[ベクタースキャン]USB-DVG(Digital Vector Generator)起動!

去年の春先だったか、eBayでUSB-DVGなるものが出品されているのを見つける。ちょっと調べたら「USB接続してベクタースキャンモニタをドライブする機器」らしい、つまりはオレの持ってる「ZEKTOR ZVG(こちらはパラレル端子)」と同様の内容でUSB接続出来る代物。なにそれ欲しい。

色々調べたら、FaceBookで作者自ら頒布している模様。んでeBayに出てたのは2回目頒布のキャンセル分の販売だったっぽい。ちょうど3回目頒布の予約中だったのでFaceBookのアカウントを取ってコンタクト。昨年のうちに支払いも済ませたが、このご時世なんで遅れまくり。今週の月曜日にようやく到着。お値段は$350、これに国際送料が$20。

しかし届いたはいいがセットアップマニュアルが無い、基板にシルク印刷してあるドメインも失効しているっぽい。調べたら公式サイトはある模様。インストールガイドとかはあるけど正直全然情報が足りない気がする。何よりモニタ出力がD-SUB15ピン三段、つまりはVGAコネクタなんだけどピンアサインが載ってないやん。

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FaceBookで検索をかけたら「普通のアナログVGAと同じだよ、H/VがX/Y」って書いてあって納得。なるほどR/G/BそれぞれにRTNがあるのでそれがGNDだ、H/V-SYNCのGNDは共通だけども。線材が無いのでAWG20の線材と同時にD-SUB15ピンのターミナルコネクタも見つけたので発注。ターミナルコネクタはAliで売ってるような代物だった、まあ使えるだろ。

他にラズパイ4が必要。こちらは事前に用意済み。ラズパイ4+32GB以上のmicroSDHC+電源が最低条件。実際にはキーボードとモニタ、LANケーブルも必要。ラズパイ4はメモリ2GBモデルで行けるかは不明、まあ4GB以上買っとけ。4B 8GBモデルを買ったけど問題は無い模様。

そして配線。モニタ側はお決まりのMolex MLXコネクタなので手持ちのコンタクトピンを圧着してコネクタに刺す。反対側はターミナルコネクタに配線。ピン抜きも持っているので配線をミスっても気軽に変更可能、はんだ付けするだけが脳ではない。USB-DVG側でR/G/B/X/YのGNDは全部共通なのをテスターで確認したので線も一本でいいやろ、ひとまずハーネスを配線完了。

公式サイトのGoogleDriveからラズパイ用のOSイメージをダウンロードして、PCからRaspberry Pi ImagerでmicroSDHCに書き出し。これお手軽で良いけど、後々の事を考えると結構頭が痛い。OSのセットアップ方法もどこかに載せて欲しいんだが。

ラズパイとUSB-DVGは付属してきた短いUSB-A・microBケーブルで接続する、これはUSB-DVGへの電源供給も兼ねてる。後で調べたけどUSB-DVGそのものは高速USBシリアル機器としてラズパイ側から制御するだけなのね(おそらく通信速度はRS-232Cの115200bpsを軽く超える)、多分長いとかヘボいケーブルだとダメなんだろう、だから付属ケーブルを使えと。

ラズパイの電源を繋いで、さらに制御用のキーボードとマウス(今回はLogicool Unifyingレシーバを使用)、電源とモニタケーブルを接続。ベクタースキャンモニタはちょっと怖いので手持ちの「VectorVGA」を使用する。ATARI仕様カラーベクタースキャンモニタと同じインタフェースでアナログSVGAに変換してくれるレアアイテムである。おお映った、青がドリフト気味だが問題無さそう。USB-DVG側の基板についてる二個のVRがなんだかサッパリ説明が無いんだが、これX/Yのサイズですね。リニアリティとかはソフトウェアで設定可能。

USB-DVG自体は単なるUSBシリアルで受け取るだけの機器かと思ったらインテリジェントデバイスで、モニタ設定メニューとかはこれ単体で動いてしまうのね、なので基板上に操作用のタクトスイッチが付いてると。んでUSBシリアルで接続するとクライアントデバイスとしてふるまう。

問題はなさそうなので手持ちのAmplifone’19モニタに接続。おお映った。これはUSB-DVG単体の起動画面。

そしてラズパイに接続するとAdvenceMAMEの起動画面、そこからラズパイに接続されたキーボードを操作するとゲーム選択画面が出てくる。これはZEKTOR ZVGの頃にあった奴と同じ、ただ一回ソースを紛失したので(一時期ソースはZEKTORサイトからDL出来たと思うんだけど)一回作り直したとか言ってた記憶。

にしても青が強い。描画されてない所でも出ちゃう&終点の輝度が強くてモニタが焼けるんじゃないかとヒヤヒヤする。モニタ設定を弄っても調整できず、モニタ基板側で調整する必要があるんだなコレ。めんどくさいので今回はそこまで動かさず。

MAMEはZEKTOR ZVGの頃からバージョンが上がってて、当時は動かなかったこんなゲームも一応動くのです、すげえ、コレがベクタースキャンモニタで動くのを見られるとは思わんかった。モニタが焼けそうなんでまともに遊べないけど。

後で気づいたけど、USB-DVG単体のモニタ調整メニューからクレジットを出して、そこからある操作でイースターエッグの「パックマン」が起動する。ベクターをほぼラスター描画してるだけで特に嬉しくはない、USB-DVGの基板側タクトスイッチで操作しないとならないので厳しい。

とりあえず本日はここまで。とにかくモニタの焼き付きが怖い、あとでFaceBookの過去ログ漁って、モニタ基板の調整。とこkまで書いて気付いたがハーネスの途中、R/G/BにそれぞれVRを仕組んだ方がいいかも。最悪Bだけでもいいけど。モニタ基板側で設定しても通常のゲーム基板と整合が取れなかったら繋ぎ変えるたびにモニタ基板側を設定する羽目になる、さすがにそれはめんどくさい。

多分日本で初めてUSB-DVGを動かしたと思うので(買った人は別に居る)もうちょっと満足しちゃった感はある。これでZEKTOR ZVGはPCごと捨てられるかなあ。まだ動くか知らんけども。

ここまで結構疲れた。午前中に久々にカラーベクタースキャンモニタ(Amplifone’19)に火入れするのも結構緊張して疲れた。Major Havoc筐体(こちらのモニタはWG6100)も久々に火入れしたけど元気に動いております。

にしても届く直前までUSB-DVGについては調べなかったけど、改めて調べ始めたら想像以上にクローズドな状態でちょっと面食らった。なにかソフトを書こうと思ってたけど出来るんかな。別の人がオープンソースで同じようなハード&ソフトを作ってるのだけど理由が分かったかも。クローズドにする意味は正直分からん、儲けられるほど高価でもないし、数も出ないし。

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