元々筋肉少女帯が好きなオレである。
TV位でしか知らない人は「元祖高木ブー伝説」とか「日本印度化計画」で「ビジュアル+コミックバンド」みたいなイメージがあると思うのだが(オレがそうだったし)、実際には「ガチのプログレッシブロックバンド」であり、かつそのオーケンの(中原中也とかの影響多すぎとは言え)独特の素晴らしい歌詞により「トラウマロック」というジャンルを誕生させるに至った、結構音楽的にもレベルの高いバンドである。いやマジで。
で、その筋肉少女帯が活動を休止してから随分経つが、昨年「N・H・Kにようこそ!」アニメ化の折にオーケンと橘髙のコンビ+三柴理がOP・ED曲を担当するって事で驚いて注文。「N・H・Kにようこそ!」は小説からアニメまで一切見てないけどな。
三柴は初期筋少に欠かせないピアニスト(当時は三柴江戸蔵名義、通称エディ)で、橘髙は中期~後期の筋少に欠かせないギタリストである。でエディと橘髙の筋少在籍期間って重なって無いんだよね、ある意味かってのファンには夢の組み合わせである。そして出てきたサウンドは感動モノであった。すっかり丸くなってつまんなくなったオーケンもハジケまくりだったし。
ビクターエンタテインメント (2006/07/20)
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筋少って良かったね。
よみがえるあの日々
夢が叶いました…
んで最近ふとamazonの「おすすめ」をカスタマイズ(「おすすめ」で出てきた奴に「もう持ってる」「興味がない」をチェックしていくとどんどん精度が上がっていく)してたらオーケンと橘髙のライブDVDが出ているのを確認。ちょっと高かったけど、アフェリエイトのギフト還元もあったので買っちゃったよ。えぇ皆さんのおかげですわ。
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三柴理VS橘高文彦のピアノVSギターバトル
繰り返し見てしまう
内容は素晴らしいがクオリティーが低い
内容はレビューに書いてある通り、やはり「筋少の名曲は良い」「エディのピアノ最高」「橘髙のギター最高」「前からそうだがオーケンは歌詞間違えすぎ」に尽きる。レビューでも触れられてる通りあんまし画質・音質が良く無かったりするのだが(特に音声)、まぁそれを差し引いても良かった。特に「マタンゴ」がちゃんとアルバム収録の通りバッハの「インベンションとシンフォニア」から始まる様は感動的ですらある。
にしてもオーケンってこんなにMC上手かったかなぁ。脚本が良いってのもあるけど、MC込みで筋少ファンにはオススメしとく。なんか収録曲目も買うまで判らなかったので、一応書いておく。
– 踊るダメ人間2006
– 日本引きこもり協会のテーマ
– マタンゴ
– PARASITE
– 猫のリンナ
– 小さな恋のメロディ
– 青ヒゲの兄弟の店
– とん平のヘイ・ユー・ブルース
– 鞄
– くるくる少女
– 詩人オウムの世界
– 僕の歌を総て君にやる
– イワンのばか
– 踊る赤ちゃん人間
– DESTINYをぶん殴れ
– Guru
– 釈迦
– サンフランシスコ
あぁ何回聞いても「サンフランシスコ」は名曲だわ。詩は中也そのものだけど。
で、筋少が復活+エディがサポート、という体制で昨年末にやったライブがDVDで出るというので既に予約済み、曲目は実際に行った人が公開してたので把握済み、結構楽しみ。
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とか思ってたら、公式サイトを見たらNHK-BS2、およびBS-hiでも放送するのね。
まぁ放送は90分、DVDは120分なんで別にいいか。BS-hiはハイビジョン収録だといいなぁ。
それにしても筋少の最高傑作はメジャー版の「いくじなし」と思うが、やっぱアレはライブじゃ無理があるのかなぁ。スタジオテイク版がまた完璧な出来だしなぁ。