しがる人間も極めてマイノリティだとは思うけど。万が一「買った」という方が居たらBBSにでも報告入れてもらえるとちょっと嬉しい。

この機会に予備でATARI用モノクロX-Yモニタ用ケーブル注文しようとかも思ったが二種類あるんだよなー、あ、モニタは流石に買わないと思うが、欲しがるのはマニア心理って事でひとつ。モニタはeBayで粘れば出てくるけどケーブルはZEKTOR社から直で買わないとまず入手不可能なんで。

コレでVectorMAMEがWin上で動けば、それなりに手を出しやすい代物なんですが。MAME自体の改造はそんなに難しくないのをソースを見て確認済み[^1]なので、逆に言えばWinでECPポートをガシガシ叩ければ動くはずなんだが、どうにかしたいなぁ…。
[^1]: 正直読みづらい代物かと思ったら凄くまとまってて驚いた、CPUとか音源とかモジュール方式だから「存在しないマシンのエミュ」も簡単なのねアレ、そのマシン用のコードを書くのは大変だと思うが、あとVectorMAMEのZVG実装方法ってかなり安直、速度をもっと上げられそうだが速度のボトルネックがどこにあるか判らないので意義があるかは不明