レガシィが恒例のビッグマイナーチェンジ、って事でディーラーに見に行く。情報は大分前から知ってるけどやっぱ実物見て乗ってナンボだし。
外観は…まぁ思ったより許せる。正直言って以前のシンプルな美点が損なわれてる気はするのだが、クドいデザインだと急にスバル臭く見えるからな(ぉぃ。とりあえずワゴンのリアメッキだけは改善ではなかろうか。これでもうバンなんて言われない…といいね。ちなみに以前乗ってた「アトランティックブルーパール」は見事廃止に、代わりに入った青がこれがまた微妙な色だったりするが。あと濃いグレーメタが追加されて、荒いラメが入ってて実に格好いいんだけどコレぶつけたら絶対色合わないぞ…、というか既にボディとバンパーとで色合ってないし。
内装、一部グレードはメーターが変わってこれもなんか以前のデザイン性が損なわれてる気がするんだが、マルチインフォメーションモニタと燃費効率計が良いので許す。特に外気温がメーター内に常時表示出来るようになったのは非常に有意義かと。ハンドル周りは正直言ってゴチャゴチャしすぎ、なんでもかんでも手元で操作出来れば良い訳では無いだろうに…。Si-Driveのモード切替よりは一定時間で勝手に切れる熱線のスイッチをウィンカーレバー先端辺りに付けるべきだろうと。
内装も変わった、安っぽくなった感がかなりするが以前のもアレなんで思ったより気にならない。ただドリンクホルダーが太すぎ…、缶コーヒー入れたら倒れそうな予感がかなりする。なんか純正オーディオの音質がかなりマシになったらしく、聞いた感じも許容範囲だったので良いのではなかろうか。
とりあえず装備面はテンコ盛りになったので販売面では有利になったのではなかろうか。その代わり妙に重たくなって高くなってるけど。
試乗は全くするつもりは無かったのだが、「試乗してみて良かったら是非お客さんを紹介して下さい!」っつー担当セールスの勢いに負けてついB4GT spec.Bの試乗に。あーなんか久しぶりだなぁレガシィ(汗) とりあえずシートのアンコが若干固くなってて好印象。
Si-Driveは最初インテリジェントモードを試す。…えー普通に遅いというか「極端にブーストかからなくしたターボ車」みたいな? これはこれで普通に街乗りする分には全然困らないし、かなりの高燃費を狙えそうなのでアリだと思う。燃費競争やったら面白いからね>現行レガのターボ、面白い位伸びるし。
Sモードは普通にターボ、S#モードはスロットルバイワイヤの設定を弄ったようなドッカンターボ。なんか一部で「インプSTiみたいな」みたいな話もあるけど、正直それは言いすぎ。同じ調子で帰りに自分のGDBFに乗って踏んだらよーく判った(汗
乗り心地は18インチって事で正直ちょっと固めではあるが、悪くは無い。但しRX-8みたいに良くもない。まぁド新車で足回りが馴染む頃には印象変わるんでしょうが。
全体的に剛性感と静粛感は上がってて、乗り心地も良くなってるんだけど、ATは相変わらずDレンジに入れると結構なショックが来るし手動シフトの時のラグもでかいし、低速でのSATが弱いというクセも同じ、もう自分でハンドルを戻すクセが付いちゃってるからあんまし違和感無いんだけど、初めて乗る人は違和感あるんだろうなーコレ。
という訳でMTモデルに乗れなかったのは残念だったが、いくら手を入れても根本的な所は変わってないマイナーモデルチェンジの範囲!というのが個人的な結論、結果的にGDBF買った事には全く後悔無し! てな訳でB4とアウトバックのカタログだけ貰って帰る。ま、少しは販売台数増えるとといいやね…。