キーボードの調子がいまいちおかしいので新調することに。以前買ったのは何時だったかなー、と日記を検索したら2000年7月22日と来たもんだ。実に7年半使ってたのか…、結構持った方かも。
久々に箱を引っ張り出したらAT-PS/2変換コネクタが標準で付いてくる事に失笑、いやそれ以前はミネベアのATインタフェース版を実際にPS/2に変換して使ってたから笑えないかも。そもそも最初に使ったマザーがPS/2じゃなくてAT規格だ。ATキーボードコネクタとか知らない奴の方が多いだろうなー。もうPCはWin3.1の頃から13年くらい使ってるのだが、これでキーボード三台目だから結構物持ちが良い方なのかね、ミネベアのメンブレン安売り買い溜めして定期的に使い回す人も居るみたい。
という訳で買ってしまいましたよ東プレのRealForce108UBK。何故か未だにメーカーHPにもamazonにも載ってない108フルキーの変荷重でブラックかな表記なし版(つまり下のリンク先である91UBKのテンキーあり版) 検索かけるとけっこうあちこちで売ってるけどね、発売日は1/21だったらしい。
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東プレ Realforce108UH 静電容量無接点変荷重108USBキーボード(白) SA0100 |
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Wikipediaでの「RealForce」の説明を見れば分かるとおり、いわゆるHHKこと「Happy Hacking Keyboard」も東プレのOEM製品だったりする。HHKはunix者じゃ無いオレにはちょっとアレだったので購入せず。
キーボードくらいは良いモノを、って拘りは強くて。今はあまり無いけど、昔は仕事してて「今日はもう指が限界なので帰ります」ってな事がよくあった位だ。タイプ量が少なければ別に安物でもそれなりに文句言わないで使っちゃう方だけど、疲れるのだけはどうしようもない。
最初は以前使ってた奴とタッチが近いFILCOのMajestouch茶軸辺りを買おうかと思ったのだが、なんか話を聞くと一年くらいでスイッチがチャタリングを起こす場合が多いらしい。それならいっそ倍の価格だけど憧れのRealForceを買っちゃおうかと、ちょうど良いタイミングで108UKBが出たし。高いけど長年使うのとタイプ量が多いことを考えたら安物を買うよりはずっと良い選択だったと思う。
で、今まさにこの文章をRealForceで打っているわけだが…、凄いわコレ。なんつーか「自分がいかにミスタッチしているかがよく分かる」と言うか(汗)、本当にちゃんと入力した内容がきっちりそのまま出ている、とにかくチャタリングが全く発生しないのが素晴らしい。逆に言えばやっぱりメカニカルってチャタリング発生しやすいんだなと。質の悪いメンブレンはこれはこれで思ったように入力されなくてストレスが溜まる。
また全然疲れないというか気持ちが良い、変荷重で端っこのキーが軽いのがまた効いてると思われる。これで5年持てば十分安い買い物かもー、ただ黒筐体のはキートップの文字がレーザー刻印で薄くなるらしいのがアレだな(これは黒キーボード全てに共通)、まぁ極端な話、オレ本人は何も印字されて無くても困らないけど。JISでもASCIIでも打てるよ。
不満点が無いわけでもなくて、一つはスペースキーがちょっと短いこと、これは変換、無変換とか他のキーとトレードオフの問題なので微妙、以前使ってた奴と同じ大きさではあるが、Majestouch108のちょっと長いスペースキーを見るとあっちのが良さげかな、とも思える。実際に使い倒してみないと判らんけど。
あとは接続がUSBのみであること。現在PS/2はPC内部で既にSuperI/Oにより変換が入っている事って事らしいし実際に付いてないマザーも出てきたけど、個人的にはPS/2の方が色々と安心感があって好き。これもMajestouch同様PS/2変換コネクタが欲しかったなと。マザーによってはUSBキーボードから電源を入れられないんだよね。
という訳でかなりお気に入り状態。出来れば108の変荷重で白筐体のモデルを会社に置きたいくらいなのだが、これはまだ出てないんだよね…、45g統一荷重の108は出てるんだけど。という訳でこちらも発売を希望。