札幌じゃ確か二週間くらいしか上映してなくて、「凄い!」という噂を聞きつけた時には既に上映が終わってたこの作品。DVDが出たので早速レンタルして(弱)鑑賞。
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2時間ノンストップで楽しめる
。。。衝撃。。。
最高傑作!
あまりのショックに翌日原作コミックを速攻購入。こっちでも再度ショック。そしてもう一度DVDを見直してやっぱりショック。
飛鳥新社 (2004/06/23)
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すげえ!
一気に読める!
脳の深層部に爆弾を落とされた感じ。
まずはアニメ版の方から、予告編だけを見ると実写を取り入れた実験作品に見えるが、その実は「クレしん」シリーズで名を馳せた湯浅監督だけあってもう動きまくり、ハイケでサイケ、ハイスピードで爽快感溢れる作品である。まずこの絵だけで十分凄い。音楽もまた凄いんだコレが。
そして内容、アニメ版とコミック版は大筋で同じだが若干異なっており(特にラスト)、アニメ版は100分強という短い尺もあって判り易い内容、コミック版は「マインド・ゲーム」というタイトルの意味が良く判るある意味哲学的な内容になってる。
…いやもう言葉じゃ語れんやねコレ。「俺は何よりも力強く!のびのびと!まっすぐに!楽しく!イキイキと!俺は俺を信じきる!!」という原作の台詞(アニメもほとんどそのまま)が示すように文章で語る作品じゃないんだ。ただただ見て感じとって欲しい。
個人的には物凄いパワーを受け取った事にただただ感謝。アニメ版はアニメーション作品としても実は2004年度最高傑作じゃないかと思う(蒸気のアレとか犬のアレとか城のアレとか、まだ見てませんが多分断言出来る)
とにかく一人でも多くの人に見てもらいたい作品、特に最近疲れてるとかうっぷんが溜まってる人にはオススメ。個人的にはアニメ→原作の流れが良いかなと、多分アニメ版が気に入ったら原作も読みたくなるから、アニメ版でいきなり入る「ロビン西エピソード」も原作版でやっと意味が判る。原作は原作でまた素晴らしいです、泣ける。ただ表紙がアニメ版なのはちょっとな。値段がちょっと高いように思えるが実際には600P越えの分厚い本(オリジナルの三巻分を一冊にまとめて収録だそうな)なので割高感はなし。
あくまで個人的な感想で言えば「超ポジティブシンキング版未来世紀ブラジル」みたいな部分もあるねコレ、「未来世紀ブラジル」もオレの大好きな映画の一つだが、それに肩を並べる作品。そいやメインテーマ「マインド・ゲーム」も「未来世紀ブラジル」のメインテーマ「ブラジル(サッカーでよくかかるアレよ)」をちょっと彷彿させるな…。