[書籍]L’Histoire de Nintendo – Frog Port スタッフブログ

こんなのがあったので注文してたのが届いた。直接おフランスから買った方が安いと思ったけど現在「eBayから小物買ったけど届かない」状態なのであんまし海外通販を利用したくない気分。その点日本で代理購入ってのは間にマージンが入る分割高なんだろうけど安心料込みだと思えば安い安い。

あと「Frog Port」さんは頑張ってるなーと思いつつ未だに何も買ってないというのもあってなー(汗) ATARI2600のRCA改造版とか欲しいなーと思ってたけど当時公私ともに色々有って結局買い逃してたり。で購入後に本家サイトも見つけて定価も見たけど「Frog Port」さんの価格は十分良心的価格と思いました、というか個人で買ったら多分同じくらいになりそうな予感、

で、この本だけどマジで凄い。任天堂ってのは今年創業120年となる古い会社なのだが、初期の花札とか普通に載ってるし(汗、戦後の迷走時期に出しまくった色々なオモチャやクレー場経営、ビデオゲーム、ゲームウォッチまで収録(ラブホ経営の話は流石に載ってるか不明)。ちなみにフルカラー200ページを超すボリュームだと言うのにゲームウォッチはわずか8Pしかありません、まぁゲームウォッチに関してはあちこちで嫌と言うほど解説本が出てるし。

表紙にも載ってるけど日本人コレクターとして「Isao Yamazaki」氏が載ってる。あの名著「電子ゲーム70’s & 80’sコレクション」のエディターって書いてあるけど関係してるのかしら、てかフランス語読めねー。

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余談だが「電子ゲーム70’s & 80’sコレクション」の定価は外税で1,200円ね。

で「L’Histoire de Nintendo」に戻るが、ゲームウォッチよりは個人的に初期の電気式オモチャ、業務用エレメカやビデオゲームの資料がやたら揃ってるのに感動する。「SpaceFiver(HISPLITTERまで載ってる)」、「MonkeyMagic」、「HeliFire」、「RaderScope」なんてそれだけで個別に1P割り当てでインストカードまで載ってるし。セガやナムコライセンス作品(ヘッドオンとかジービーとか)も載ってる。

ちなみにビデオゲームではちゃんと「Space FireBird」から「Developer:Ikegami」になって「Donkey Kong JR.」で「Developer:nintendo」に戻る辺りも流石だ。フランス語だから例の訴訟事件が載ってるかは読めない(汗)ただ「カラーTVゲーム6/15」で三菱電機開発ってのはちゃんと載ってる模様。

あんまし興奮して「コレは日本でも出すべきだろー!」とか思いつつ任天堂本社広報に見せるべくその手のツテに送ろうとか思ったが、読み進めると日本での販売が難しいっぽい事に気付く。というのもキャラクター商品が結構多いのよ。円谷やら東映とか大御所のも結構あるからなぁ。あとクレー場のポスターが千葉真一でちょっと笑った。

どちらにしろコレクター関係の資料としては一流だろうコレ、写真も多いので文章が読めなくても十分楽しめます。オススメ。ここの出版社で出してる雑誌も面白そうなんで購入するかどうかちょっと悩み中。

それにしてもフランスってコレクター気質なんですかね。eBayでも良くフランス人にOutBidされた記憶があるし、Vectrexのコレクターも一番凄いのがフランス人だったような。ステレオタイプなフランス人はそういうイメージが皆無というのもちょっと面白い。

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