[書籍]ガンプラ開発真話

ちょっと前に週刊アスキーかどこかで紹介されてたのでつい購入。この手の「プラモの歴史本」には弱いんだよなぁオレ。

ガンプラ開発真話
ガンプラ開発真話

posted with amazlet on 06.04.30
猪俣 謙次 加藤 智
メディアワークス (2006/03/17)

基本的にはレビューにある通り「ガンプラが生まれるまでの歴史」と「基本的に細かく書かれてるのはMSVシリーズ辺りまで」である。その内容にはケチを付けません、というか自分が読みたかった部分がまさにソレだしね。「スケールキャラクターモデル」というモノがそれまでの歴史上で如何に異質であったか、という事については読むまで気づきませんでした。つーか「作ってて試作して計ったらちょうど国際スケールだった」というのもナニだが。

ボックスアートの話も出てきたのは嬉しかった、MSVシリーズやザブングルシリーズのパッケージアートを描いた石橋氏が故人というのはかなり寂しい。ザブングルの設定資料集でもパッケージアートは大してでっかくなかったし、著作権的に難しいだろうけど石橋氏のボックスアート画集出さないもんかねぇ? 1ページ1作品位の気合の入った奴。出たら買うんだが。

ただこの本、メディアワークスという事もあるのか正直ライター達の文章力がナニだとか内容の割に高いとか…いや出ただけマシかとは思うのだが。もうちょっとなんとかならんかったのかなぁ、とは思う。ストリームベース絡みの人が書いてないのもちょっとナニだし。

しかしガンプラブームの頃って、本当に社員も死にそうな位忙しかったのですなぁ。当時オレは行きつけの模型屋の店主に頼んで新製品は取り置きしてもらったのでブームで苦労した記憶が全く無かったりする。兄貴に頼まれて1/144ガンダム買いに行った時なんて、まだブームが始まってなくて山積みになってたしなぁ…。つくづく兄貴の先見性だけは凄いと思う、こんな兄貴が居るからこんな弟が出来てしまった訳でorz

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