ようやく劇場版「空の境界(通称『らっきょ』)も残り二章。以下ネタバレ含むので注意。
んでこの第6章は最終章の一個前にクッション的に置かれた番外編的な章、ぶっちゃけて言うと「鮮花にピンスポ当ててあげましょうね」という章。そんな訳でそれほど積極的に見に行く動機も無かったのだが、なんか5章まできっちり劇場で見ておいて今さら見ないのもなー、と思いつつ重い腰を上げて見に行く。
う、今回はシアター2って事で前回(シアター1)までとハコの大きさが全然違う、シアター1はDLP上映なのだがこっちはどうなんだろ、なんか走査線みたいなのが常時見えるから違うくさいが…。座席数は120(すぐ数えられるっつーのも何だか)で大体半分位埋まってる状態。年齢層が妙に幅広い。女子グループとか居たりするし。
…で、結論から言えば「ピンスポどころかお前ら鮮花に萌えろ」的な内容だった(汗) 劇場版らっきょっていかにもなアニメ臭い女子声って意図的に避けてる節があるけど、鮮花の声はモロそれなもんで結構違和感があるのはオレだけ? まぁ舞台設定からしてミッション系全寮制のお嬢様学園だからして(だから先輩は語尾がちゃんと「ってよ!」なのだ)定石を踏襲した、という事ですか。
なにせ一番最初に出てくるのが幼少時の鮮花で、見た目Fateの凛にしか見えない。なにせ髪形も全く一緒だし! 狙ってるんだろうなぁコレ。てな訳で原作もちょっとうろ覚えなんだが結構脚本変えているのは確実。式はほとんど活躍しないしなー。まぁコレはコレでそーゆーもんなんでしょう。そうでもしないと今までの章で鮮花ってかなり空気だったし(汗) ちゃんと「未来福音」に出てきた瀬尾ちんも出てくるし。それなりに楽しめたけど、ちょっと媚びすぎなのは正直否めない。
で、ラスト5分は原作における最終章「殺人考察(後)」の冒頭シーンなのだが…、モロなカニバリズム設定って映倫通るもんなんだなー(汗) 多分コレも二時間だろうなぁ、映像だから誰が誰だかすぐ分かっちゃうのが原作と違うが、その辺りのギミックは今までもあったので大丈夫だろ、多分。最後はきっちり締めて頂きたい所である。