前から見たかったけどいつも在庫なしだったのだが、たまたま見たらamazonで在庫ラス1だったのでつい購入。あれはズルいよな。
一昔前は英語読みの「ムーグ」が一般的だったけど、モーグ博士曰く「ドイツ語読みの『モーグ』が気にいってるのでそう呼んで欲しい」って事で最近は「モーグ」なのね、納得。
ナウオンメディア (2005/07/22)
売り上げランキング: 716
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MOOGについて
電子楽器の歴史
MOOG博士の温かさが伝わる・・・
内容は「シンセサイザーの父[^1]」ことボグ・モーグが語るモーグ開発のドキュメンタリ、正直モーグ・シンセに興味が無い人にとっては全然つまんない代物だと思う、まず専門用語が理解できないだろうし。
ただアナログシンセ好きには実にキュンキュン来る内容だ、mini moogは今の憧れの楽器でジャンクでも「あげる」って言われたら喜んでもらうオレだが(そういう奴は多数いそうだ)、見てるとまた実物が欲しくなって来るんだコレが。しかしMOOG VOYAGERって本当に手作りなのね…、ご丁寧にMOOG VOYAGERの販売代理店とソフトシンセ版moogのパンフも入ってるし。ソフトシンセ版はどの程度動くんかなぁ。
安くもないのでオススメはしないけど、個人的には買ってよかった。リック・ウェイクマン(YESのキーボーディスト)があそこまで冗談王とは知らんかったよオレ。あとやっぱしモーグ・モジュラーで弾き捲くるキース・エマーソンは最高に格好良い。
あらためてモーグ博士のご冥福をお祈りします。
[^1]: 正確にはアナログ減算方式シンセサイザー