積極的に読むつもりも無かったのだが、姉貴が買って貸してくれたので読んでみた。
…んー、いわゆる「色んな人々の思惑で操作しまくられている旧態メディアを信じて疑わない」人には入門用にいいかもなぁ、という程度。「日本にも誇るべき文化と精神があるんだよー」という意見はごく真っ当なんだけど、ネット上での議論は既にその次のステージになってるし(それ以前のステージに居るお方も一杯居ますが)
#別に情報の信憑性がネット>旧態メディアと主張している訳では無い。
講義をテキスト起こしして修正したってのもあるけど、文章も散漫だし何より作者の冗談がちっとも面白くない。というか冗談そのものがこの書籍の品格を落としているような気もするw、あといくつかの主張に事実誤認がある模様。「虫の声」辺りの海外との認識差くらいですかねぇ、面白かったの。
この程度の本がベストセラーになるのはともかく、「画期的」と呼ばれる事自体が日本が異常事態である証拠かも知れん。