[代車生活] 代車のMAZDA CAROLと久々のMAZDA CX-60

CX-60の修理中に代車として提供されたMAZDA CAROL、中身はSUZUKI ALTOのバッヂ変えOEM。グレードは現在販売されてるHYBRID Cという「MHEVの廉価版」相当で4WD。

最初に乗った時の印象は「なんか箱が薄く感じて頼りない」で、走り出すと「アクセルちょん踏みで飛び出し過ぎ!」「ブレーキがちょっと効くかすごく効くかの二段階しかない!」って感じで非常に良くなかった。善し悪しも含めて「ママチャリ」みたいな印象。

しばらく走って、支笏湖までドライブに行ったりしたら印象も変わってきた。

  • とにかく軽くて小さい、間違いなく良いところはそこ、おかげで駐車場への出し入れが精神的に楽
  • 60km/hまでなら動力性能は十分、慣れれば80km/hくらいまでは普通に出る、それ以上はちょっと出したくない
  • アクセルの踏み始めのスロットル開度がかなりデカいので慣れないと飛び出しがち、モーターアシストもあるので慣れないと踏み始めがシビア
  • 踏み始めは速くてもそこからが遅いので慣れると躊躇なくブラジルアクセルになる、制限速度が40km/hでもそこまでベタ踏みが普通になった
  • CVTのラバーバンドがかなりひどい、踏み込むとエンジンが唸ってから加速していく、アクセルが実質スイッチなのでアナログコントロールは諦めた
  • そういう運転なので燃費が15km/lくらいにしかならない
  • ブレーキは初期は弱く効くけどコントロールがしづらい、踏んでいくと途中で突然強く効くようになる、実質二段階みたいな感じ、減速していくと回生ブレーキが介入して余計に減速するのが分かる
  • ハンドルポストにチルトすらないのでドラポジが合わせづらい、合わせると視界の上にルーフ上端が入るので正直視界が良くない、信号待ちで最前列だと信号が見えなかったりする
  • コーナリングは終始アンダー傾向、コーナー中のアクセルONではアンダーしか出ない、でも逆にブレーキやアクセルOFFすると綺麗かつ穏やかにラインに戻っていく
  • 乗り心地はまあ普通、良くはない、以前乗ってたHA36Sワークスに比べたら全然マシ
  • ATレバーはストレートでPRNDL、発進時にDで確実に止めるのが難しい。ひょっとしてみんなLで走ってたりしないかコレ
  • 空調はマニュアルエアコン、操作方法自体は分かりやすいけどほぼ操作不要のオートエアコンに慣れると非常にめんどくさい、今の季節は駐車場が屋内なので発進直後は冷えてるのに外に出たら直射日光で暑くなるのでそのたびに調整しないとダメ、AC ONにすると確実にエンジンパワーが食われる、雨が降るとすぐ窓が曇る
  • キーはスマートキーで無くてキーレスエントリー付き、「キーを入れてひねってエンジンスタート」って久々、悪くないけどスマートキーに慣れるとキーを出し入れするめんどくささが勝つ
  • タイヤはTOYOのスタッドレスタイヤ、ドライだとそこまで気にならないけどウェットだと少し滑ってちょっと怖い
  • 走ってる時はハンドルは軽いけどパーキングスピードだとハンドルが結構重い、細めのハンドルなので余計に重たく感じる、ハンドルカバーを付けたがる気持ちがちょっと分かる
  • HA36Sもそうだったけど、メータークラスタに光が入ると湾曲してるせいで変な光り方をするのが結構目障り
  • ナビオーディオはKENWOODの2DINタイプのが付いてたけど死ぬほど使いづらい、物理スイッチに音楽停止・ミュートボタンすらない

色々とダメだけど軽くて小さいので許すみたいな感じ。世間の軽自動車がだいたい信号待ちからの発進で元気よくダッシュする理由も分かった。「移動する道具」としては十分だけど「運転するだけで楽しい」とかは全然無い感じ、とにかく割り切りが凄い。

コーナーでのアクセルOFFの挙動とかはすごく良く出来てる感があるけど、コレも「怖い思いをさせない」という思想だろうしなあ。

これに一ヶ月乗った後にCX-60に乗ったら、

  • 床が高い、助手席側ドアがめちゃくちゃ遠い
  • 内装・装備が超豪華、視界が凄く広い
  • ドアを閉めると異様に静かというか密閉感が凄い
  • 動きだしたら剛性感が凄い、なんというか分厚いゴムの上に乗ってるみたい
  • アクセルとブレーキがごく小さい動きからリニアに調整できる
  • ハンドルがめちゃくちゃしっとりとした動き、重いって言われるけどパーキングスピードだとCAROLのが重い
  • 車体は重たいけどアクセルを踏むと容赦なく加速する
  • とにかく安心感が凄いので逆にリラックスする
  • 乗り心地は相変わらず謎な部分がある
  • これでCAROLより燃費が良いのは訳が分からない

という謎の感動をしてしまった。コレってCX-60に初めて試乗した時の印象まんまだわ、すっかり忘れてた。自宅駐車場の入口ではかなり緊張したけども。

昭和時代に国産車に乗り慣れた人がベンツに乗ったら「ベンツってがっしりしていて金庫みたい!」って言った話を思い出す。CAROLとCX-60の違いはそんな感じです、マジで。そりゃCAROLに乗ったらママチャリみたいだと思うわ。

車格も値段も全然違うけど、この二台に価格分の差はあると思った。それはそれとして「主な用途は片道5kmくらいの移動」だったらCAROLでも別にいいかとは思う。自動車って面白い

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