目覚ましで起床、結構スッキリ。なんか昨日一歩も外に出なかったせいか外の空気がうまいよ(汗
しかし会社についたら体調崩しまくり。サボるわけにもいかんのであまり頭を使わない部分のコーディングだけを先に終わらせておく。
そのうち微熱まで出てくるわ鼻水は止まらないわでマジでキツイ。定時でとっとと退社。
帰宅後に風呂に入ったら体調は多少マシになったので溜めてたビデオとか見る。QMAのOVAが色んな意味でキッツい(汗) 絵柄以外は全部80年代のノリだなコレ…。割とオリジナルの絵柄に似てるのだが、中の人はどう思ったんだろうかコレ。
最近はメガネのおかげで帰りの列車で読書出来るようになったので、遅めの普通列車で座りつつ読書して帰っております。んでようやっと「サはサイエンスのサ」を読破。
サはサイエンスのサ | |
とり・みき
早川書房 2010-01-22 おすすめ平均 |
著者の「鹿野司」氏はLOGiN誌で「ALL THAT ウルトラ科学」をやってた頃からのファン。あの当時から変わらず、小難しいスタンスも無しに気軽に「最近のサイエンス事情とその読み方」を説明してくれます。
この「最近のサイエンス事情」ってのがやっかいで、この本にもあるがいわゆる「クローン」のどこが問題になっているのかを科学的・人道的・宗教的の三つから見て、さらに「実はこーゆー事になってる」と詳しく解説してくれる。日本だととかく第一報だけセンセーショナルに報道されがちだから(ヒトゲノム解析完了!とか)こういったフォローをしてくれる人があんまし居ないんだよね。
この本には書いてないけど、例えば脳科学的には「ホムンクルス図」とか有名な奴(「[中心後回 – Wikipedia](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%BF%83%E5%BE%8C%E5%9B%9E “中心後回 – Wikipedia”)」辺りを参照)なんかはもう遙か昔に時代遅れの代物なんだよな。実際には脳の構成は後天的に決定される部分が多いので「ホムンクルス図」のような杓子定規みたいな事にはならない、そいやこの本にはその手のネタも書いてあるな。
職業柄脳科学はちょっと興味があって色々調べております。視野角に関しても「輝度を検出出来る視野角」と「色を検出出来る視野角」の方が狭いとか色々あって面白いのよこの分野。とりあえずこの手の話に興味があるならオススメしておく。
体調が悪化しないうちに早めに就寝。