2010年10月09日(土)の日常

目覚ましで起床。本日から東京へ旅行なのだが、荷物は昨日のうちにほとんどまとめてあるし飛行機は午後イチだし。んで出発直前の準備まで完了。あとは時間になるまで昨晩録画したビデオを見る。

俺妹を見て事の次第を把握。未成年(てか設定中二ですか)の実妹がエロゲ(相当)をプレイという設定はともかく、あれに本物のメーカーがパッケージ使用の許可&協賛してどうするって気は確かにするな。

協賛してほとんど得はしないだろうし(せいぜいダミーパッケージ作る手間が省ける程度)、ゲームそのものもギャルゲ程度でいいんじゃね?とは確かに思う。またアニメの出来が良いから勿体ないんだコレが。原画監督に千波さん居るしさー。あと荒川は相変わらずでした。

出発時刻になったので家を出てのんびりと移動開始、空港でお土産も買って普通に東京へ。747(-400?)は久々なんだがここ最近双発機ばっかしだったから、それに比べると推力すげぇなコレ、離陸してからも水平飛行になるまでGがはっきりと体感出来る。ぶっちゃけ頭をシートバックに押しつけてないと首が疲れる。

しかし羽田は雨でちょっとテンション下がる。それにしても札幌からの到着便は着陸してから飛行機が止まるまでが長いし(20分位)、降りてから外に出るまでも長い(10分位)。あれどうにかならんか。

んで東京モノレール+山手線で500円という切符を買って移動開始。モノレールは空港快速ってのが出来て大分早くなったねー。コレ便利だ。そんなに混まないし。途中で財布の中身をKiTaCaから去年来た時に買ったPASMOに交換。

そして秋葉原へ。一回PASMOにチャージした後は萌えなどには目もくれず目指すはラジオデパート二階、ここでX68kの電源修理用ケミコン他が手に入るのである。なにせ全部105℃対応品で揃える必要があるし、200V470uFかつ小型とかそこら辺じゃ売ってないし。

そして某所でオススメされてた山王電子に到着、部品リストと在庫の山を前にしておろおろしてたらお店のおじさんが「どうかなさいましたか」と言ってくれたので、恐る恐る部品リストを手渡ししてみる。

そうしたら事情を分かってくれたらしい、というか全く同じ構成のケミコンを毎週某所へ出荷してるんだとか。納得。

という訳で二台分の電源修理用ケミコンを揃えてくれました。お値段もさすがに二台分となると良い値段だが、それでも通販で買うよりずっと安かったので満足。なにより買い物が楽しかったので、それが嬉しかった。こういうお店は残って欲しいなぁ。

揃わない部品は置いてある店を教えて貰ったのでそちらで購入。こっちは正直不愛想に「ツェナーダイオードありますか?」「…電圧は?」みたいな会話でちょっとオレみたいな初心者には敷居高かったです。それが良い人も居るんだろうけど、とりあえず部品は買えたので満足。

外に出ようとしたらもの凄い雨でかなり萎える。止みそうにもなかったので無理矢理移動。うー雨に濡れて気持ち悪い。さて今度はシンセフェスタ2010に移動。

場所は西新宿なのでiPhoneで調べたとおりに秋葉原から総武線で移動し四ツ谷で東京メトロに乗り換え。って四ツ谷で乗り換えが全然分からない、一回外に出ないと駄目だし。メトロって言うくらいだから地下鉄かと思ったら、実は四ツ谷だけ地上駅だった罠。そこでかなり時間をロス。

そして西新宿に着いたけど今度はシンセフェスタの場所が分からない。iPhoneの地図大活躍。なんとか苦労して会場に到着した頃にはもうずぶ濡れでイヤになってきた。帰りの時に気づいたのだが、実は地下道を通れば外を歩くのはほんの三分位なんだよな。分かりづらいです。

そしてシンセフェスタ。クリエイター横町という自作アナログシンセを展示、販売している所に期待してたのだが、思ったより規模が小さくてガッカリ。それでも面白い物を出している人は居てちょっと話し込んだり。んでも値段がお高い…いや儲け無しなんだろうけど、やっぱりそこまで出すにはちょっと躊躇するよね。

そしてメーカー展示会を見に移動。こっちは期待してなかったのだが、その実いろいろ面白い物があって良かった。KORGのDS用ソフトM01とかいち早く音が聞けたし(DSからオケヒがガンガン鳴るのは逆に笑えた、M1プリセットにはないけどな>オケヒ)他にも色々新製品がズラっと。

そして奥の方には歴代の名機が並んでて凄いの一言。ついに憧れのProphetー5実機を触ったのだが、もう本当にしびれる音だった。アナログポリモジュレーション凶悪過ぎる。鍵盤ヘロヘロだけど音は本当にもの凄い。コンディション良かったら欲しがる人が未だに居るのも納得だわ、ソフトシンセじゃあの音は出ない。

後はNordLead2と3が並んでたので両方を比べてみる。NL3持ちだが悔しいけどNL2の方が色々と刺さる音だよなー、シンセリードのアナログっぽさでは圧倒的にNL2だ。しかしそれ以外の部分ではNL3圧勝、そもそもNL3は「アナログモデリングシンセ」っつーよりは「新世代のPCM音源を使わないデジタルシンセ」だからねー。FM使いまくりの音とか素晴らしい、鍵盤もやっとまともになったし。

詳細は藤本氏のレポートが上がってたので詳しくはそちらを参照した方が早いかも。

[【藤本健のDigital Audio Laboratory】第435回:iPhone/iPod touch搭載可能なMIDIキーボードが登場 -AV Watch](http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20101012_399567.html?ref=rss “【藤本健のDigital Audio Laboratory】第435回:iPhone/iPod touch搭載可能なMIDIキーボードが登場 -AV Watch”)

AKAIのiPhoneを刺すMIDIキーボードは大きさも手頃でちょっと欲しいのだが、鍵盤すげぇヘロヘロでありました。安いからいいけど、もうちょいなんとかならんかったのかアレ。KORGのmicroKeyは意外にでかいな…とか思ったり。

そして本日の宿へ移動。新宿駅で危うく迷いそうになりつつもなんとか到着。ホテルとしてはちょっとアレだが(正確に言うとウィークリーマンションを日単位で借りるプラン)安いのでそこは我慢だ、正直カプセルホテルは良いところ(温泉でかく&綺麗)と悪いところ(シャワーくらいしかない&汚い)の差がでかすぎて、そしてオレが泊まった東京のカプセルホテルは正直外ればっかりなんだよね。カプセルの温度調整が細かく出来なく&不衛生なのか風邪引きやすいし、その割にはあんまし安くないので、それだったら安ホテルの方がまだ良いと思う次第である。

そして夜に訪問予定の工房へ電話をかけたら「仕事が終わらなくて…」と忙しい様子。こっちも濡れネズミ状態でシャワーとか浴びたかったので、シャワー浴びて頭冷やす。再度電話で「晩飯でも一緒に喰いません?」確認を取って移動。ちなみに徒歩20分位、やっぱりiPhoneの地図は偉大だ。

そして訪問した所は…とんでも無い所でありました。まずTEMPEST筐体コンバージョンタイプのMajor Havocが!その他色々が!とにかくここに書けない色々が!(汗

TEMPEST筐体コンバージョン版Major HavocTEMPEST筐体コンバージョン版Major Havoc実機。


mini ROBOTRON 2084筐体とMillipede、下はStarGate左上はGameCubeがまんま入ってるmini ROBOTRON2084筐体、右上はMillipede+基板+手作りコンパネ、下はStarGateの手作りコンパネ&基板


とりあえずMajor Havocをプレイさせてもらう。え、スピナーってこんなに回さないと駄目なの? と戸惑いつつも「やはり本物は違う」感アリアリ。慣れてくると面白い。というかちょう面白い。

そしてMajor Havocのお手本プレイを見せてもらう。この方はMajor Havocのオリジナルが日本で稼働していた頃に散々遊びまくった方なのである。そしてスーパープレイの連発に絶句。非常に多彩な仕掛け&テクニックの連発で発売年月を考えたら凄すぎるゲームである。

その後は某所で話題になったmini ROBOTRON 2084筐体の作者であるBlast氏が来て色々とセッティング。部屋にはATARIからMajor Havoc, Millipede、WilliamsからROBOTRON 2084とStargate(移植版ではDefender IIという名称に変更された)の音が鳴り響くという「今は昭和何年だ?」状態。なにせ一番新しいのがMajor Havocという始末だし。ROBOTRONのみ中身はゲームキューブだけど残りは全て基板だし。

ATARIのMillipedeは今回初プレイ。正直エミュでプレイしたときはピンと来なかったのだが、基板+トラックボールで遊ぶとこれが超楽しい。今回の意外な伏兵。カードエッジコネクタとか使わずに端子に直接半田で着けちゃってるのがいろんな意味で流石。こっちのほうが色々楽とのこと。

そんな訳で食事を取るのも忘れて(途中で缶コーヒーとお菓子を少量摂取したのみ)延々とプレイ、Blast氏が終電で帰るというのでオレも帰ることにする。実は晩飯喰ってなかったので帰りにハイテンション状態を抜けたらかなりフラフラでヤバい。コンビニで買い物したら手元がなんかちゃんとしてないし。

なんとかホテルに戻ってメシを喰ったら手の震えは収まった。風呂に入って落ち着いたら就寝。明日からが本番ですぜ…。

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