2018年04月08日（日）大阪旅行2/3日目

8時前に目が覚める。流石に日曜の朝なんであちこちドタバタと煩い。こういうのがダメな人はカプセルに向かないね。まあビジネスホテルでも結構音は通っちゃうもんですが。

カプセルの中でダラダラしてたら腹が減ってきた。昨日会って別のホテルに止まってる人が「朝メシ行く人」と募集してたので挙手。心斎橋のコメダで落ち合うことに。調べたらここから徒歩6分位。余裕。

千日前の辺りを歩いて移動、なんでこの辺りは朝からやってる店がラーメン屋ばっかしなんだろう。それで結構人が入ってるのも凄いが。そして今日もかなり寒い。

先にオレがコメダに着いたので、大きいカフェオレを注文して待つ。モーニングなんでトーストが付いてくる。付け合せは色々選べるけど今回は卵を選択。後から来た人はみんな小倉選んでたけども。

程なくして四人に増加。一時間以上色々と危ない話をする。いやゲーセンオペレーター怖いわー（棒

昼からのインベーダーイベントの前に軽く腹ごしらえはしたいよね。という事で移動中に花まるうどんで早めに軽い昼食。その後会場の大阪ロフトプラスワンに到着。って分かりづら！言われないとわかんないぞコレ。

会場に行ってみると知った顔が設営しておりました。んで開場後に座席を確保してダラダラと。会場に設置されたアップライトのインベーダーで遊んだり。インベーダーを純正筐体で遊ぶのも一体いつ以来なんだろう。昔はただひたすら「難しいゲーム」と思ってたけど、今遊ぶと違って見えるなあ。

開演前に隣の席に年配の方が「空いてますか？」と言われたのでどうぞと会釈する。後でその人が赤木真澄氏と知ってビックリする。うわこの人が！なんかポケモンGoとかやってましたけども！w ちなみに後で設営関係者がみんな挨拶に行ってました。こええ。

んで開演。今日は「インベーダーの生みの親、西角さんのトークイベント」であります。まあ内容のほとんどは事前に本に書いてあることメインなんだけども、この著者のフランス人からのビデオレターが日本語ペラペラでちょっとショックを受ける。ちょっと待って、オレ昔あなたのフランス語で書かれた任天堂本を買って凄い感動したんだけど（汗

しかもその任天堂本、いつの間にか日本語版が出てて書いそびれてたし（奥さんが日本人との事）、いやまあいいですけどもね。ちょっと一回会ってみたいなあ。

んでトークイベントということで、本に書かれてない細かい話とか質問コーナーとかで色々。質問コーナーは質問者の半分くらいが知り合いでちょっとアレだったが（汗）西角さんの口から「ズンタタ」とか「4K/8K」とか出たりして、本当あの御年になっても新しい情報を収集するアンテナが錆びてないのは凄いと思った。オレも見習いたい。

改めて思うことはエレメカ時代・TTL時代・インベーダー時代とそれぞれの作品がどれも傑作かつ短期間で製作されて、ちょっと信じがたいという気分でもある。いや疑ってる訳じゃないけど、インベーダーとか元になる基板があったと言ってもハードとソフト全部で開発環境も込みで一年で作るとか正気の沙汰では無い。天才こわい。

実際インベーダーは今見てもソフトウェアとして非常に良く出来てる。亜流がいっぱい出たけど、純粋にインベーダー形式でオリジナルを超えたのはあったんだろうか？という疑問も。コピーはともかく、あの時代にコピーしてなおかつ亜流に仕立て直すのも相当な手腕がないと出来ませんけどね。

最後にインベーダーデザインのスケッチブックとサインも貰ってホクホク。いいイベントでした。もっとお客さんくればいいのにねえ。

イベント後は筐体の搬出を何故か手伝うことになったりして（詳細は省く）、アップライトを貸し出した所に戻すのを手伝ったら（基本見てるだけ）、そこの事務所に置いてある筐体がまあものすごい事。N-SUBとか新品にしか見えないんですがコレ。というかどうしてゲーム会社ってこんな場所ばっかしなのか。

んでも一番盛り上がったのは「スピードレースCL-5（スピードレースのカラー版）」アップライト、西角さんのTTL時代の大傑作。TTLロジックなんで修理は大変難儀したそうだが、苦労した甲斐もあってコンディションは本当素晴らしい。

そして今遊んでもすげえ面白いんですなコレが。これがTTLで組んである（というか、当時のCPUとメモリだとこんなに速く動かない）のは本当に凄い。すいませんインベーダーよりこっちのが好きかも。

本当はそこで人を待ってたのだが、いつまで経っても来ないのでみんなでメシを食いに行くことに。焼き鳥メインの店で美味しゅうございました。最後に鶏ガララーメンというのを頼んだんだが、コレが「鶏ガラなんだけど天下一品そっくり」という代物で美味しい＆面白かった。ラーメン屋単体でも流行りそうだけど、多分ラーメン屋だけだと採算取れないんだろうな。