[レビュー]Apple iPhone4 32GB

入手から一週間経過したので軽くレビューしてみる。ちなみにiPhone3G 16GBを一年4ヶ月使った後での機種変更である。

iPhoneについては今更多くを語らない。色々と不満もあるけど、それを補って余りある素晴らしいユーザーI/Fや、遅さを感じさせない色々な工夫は今見ても素晴らしい。

しかしiPhone3GSが登場して「速度もメモリも倍!電子コンパスもついたよ!」と、まぁここまではiPhone3Gで我慢すりゃいいんだけど、正直アプリも「iPhone3GS前提」どころか「iPhone3Gはサポート外」な奴まで出てきた。そもそもiPhone3Gの時点でCPUパワーもメモリもギリギリだったのである。

そんなiPhone3Gがいい加減辛くなって来たところにiPhone4である。世間では未だに品薄だが、自分はなんか嘘みたいに楽勝で予約&入手出来た。アレで運を使い果たしたような気すらするのでちょっと恐い。

それはさておき、「本体の金属部分を握ったら電波環境が悪化する」とか「落としたらあっさりガラスが割れる」とか「本体が持てない位熱くなる」なると言われてるiPhone4だが、個人的にはあんまし困ってない。

– 電波障害の件に関しては、自分の環境ではどうやって握っても再現出来なかった。確かに「通話に支障が出る」ほど問題が出ている人が居るのは事実のようだが、すでに相当数の台数が出回った今、「支障が出るほどの問題」を抱えてる人がそんなに居るとも思えない。これに関しては「障害が出る人・端末・場所」と「全く問題無い人・端末・場所」があれば原因が特定出来るのにどこも検証しない。謎
– 少なくとも自分の所で再現しない&実際に出ている人が居る以上、電波障害の件についてはこれ以上語れないのが正直な所。なにせ自分ではiPhone3Gの時より確実に感度良いくらいだし。
– 落としたら割れるとかは…まぁ実際そうなんだろうなーとは思う。物性としては硬度と粘性って相反するから、耐硬度を超えたらあっさり割れるもんだろうと。ただ今の所「背面ガラスを割った」という人は何人か見たけど前面についてはまだ見てない。案外背面は弱く出来てるのかも
– 本体が持てないほど熱くなる件、なんか音楽再生でも熱くなるって言うけどどんなデータなんだろう、Appleロスレスとか? うちのはそこまで熱くならないし、そこまで長時間持って作業するもんでも無いと思う。iPhone3Gでも結構暖かくなるしね

という訳で「個人的にはとりあえず全然困ってない」というのが本音である。バッテリー稼働時間もまぁカタログスペックが誇張されてるにしてもiPhone3Gよりは全然持つという印象だ。

現在の個人的な印象を箇条書きしてみる

– 液晶はすんげーキレイ。普段もキレイだが、写真やイラストを表示させると発色も素晴らしくて感動する。漫画なんか台詞とかの文字が小さくなければほとんどそのまま読めてしまう恐ろしさ、あとGoogleMapもあんまし拡大しない状態での視認性が抜群に良くなった。とにかく良いことづくめ。
– とにかくiPhone3Gより早い。3G回線自体は別に速くなった訳ではないのだが、プロトコルパースやレンダリング速度が向上してるのでとかく3G回線で通信するアプリでも軒並み速くなってる。特に壊滅的に画像の多いレイアウトを持つHTMLページとかだと体感的には倍以上に感じる
– 速度向上で特に嬉しいのは文字入力で待たされない事と、Safariでスクロールしようとしてクリックとかピンチしようとしてクリックとかの誤爆が非常に減った事、おかげでストレスがかなり減った
– iOS4のマルチタスクは結構使える。というのもiPhoneOSの最大の不満って「Homeボタンでアプリが終了しちゃって戻れない」部分なのであって、そこが改善されただけで全然違う。
– ただしマルチタスクには結構謎が多い。まずどんなアプリでもマルチタスクトレイに残るのが困る。逆に言えば今まで公式に出来なかった「今までのOSでもバックグラウンドで動いてたiPod、Safari、メールアプリを明示的に終了させる」事も出来るようにはなったが、やっぱりなんらかの手段が必要かと思う。
– 特にメモリ喰いなアプリを立ち上げてSafariでいくつかページ開いたりして戻ろうとするとアプリがレジュームせずに再起動かかっちゃう事があるので、Twitterでアプリ開発してる人に聞いてみたら「メモリ不足に陥ったら勝手にアプリがメモリ解放してるんじゃね?」という予測に。メモリ512MBでコレだから本気でマルチタスクやろうと思ったらiPhone3GSの256MBじゃ全然足りない。ましてや画面がでかいiPadの256MBはもっとヒドイ事になると思う…
– このため「そのうちHomeボタンでアプリを確実に終了する」手段がそのうち出てくる可能性がある、と言うのがアプリ開発してる人の予想。「メモリも含めて相当頭の痛い問題」だそうで。「どこでiPhone3Gをサポート外にするかが今後の焦点」と言うのも印象的だった。
– 本体の質感自体はとてもいい。形も底面がフラットになったので凝縮感がある。ただやっぱり「落としたら壊れる」感はiPhone3G・3GSよりあるかも
– 通話品質は確かに上がってるかもー、まだ電話はあんまし使ってませんが(ホワイトプランは通話料高いのだよ…
– ヘッドフォンアウトは相変わらず残念な状態。ただDockコネクタからのラインアウトはマシになったという話もあり
– カメラはiPhone3GSからはともかく、iPhone3Gからすると飛躍的にまともになった。ただCMOS動体歪み(ローリングシャッター現象)が非常に起りやすいのが残念。特に動画はカメラ固定専用と思った方がいいかも
– ちなみにカメラのブルーフィルタ問題(白い紙を撮影しようとすると中央が青くなる)は携帯カメラ全般の問題らしい…けどソフトで対策出来るような気もするので直せるなら直して欲しい
– BlueToothによる外付けキーボードによる入力は非常に便利。ちゃんとカーソルキーも使えるしコピー&ペーストとかのキーボードショートカットも使える
– 日本語変換は「前よりはマシ」な感じ。外付けキーボードだと予測変換が度を超して効くのでちょっと違和感。ただSHIFT+カーソルで文節区切りが調整出来るのでそこはトレードオフか

と、言う訳で個人的には「端末価格5万代でここまで出来ていいのだろうか?」という気分すら感じるガジェットである。色々残念な所(設定画面のメニュー階層設計とか)もあるけど、そこはiPhoneOS自体に諦めついちゃってるからなー。

ちなみにケースは現在昨年「伊右衛門」に付いてきた豆巾着を使用。これ昨年「iPhone用のケースにピッタリ!」って事で話題になったので全色集めちゃった奴だが、iPhone3Gにはちょっと幅がきつかったんだよね、んでも裸のiPhone4には本体幅が狭くなったこともあってよりフィット感が増したw

iPhone4と伊右衛門の豆巾着ケースとiPhone4はこんな感じ-。


ちなみに現在、iPhone3Gで散々お世話になったパワーサポート製の保護フィルム(表面が梨地でコレが良い、但し消耗品)を発注して入荷待ち状態。以前はアンチグレアだったけど今回はプライバシータイプにしときました。なにせ液晶が良くなった分周りから余計に見えやすくなった気がするので(汗、こっちは届いたら別途レポート予定。

ケースは野暮なので付けない予定だけど、純正バンパーが楽に買えるようになったら緑辺りを買っちゃうかも。ただ高いよなー純正バンパー、あれで電波受信問題が改善されるなら配布くらいしろよとは確かに思う。

外付けBlueToothキーボードはAmazonでも買えるリュウドの奴が大人気らしいが、

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starbluetoothは楽でイイですね♪

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コイツは正直高いのでw、探したらITmediaの松尾さんがブログで紹介してた一回り小さい奴がeBayで送料込み$52で売ってるのを確認、即購入。

[iOS 4化したiPhoneの最軽量Bluetoothキーボードはこれね:CloseBox and OpenPod:ITmedia オルタナティブ・ブログ](http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2010/06/ios-4iphoneblue.html “iOS 4化したiPhoneの最軽量Bluetoothキーボードはこれね:CloseBox and OpenPod:ITmedia オルタナティブ・ブログ”)

届いたらモノはちゃんとしてたけど、送料を安くするためかパッケージが破棄されておりました…(汗)あとキーボードの済みに接着剤がはみ出したような跡が。

さらにマニュアルは今時見ない8cmCD(昔のシングルCDな、念のため)にPDFで収録、当然英語だがiOS4が出る前のマニュアルなんでiPhone用接続マニュアルがJailBreak+BT接続ウェア購入前提なのにはぶっ飛んだw、iOS4からは普通に繋がるけどさー。

まぁ普通の人はちゃんとしたマニュアルが付いてるだろうリュウドの奴を買った方がいいと思いますけどね。リュウドのは電池が単三なので使い回しが効きそう&長持ちしそうだし。

改めて書くけどiPhone4の個人的満足度は非常に高い。ただそれはiPhone3Gから乗り換えたからであって、iPhone3GSユーザーが乗り換えて速度に変化を感じるかとか、そういう部分に関しては全く分らん。

例のアンテナ問題も含めて「完璧なプロダクト」では無いとは思うんだけど、その一方で妙なiPhone4叩き的な現象が起こってる気がしないでもないんだよなー。それだけ前評判が高かった訳か。

と、ここまで書いておいてなんだが、やっぱりWinで開発環境が組めるAndroidも気にはなる存在である。今回色々やって回線維持費が相当安く済んだので、そのうちAndroid端末買っちゃいそうで恐い…。

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