病院に行こうと思って運転したら微妙な違和感、やや右にハンドルを取られるので左に微妙な修正蛇が必要。元々ワダチの影響を非常に受けやすいタイヤなのでその時はあんまし気にしてなかったのだが。
病院の駐車場(未舗装)に到着して降りて愕然、右リアタイヤのエアが思いっきり抜けてるー! 非常に気になるが、とりあえず予約の時間が迫ってたのでその場は病院に行く。
病院での用事が終わって車に戻り、空気圧計を入れてみると見事に圧が皆無。サイドウォールが無茶苦茶固いせいか「ペチャンコ」みたいな状態にはなってないのが凄いが、やっぱり見た目も明らかにおかしい。下が未舗装なんでタイヤを入念に調べる訳にも行かず、とりあえず近場のフルサービスなガススタンドに行く。
ガソリン満タンのついでにエアを入れてもらう事にする。するとスタンドの兄ちゃん曰く「思いっきり刺さってますね」と。見ると見事にタイヤのど真ん中に金属状の物体が。パンクかよ…、あぁRE070新品ディーラーで買うとボッタクリ価格1本45,000円(タイヤ館だともうちょい安いらしい)が…。
しかしよく見てみると、幸いな事にモノは見事にタイヤの溝のど真ん中に刺さってる。って事は修理出来るよね? とスタンドの兄ちゃんに聞くと「これなら大丈夫」とお墨付が。作業費も1,890円と安かったのでお願いしてみる。今時自転車のパンク修理にも1,000円位取られるらしいから、それに比べたら遥かに良心的だなー。
で、インプをリフトで上げて(4WDの上にフルLSD装備だからジャッキアップで一輪だけ回すのは無理)作業開始。ついでに下回りを色々見る、フロントはカバーで全然見えませんな…。リアはリテラルリンクがごっついアルミ製なのを確認。やっぱコストかかってるわこの車。
兄ちゃんがペンチで刺さってた物体を引き抜く。モノは木ネジで頭は千切れているが、残っている部分だけでも長さが30mmちょっとという物騒な代物、あとどう見ても新品。一体全体コレは何だろう。落ちてたのが運良く刺さったのか、悪戯でネジ込まれたか…? 正直悪戯のセンが強いのは否めないが、他にキズもないし不快な気分になるだけなので「偶然」って事にしておこう。こういう事が続いたら流石に考えるけど。
んでパンク修理。その昔ビートに乗ってた時にも全く同じように溝のド真ん中に釘が刺さってた事があって、その時の経験から「こういうパンクは修理出来る」ってのを知ったのだが、ビートの時とは修理方法が違った。昔はゴム製のピンを思いっきりネジ込んでトレッド面で切り取るという方式だったのだが、今回はなんか吸湿性っぽいラバー材にラバー塗料みたいなのを塗って、これを二つに折って真ん中を専用工具で固定し思いっきりネジ込み、専用工具を抜いてはみ出した分を切り取るという方式。こっちの方が信頼性は高そうではある。あとはエア入れて洗剤を吹いてみてエア漏れしてないかチェック。やっぱりコレで1,890円は安いわ。
兄ちゃんは特に言わなかったが、ラバー塗料がある程度固着するまではあんまし無理しないほうが良さげなのでそのまま帰宅、今日はもう乗らない事にする。あ、全然乗り心地が違う…(汗) 当面は定期的に空気圧をチェックする事にする。あとここ最近はスタンドもフルサービスとセルフサービスの価格差がほとんど無い(満タンで200円も無い)ので、窓とか拭いてくれる分フルサービスの方がいいかも、今回みたいに空気圧チェックも気軽に頼めるし。
ちなみにコレが刺さってた物体。上にあるのは大きさ比較用のUM-3、改めて修理出来る刺さり方で助かった…。