[心境]昔は本当に貧乏だったらしい家庭に住んでた人の独り言

植木等氏の訃報ネタで書いてたら長くなっちゃったのでエントリを分けとく。

今の世の中は昔に比べて幸せなのか、豊かなのか。精神的な話に関しては客観的判断が非常に難しいので、経済についてのみのお話。

日本高度成長期の話なんかを聞くと一見景気良く聞こえるが、実態は「田舎から出てきた学生(この時点で本人は仕事の内容すら知らない)を安い賃金で働かせる」なんて事も珍しく無かったようで、そこから「学歴絶対主義」というものが生まれたんだと思う(適当な推測)、それに比べりゃ今はまだ職業選択の自由があるからいいよな、失業率も下がってる…って大抵は人材派遣会社のおかげだから微妙だが。

「ハケンの品格」も「派遣会社の実態はこうで、あれはフィクションだから」と冷静に見られれば(オレはこっちサイド)別に気にもせんのだが、実際に派遣会社で深刻な事態にあってる人からすれば「あんなもの放送自体が侮辱だ」ってな事にもなってる。前の職場のオレだったら冷静では居られなかったかも。突然準備も無しに四日間泊り込みで仕事(当然夜は椅子寝だ)とかやってみれば判る。

逆に言えばこういう世の中だからニートが出るのも当たり前なんだよね、働かなくても喰っていけちゃうんだし。ある意味で経済社会的には「健全な状況」ではある。「金が無くて職業にも就けないから犯罪に手を染める」なんて選択肢を取る人はまだ少ないはずだし、増えてるのは確実なんだけどさ。

今や「給食費の不払い」や「積み立て金未納のため修学旅行に行けない」というのが話題になってるが、それ自体はずいぶん昔から当たり前にあった。ただ昔は純粋に「貧乏だから」という理由で払えなかっただけで、今の「払いたくない」というバカと一緒にされても困るが。

「義務教育」というのは「親が子供に教育を受けさせる義務も包括してるから給食費は払う必要がある」とちゃんとバカ親に言えよ。「本当に貧乏で払えない」「払わない代わりに弁当を持たせる」という選択肢はあってもいいけど、「払いたくないから払わない」んなら学校側は「食わせる義務」も無い。

これで子供が栄養失調や苛めにでもあったら、その時点で保護者による児童虐待扱いにしとけばいいのだ。それ以前に「給食費を前払い制にして、給食袋を子供に持たせる」事で未納が凄く減った、とかの話もあるので、そういう努力もやるべきだけどね。

「お金は貯めると根性悪くなるわよ」ってのは故淡谷のり子氏が美川憲一氏に言った言葉だったか、けだし名言である。貯金そのものは悪くないし、度を越さなければ美徳だとも思うが、「根性悪くなる」という言葉の意味は深く心に刻んでおくべきですな。等と自分にも言い聞かせたりして。

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