[PC]会社PCのメモリ増設とメル湖伝説

君は「メル湖伝説」を知っているかい? ユーザーが流した涙で出来たと言われる幻の湖なんだ。行こうとしたけどあまりに遠いとか心の中に生きる幻だったという説もある。

前フリはこの辺にして、朝イチで本社から荷物が届く。何かと思ったらこないだ申請した仕事用PCの増設メモリだった、なにせ仕事用PCはXP Proで512MBでしたかんね、今までよく頑張ってきたもんだ…。某社製(MSではない)の統合開発環境がどんどんメモリ喰うようになって、現在起動に1分位かかる始末だったし、いや嬉しい。

メモリはまぁ色々な大人の事情でメーカー品、今回はBUFFALOである。BUFFALOのOHPで自分のマシンの型番から対応メモリを調べて、1GBメモリを二本買って貰ったのだ。思えばこの時点で既に間違えてるんだが。

んで二つの箱を開けて愕然とする、商品の型番は全く同じ、JANコードですら同じ。でも基板上のチップが違う、片方はHynixでもう片方はELPIDAだ。基板構成はほぼ同じ(微妙に基板レイアウトが違う)のだが、改めてBUFFALOのOHPを見ると「製品の中身は時期により変更する事がある」とある。よく見ると箱の横に16個のマス目があって、そのマーキング構成が違う、つまりBUFFALO側ではちゃんと「基板違い」というのは把握してるっぽい、いやはや…。

さらによく見たら製品にはメモリ二枚セットのパッケージ品があり、デュアルチャネルで増設するならこっちを買えということらしい、でも肝心のメモリ一枚版のページには「デュアルチャネル動作時には二枚セット品でお買い求め下さい」なんて一言も書いてない。つーか普通同じ型番のメモリを二個買ったら同じモノが来るだろ。あぁメル湖伝説。

まぁ「初期の同じロットでないとデュアルチャネル動作が駄目だった頃ならともかく、今ならチップ構成が同じなら大抵動くよね!」とか思って刺してみたらOS起動時に「Hardware Error」の青画面が出て動きやしない罠。むー、仕方ないのでシングルチャネルの2バンク構成で行くか。

今度はOSが立ち上がった、と思ったのも束の間、メモリ容量をチェックしようと思って「マイ コンピュータ」のプロパティを見ようとするとエクスプローラが落ちて再起動。何するにもエクスプローラが落ちる。全く何も出来ない、シャットダウンだけはなんとか出来たのが幸い。

とりあえずHynix製のメモリだけを刺して起動、全く問題なく起動したが、さっきの騒ぎで自動DiskScanが動いたのが気になる。Windowsフォルダ直下のDLL修復とか出てたしなぁ。

今度はELPIDA製のメモリだけを刺して起動。なんかいきなり青画面が出るのですが(汗、もっぺん試したらログインまでは出来たがその直後に青画面、あかん駄目ですこのメモリ。相性問題で定評のあるELPIDAだけに相性問題かとも思うが、ひょっとしたら本気で初期不良品かも。流石に他の皆さんも仕事があるので検証を頼むのもちょっと、持って帰って家のPCで検証すりゃ良かったかも。

仕方ないので本社に返品または交換したい旨を連絡。担当者曰く「型番注文して買ったから返品は出来ません」、って同じ型番で買ったら一枚は動いて一枚は動かないっつー状況なのだが、それを指摘して返信したら返事が返ってこない。最悪オレがBUFFALOに直接文句を言う羽目になりそう。あー腹立つ。

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