2019年10月23日(水)の日常(本州旅行 6/9)

8時半に起床。ホテルの風呂は朝営業はやってないということでがっかり。

ちなみに朝食が800円だったのだが、昨晩の晩飯代がアレだったので買っておいたコンビニおにぎりとゆで卵で朝ごはん。これまた味気ない。

食後の薬を飲もうとピルケースを見たら薬の数が合わない、朝イチで睡眠導入剤を入れて出発した日があった模様…。まあ大丈夫だったから良いよね!

TLを見てたら「レトロゲームやゲーム雑誌を当時の定価以上で買うのは庶民感覚の欠如」というお話が。いやそもそも今買い直す事がすでに欠如してると思います。

9時半頃にホテルをチェックアウト。今日の目的は「四国自動車博物館」であります。これだけのために高知に来てますからね。非効率だとは思うが、そもそも場所が場所だけに行きづらいし。

この場所を知ったのは10年以上前、松山に出張に来た時に見た駅前のパンフレット。「ここに行きたい」と思って以来の悲願である。なお高知はやなせたかしの出身地であるので「アンパンマンミュージアム」もあったりする。そっちは混んでそう。

ホテルから30分ほど、田舎道を走って無事到着。平日の午前中だから案の定お客はオレ一人。そしてミュージアムに入ると…コレは確かに凄い。写真でしか見たことのない名車がズラリ。あんまし広くはないが密度が濃い。

四国自動車博物館

そんな訳で一時間半ほど散々見たり動画を撮ったりしてた。途中で60歳を超えてるような人たちが入ってすぐ出ていった以外はほぼ貸し切り状態。

ここから気に入った車種を適当に紹介。写真は鏡に映った自分を一部適当に修正してるので変な場所があっても気にしないように。まずは「コブラ427」 コレ本物なんですかね…?

「フィアット・アバルト2000スポーツスパイダー Sr,II」(手前)と「フィアット・ディーノ・スパイダー」 この二台もかなり珍しい。「ディーノ」って名前はフェラーリ以外にフィアットにもあるのです。そして実はフィアットのが好きだったりする。

「アルファロメオ155Ti V6」、コレはDTMでナニーニが載ってた奴だそうで。実際に間近で見たら「思ったより市販車のパーツをちゃんと使ってる!」という驚き。かって155TS8Vに乗っていた身としては嬉しい。同じなのはガワだけで中身は別物なんだけど。

中に展示してある奴で一番のお気に入りの「ディーノ 206S」、「サーキットの狼」で風吹裕矢が乗った「ディーノスペシャル」の元ネタ。まさか日本に存在しているとは思わんかった。

「チゼータV16」のしかもスパイダーがあるのには驚いた。あのジョルジオ・モロダーが作らせた巨大なMR車。エンジンがデカすぎてキャビンの後端がほぼ真ん中で後ろは全部エンジン。無茶過ぎる。

「カウンタックLP400」、この個体ってひょっとしてうちにあるGSR製1/12ダイキャストミニカーの原型なのでは、と思ったがシートの色が違う、実際どうなんだろう。ただやっぱり実物とミニカーは見え方が違うよなあ。実物の「平ぺったさ」はミニカーでは再現がすごく難しい。

「フォードRS200」、末期のGr.Bラリーカー。ただまあイギリス車らしく耐久性全然無いらしいんだけども。にしても取り回し良さそうなサイズ。

「フィアット131アバルトラリー」、ストラトスの販売不振により市販車の131でラリーをやらされることになったワークスチーム。そしてプライベーター所有のストラトスにぶち抜かれるという不憫な運命。車自体は好きなんですが。

「ランチア・ストラトス」史上初の「ラリー参戦を前提とした市販車」、こんなのを作ってホモロゲ通したのは本当異様としか…。一時期は日本でたたき売りだったらしいけど今は超高騰。まあイタリアンスポーツは大抵そうなんだけども。

お目当ての一台の「ランチア・ラリー037」、やっぱりGr.Bラリーカーではこれが一番美しいと思う。リアバンパー取り付けてあったのがちょっと残念。

一番のお目当ての「ランチア・デルタS4」、ランチアのエースパイロットを事故死させ、もうひとりを年間チャンピオンにしたものの「コースの真ん中にクルマを維持するだけで精一杯」と言われた狂気のクルマ。実際見てもそんな感じは受ける。まあ今どきのラリーカーの方がずっと速いんだけども。

しかしこの「デルタS4」は「ターマック仕様は格好いいなあ」と「なんでよりにもよってトイボネン車のコルス仕様なんだ(トイボネンはこのラリーで崖から転落して焼死)とか複雑な気分が入り混じったりして。

あとは「トヨタ2000GT」の日本GP仕様とか市販車とか。

バイクもいっぱい合ったけどどうにもピンと来ず。とりあえず初代「スーパーカブ」と「ラビットスクーター」とか。

展示場は細長い作りで中央に休憩所がある、そこから眺めるとこんな感じ。ここに一人で居るとすんごい落ち着く。

オーナーにお礼を行って博物館を後にする。お昼は高知市内に戻ってチキン南蛮定食をいただく、…もも肉一枚使ってますねコレ。デカい。タルタルソースじゃなくてオーロラソースなのが珍しいけどコレが合うんですよ。美味かった。

さてたっぷりと栄養を取ったところで、今回の旅程一番の長距離走。一気に三重まで戻りである。気が重いがやるしかない。

しかしカーナビがおかしい。ルートを検索させるとなぜか香川周りの道を案内させようとする。ぐぐるマップによるルート検索より40kmほど長い。

ナビのルート選択も「有料道路優先」「一般道路優先」「距離優先」しか選べなくて融通がきかない。ううむ。そして到着予測時刻がまさかの「21時」すぎ、マジか。

とりあえず出発。途中から徳島に抜ける道に曲がる。そうしたらその時点でリルートされて走行距離が40km減って、到着時間も30分くらい速くなった。じゃあそっちを案内しろよ…(汗

徳島を抜けて淡路島ハイウェイオアシスで一休み。淡路島が想像以上にデカいのな。

んでカフェオレ+シュークリームで糖分補給、ああ染みる。

ここからの眺めはいいですなあ。夜の明石海峡大橋と神戸の夜景はキレイなんだろう。「あの灯りの下で何人がセックスを!」すいません疲れてます。

明石海峡大橋を抜けて兵庫入り。しかし神戸と大阪で渋滞に巻き込まれる。止まるほどじゃないけどペースが大分落ちて流石にきつい。18時半過ぎにようやく奈良に入った。あともうちょい。

とか思ったら名神国道というのが「70km/h制限の一般道なんだけど、どう考えても一般道じゃない速度で流れてる」状態でビックリする。流れに乗って走るだけで速い速い。おかげで宿泊地の三重県鈴鹿市に20時に到着出来た。ホテルの駐車場もまだ空いてたのでラッキーである。

ホテルはまたてっきりボロいかと思ったら結構豪華でびっくり。おまけにフロントの人がえらい親切で助かる。

部屋で一休みしてから晩飯。すんごいお腹空いてるし、んでも20時すぎちゃってるから居酒屋くらいしか空いてないのでは。案の定外に出たら居酒屋と寿司屋とホルモン焼き専門店とかそんなんばっかし。「最悪コンビニ弁当かなあ」と思ってたら駅前に定食屋さんを発見。入ってみる。

一昨日は広島に居たのに、鈴鹿で「広島産カキフライ定食」を頼む。いや広島でもカキフライ食べようか悩んでたし。しかしコレが「おいおい当たりじゃないかよ」って嬉しくなる内容と味であった。後で営業時間を見たら18時〜26時ってあってびっくり。

満足してホテルに戻り。朝食無しのプランだったけど550円で朝食が予約出来ると言うので頼む、昨日のコンビニおにぎりで懲りたので。多少高くてもまともなご飯のが良いです…。

そして大風呂に入って、部屋に戻ってのんびり。テレビが「NHK総合が映らないけどEテレは映る」謎仕様だ。なんだろう。あと有料Chがコイン式なの久々に見た。テレビは液晶テレビなのに。

広島と高知の天気が良すぎて、日焼けで鼻の頭の皮が剥けたのには笑った。札幌に戻ったら風邪引かないようにしないと。

しかし一昨日は広島に泊まって、昨日は高知に泊まって、今日は鈴鹿に泊まってる…。なんか移動速度がバグってる感すらあるな。ちなみに本州上陸後の走行距離はすでに2,000km超えております。

今回の旅行ではあちこちで「INSTA ONE 360 X」を持っていって結構ハードに使ってるけど、全天球カメラって要するに「魚眼カメラx2」なんで動画サイズが馬鹿にならん、128GBで3時間持たないのです。仕方がないのでバックアップ用に外付けHDDを持ってきてるんだがコレが重たい、うるさい、ACアダプタ必須と結構つらい。今どきは1TBのSSDとか結構安いので、次回の旅行までに買うかなあ。

時間が余ったのでネットで色々と作業。ホテルの無線LANが自宅より速くて泣いてる。ダウン220Mbpsのアップ270Mbps、プロバイダはASAHIネットでうちと同じなのに。うちが遅いのはフレッツ東の問題なんだろうか。

作業しながらテレビを見たら東京モーターショーの報道。「危機感を持つトヨタ」とか言ってるけど、現時点で世界で唯一CAFEをクリアする見通しのある企業に言われても。本当に危機感あるのは他メーカーだろう、特にディーゼルに頼りっぱなしだった欧州とか。

本日のネタ。マツダのEV、乗ってみたいけど観音開きドアはどうなのか。観音開きドアの最大の欠点は「前ドア開かないと開けない」辺りで、ここが保険とかでネックになることがあるんですな。

マツダ初の量産EV「MX-30」発表。RX-8ゆずりの観音開きドア採用。フル充電で200km走行 – Engadget 日本版

なんか酷評が多いけど、パッと見た目は割と好きです。今どきのクルマにしては優しい目つきだし。

ホンダ、新型「FIT」世界初公開 ネットにつながる車に進化 – ITmedia NEWS

次期レヴォーグのプロト、最初のレヴォーグが出る前のコンセプトモデルに近づいた感ある。見た目は良さげではあるが…。

スポーツワゴン「レヴォーグ」が世代交代 スバルは新型のプロトタイプを世界初公開【東京モーターショー2019】 【ニュース】 – webCG

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