9時すぎに起床、今日から台湾ツアー旅行のため金曜まで有休である。
あさごはんを済ませた後は準備。昨日のうちに揃えた着替えとかをキャリーバッグに詰めていく。思ったより入らなくてちょっと焦る。
時間に余裕があるので昨日までの日記を書いて、11時半くらいに家を出る。キャリーバッグを使うのは初めてなんだが、想像以上に楽でビックリする。デカくて重いボストンバッグを担いで移動するのが本当バカバカしくなるなこれ。
まずは自宅近くの「松のや」で早めのおひる。ワンコインクーポンが今日の日中までなので「味噌ロースカツ定食」を注文、クーポンパワーで内税500円。さらにごはん大盛も無料、本当に近くの飲食店は頭痛いだろうなあ。
しかしごはんを大盛にしたのは失敗だった。味は普通に美味しいんだけど、朝がちょっと遅い&昼にはまだ早いせいかお腹がそこまで空いてなかったこともあって完食するのがちょっと苦しかった。古い人間なので白米を残すのに抵抗があるんすよ。
自宅最寄り駅まで歩いてバスターミナルで空港行きバスに乗る。また時刻表が変わって便数が減っていてちょうどいい時間がない、けど「乗れば確実に着く&安い」のは本当に魅力的。自宅最寄りが始発駅だし。
バスで50分ほど揺られて新千歳空港に到着。今回は国際線ターミナルなので3Fの国際線ターミナル行き通路の辺りで同行する姉貴二人を待つ。待ってたら姉貴が気づかずに通りすぎたので後ろから追いかけたり。
出発の二時間前という早い時間にスターラックス航空のカウンターで搭乗手続き、ここでもうパスポートを見せるんすね。キャリーバッグは機内持ち込み可能サイズだけど預けてしまうことに。かなり時間に余裕が出来たので国際線ターミナルを見て回る。新千歳空港にLaoxやドンキホーテ(ソラドンキ)があるとか知らんかった。
することも無いので国内線ターミナル側に戻って「きのとや」のソフトクリームを食べてみることに。新千歳空港のソフトクリーム売り上げNo.1らしい「極上牛乳ソフト(内税430円)」にするつもりが「中に粒あんが入ってます」ということで「宇治抹茶ソフト(内税442円)」にしてしまった。なるほど半分くらい盛ってから別のところで一回粒あんを入れて再度盛るのね。なんか異様に重たいけど。
食べてみたら確かにうまい、途中の粒あんもすごいアクセントになってる。白玉がほしいw ただめっちゃ量が多い。見た目もデカいけど中身がぎっしり詰まってて普通のソフトクリームの倍くらいある気がする。正直お腹がいっぱいになる…。昼も多かったというのに。
姉貴にスマホの海外ローミングの話をする。というか事前に連絡しておいたのだが設定していなくて頭を抱える。その場で試してみたのだがUQ Mobileの海外ローミングは専用のアプリが必要とか言われてびっくりする。それってIDやパスワードが手元にないと詰むのでは。だから事前にやっておけと言ってたのに。
結果的にはなんとかなった。UQ Mobileは一日辺りの固定料金(台湾だと500円/日)払えば海外ローミングでも通信容量制限がない。楽天モバイルは別途料金はないけど通信容量は2GBで、あとは1GB/500円で追加可能。まあ使えるだけありがたい。
国際線ターミナルに戻ってまず両替。10,000円分を両替しようとしたら「11,060円で2,000NTD(ニュー台湾ドル)です」と言われたのでお願いする。紙幣が$1,000が一枚、$500が一枚、$100が4枚。$10硬貨が10枚だっけか? 紙幣はなんというかおもちゃっぽい。慣れるまでだいぶんかかったけど、手数料を除けばだいたい$1=5円なので計算もしやすい。
その後は出国処理、自動チェックイン機にパスポートを押し当ててカメラで顔を撮影して照合するだけ。マイナ保険証と似たようなもんか、ただパスポートのICチップには顔写真データが入ってるので、そちらを利用してるのかも。手荷物検査もちょっと違うけど同じようにすればOK、タブレットやPCをいちいちカバンから出さなくていいのは楽。
あとは国内線と同じ、時間が余ったのでお土産屋を見て回ってたら「東京ばな奈」があってちょっと驚く、北海道でいつでも買える唯一の場所かも?
機内に入る。飛行機はエアバスA321Neoで座席背面に10インチ超えのシートモニターがついてて豪華、操作もタッチパネル直感的でよい。配信されている映画をチェックしたら「オッペンハイマー」がすでに入ってて驚く。定刻通りに離陸、シートモニターでリアルタイムの地図が出るのがいいなあ。
18時前に機内食、「fish or chiken」と言われたので「chiken」と。なんか照り焼き丼みたいなのが来た。味は「見た想像のまんま」としか言いようがない。普通の味、でも不味くはないし温かいし、サラダと果物は冷えててありがたい。果物が妙にうまい。
隣の姉貴が選んだ「fish」は「フィッシュアンドチップス」だこれ。味の感想を聞いたら「普通、みたまんまの味」だったらしい。
にしても何気に量が多い。頑張って完食したら後でアイスクリーム(北海道産)とホットコーヒーまで出てきた。アイスクリームにコーヒーをかけてアフォガード風にして頑張って全部平らげる。
その後は持ち込んだiPad Airで詰んだままだった「推しの子」を読んだり。何これめちゃくちゃ面白い…、アニメでやったところの続きが2.5D演劇なのだが、ここで「原作者が脚本にブチ切れ」とかやっててもうね。いろいろと面白すぎる。
着陸目前に「そいや入国カード書いてなくね?」と気づく。案内には「機内で書いてください」とか書いてあったのだが、姉貴に聞いたら「さっき配ってたらしい」とのこと、早く言ってよそういうことは。
慌てて添乗員さんを呼び出して入国カードを貰って、着陸態勢のまま書き出す。職業は「engineer」にしておいた。パスポートがカバンの中だったので、着陸してシートベルト着用サインが消えたタイミングでカバンを取り出してパスポートの番号を書き写す。なんとか間に合った。
4時間弱のフライトで「台湾桃園国際空港」に到着。スマホもちゃんと海外ローミングできている模様。それにしてもスマホが普段通りに使えて、通知もいつも通り来るから全然海外に来た感じがしない。
台湾桃園国際空港
飛行機を降りたはいいがよくわからぬ。ようやく入国ゲートに到着、めっちゃ混んでるけど我慢して並ぶ。にしても「no citizen」とそれ以外で分かれている辺りに「台湾は国とは認められていない」辺りの複雑な事情がねえ。当然「no citizen」の列に並ぶ。
順番が来たので手続き。係員にパスポートを渡して、顔撮影用のWebカメラ(確かAverMedia製)を注視しろとゼスチャーが入るので注視。次に「指紋を押せ」とゼスチャーが入るので二個用意されている指紋リーダーに強めに両手の人差し指を押し当てる。これで終了。
入国カードはオンラインでも申請出来るけどどうやって照合するのかよく分からんかったのだが、どうも書いたらQRコードが出てきてそれを読み込ませればいいっぽい? どっちにしろ入国時に顔撮影と指紋採取が入るんだけど自分で書かなくていいだけ全然違う、次からは事前にやっておく。
ちなみに台湾の時差はUST+8、つまり日本が20時だったら台湾では19時。スマホは当然時刻の自動修正が入るし、Apple Watchも自動的に修正してくれる。
次は荷物の受け取り。しかし「XX便はレーンXに流してるよ」みたいな案内が見当たらない。レーンの上に該当する便は出ているのでそれを一個一個見ないとダメっぽい。結局一番端っこのレーンで、しかも荷物がほとんど持っていかれた状態であった。全員の荷物を受け取って外に出る。手荷物タグの確認ってやらないんだ、これ違う荷物を持って行き放題なのでは?
外に出たがツアーの集合場所が分からない。何回か探して同じツアーの参加者を発見して合流。そのあと現地ガイドとも合流。頭がちょっと寂しいおじいちゃんでした。全員揃ったところでバスに移動。途中の動くスロープの角度がめちゃきつくて正直どうよとか思う。キャリーバッグの車輪ロック機能が役に立つ。
観光バスは下が運転席+荷物、上が客室という構成。上の一番前に陣取って台湾の景色を楽しむ。右側通行が全然慣れない、車種が日本と大差ないから余計にそう感じるのかも。ガイドさんが日本統治時代の話(ニイタカヤマノボレのニイタカヤマが台湾の山とかそういうネタ)を延々としてちょっとビックリする、肯定的な話ばっかしだけどどう反応すればいいのか。
小一時間ほどでホテル「台北桃禧大飯店」に到着、使い捨てのカードキーが人数分配られるのはありがたい。ホテルの部屋は結構きれい、ミネラルウォーターが補充されるのもありがたい。あとトイレで紙が流せるのもポイントが高い、「水洗だけど紙が流せないトイレ」がアジアには多いんだよ。
台北桃禧大飯店官方網站-住宿地點位於台北車站後站並緊臨機場捷運A1站
少し休んだ後に、ホテルのすぐ近くに夜市があるということでそろって移動。途中でセブンイレブンがあったので(台湾にはファミリーマートもある)入ってみたら匂い以外は日本とあんまし変わらなかった。ファミリーマートも入ろうと思ったけど、ドアが開けっ放しだったので例の音がするかは確認できず。
そして夜市、完全に「お祭りの屋台」状態である、お祭りと違うのは「年がら年中やっている」ということ。基本食べ物メインだが遊技場もある、遊技場といってもたいていはスマートボールみたいなやつしかないけども。にしてもコレを毎日やってるのか。
寧夏夜市[ニンシャー・イエスー] | 台湾グルメ・レストラン-台北ナビ
食べ物は多種多様。麺類・肉類・揚げ物などなど。なんか流行が結構あるっぽくてピンポン玉くらいの揚げ玉とサイコロステーキがやたら多かった印象。変わったところではたこ焼き(たいてい中はタコではない)や寿司、おでんまである。独特な匂いでおなじみの臭豆腐はさすがの匂い。
端っこまで歩いて、こっちの西瓜は甘くて旨いらしいので「西瓜汁」なるスイカジュースものを50NTDで購入、バーガーキングのドリンク同様に紙コップにフィルムが貼ってあって、そのフィルムにストローをぶっ刺して飲む方式。まだお腹がいっぱいなのでこれだけでいいや。
ホテルに戻る際に、隣にスーパーっぽいのがあるのに気づいて見てみたら完全に普通のスーパーだった。品ぞろえにやはり土地柄が出て面白い。日本製品も結構あって「叙々苑のドレッシング」が売ってるのにはちょっと笑った。
ホテルに戻って「西瓜汁」をコップで分ける。スイカジュースってどうしても薄く水っぽくなりがちだけど、これは全然そんなことがなくて甘くて旨い。ただ氷が入ってるのな、生水は避けろって言われてるんだが大丈夫なんだろうか。
シャワーを浴びて24時過ぎに就寝。