2013年05月18日(土)の日常:大阪旅行一日目

本日は大阪旅行であります。つう訳で目覚ましで6時起き。

朝飯食ってちょっとダラダラしてから出発。長袖シャツだけだとやっぱちと寒いなー。

自宅最寄り駅のみどりの窓口でUシートの切符を買ってから(札幌駅で買うと間に合わない)乗車。札幌駅で快速エアポートに乗り換え、うむやはりUシートで正解。

新千歳空港で搭乗手続きを済ませて、ショッピング街をブラブラして時間を潰した後に搭乗。満員にも関わらずディレイ無しで定刻。Peachは窓側列を先に搭乗させてるんだけど、それが効いてるっぽい。ただシートは相変わらず狭い、安いからそこんところは我慢。

半分位寝てたら着陸のショックで起こされて無事関西国際空港に到着。飛行機から降りたら思ったより暑くない? 半袖を持ってきたけど使わないで良さそう。

空港から三宮行きのバスに乗ったら料金が1900円と高くてビビる。乗り換え無しで結構早く行けるので我慢、電車で最安価でも1,000円超えるはずだし。バス内は隣の人がハングルの新聞を読んでてちょっと驚く。なんかパスの中はほとんど日本人が居ないっぽい? 日本人は安く済ませようとして電車に乗る?(汗

三宮に到着した後はサンチカに入って、関西ローカルなとんかつKYKでヘレカツお膳。実はコレ、仕事で頻繁に三宮に来てたときのルーチンワークだったりする。にしても相変わらずうどん屋が無い(蕎麦屋はある)のなサンチカ。

トンカツ屋ではキャベツのみお代わりが正義。満足してそのままJRに移動、なんというか風景が仕事がデスマーチ当たり前だった頃を思い出してちょっとトラウマ、当時は終電当たり前だったし。

JRで灘に移動して、兵庫県立美術館まで歩きで移動。なんか直射日光が当たると体感30度の世界で暑い。でも日陰は寒いのでうかつに着替えられない、寒暖差が激しい。

美術館に到着して「超大河原邦男展」に入る。チケット売り場の列に並んでたら、横にあるモニタでサンライズ系アニメのOPが流れてる。チケット列の人が全員アニメOPに見入ってる、なんかシュール。

チケットを買ったら荷物をロッカーに入れて展示会場に突入。銀河万丈が声を当ててる音声ガイドもあるけど、今回時間が押してるので泣く泣く諦める。

んで巻き気味に展示品を見る。初期デザインから最終デザインへの変化を見ると、デザインの考え方が解って興味深い。あと鉛筆画の迷いの無さが凄い。

ダイターンやトライダーのコーナーでは変形ギミックのデザインが面白かった。同時に各所に設置されたモニタでアニメのダイジェストシーンを流してるんだけど、今見るとトライダーの搭乗シーンとかパースの使い方が大胆すぎて惚れるなー。あとダイターンのパーツが飛んでいったり、キャタピラが巨大化するのはすげぇ久々に見たけど、やっぱり許せない気分にw

会場のビデオ展示は全部パナソニックのプレイヤーとテレビでやってて、売りであるアニメモードの補正効きまくり。綺麗だけど一部不自然かも、元からある強いモスキートノイズは補正しきれないし。

ボトムズのコーナーでやっと1/1鉄製スコープドッグを見られて嬉しい。しかし流石にアニメのディテールまんまのデザインだとちょっと間延び感? しっかし良くここまで運び込んだなコレ。あとガンダムとボトムズの間に挟まれたダグラムが不人気で泣ける。こんなに格好いいのに。あと展示品のタカラ製デュアルモデルダグラムとチョロQダグラムが欲しい。

巻きで回ったけど、それでも一時間以上かかった。面白かったけど物足りなく感じたのは「特撮博物館」と比べてるせいか、アレと比べるのは反則か。あとオレの場合結構アニメ見てない時期が被っちゃってるのもある。ガラットとか全然見てないのです。

物販では悩んだけど、結局目録をお買い上げ。ちなみに在庫がないので予約して後で配送になる。着払いなのがイマイチ納得いかんが。にしても目録の見本が一冊しかないのはどうかと思うぞ。

物販コーナーに模型コンテストの展示をやってて、金賞にフルスクラッチのゴーダムがあって凄く格好良かった。あれってあんなに立体映えするデザインなのかと再確認。リボルテック辺りで出しませんかね? デフォルメ無しでねんどろいどで出しても文句言われない気もするがw

その後は灘に戻ってJRで大阪に移動、さらに地下鉄御堂筋線でなんばへ。普通にKiTaCaで全部の改札が通れるのに感動するw なんばに到着した時に開場15分前、本当はライブ会場に直行した方が良いのだが、ホテルへのチェックインをやっておかないと後で面倒な事になるので、ホテルに行ってチェックインだけして荷物をロッカーに放り込んで急いでライブ会場に移動。

しかしライブ会場(なんばHatch)の場所がよく分からない(汗、なんとか分かったけど、案内もうちょっと何とかして欲しいわ。事前によく調べておくべきだった。ぐるっと回って階段に来るまで全然人に会わないし。

ライブの感想は別エントリにて。

終わった後は棒になった足を引きずりつつ、集合場所に指定されたなんばアビオンまで徒歩で移動。アビオン前に知ってる顔を見つけたので挨拶とか色々。その後アビオンの3Fに移動して噂のニブラーを見る。一回プレイして見たけど、コレは面白い…けど出来るようになるのは結構辛いな。

本当は先日までレアなAC版スカイデストロイヤー(地平線が傾く!)があったのだが、数日前にマーブル・マッドネスに変更されたとの事で残念。しかもマーブルは自作ステンコンパネに2.5インチ玉で音出ないという超ガッカリ仕様。音が出ないのはアンプを繋いでないか(ATARI SYS1はアンプ外付け)、アンプ付いてるけど壊れてるか電源繋いでないかだと思う。

全員揃った所で某氏宅に移動。100円ローソンで色々買い込んで到着。なんだこのブラウン管が4台(予備1台)あるガレージはw 手作り感満載の筐体とか色々あってすげぇ楽しい!

そこでゲームを遊びつつ、手作りのホットドッグ(ビーフソーセージ+レリッシュ+トマト他)を振舞ってもらう。旨い! ぶっちゃけモスとかで同じ奴を出そうと思ったら500円越しちゃうだろうコレ。一人二本食べてみんなホクホク。

にしても自作ハーフテーブル筐体で動くT.T.マージャン(ジャンピューターのライセンス品)や駄菓子屋アップライト筐体で動くスペースパニックとか、一体ここは何年なんだw あとデコのロボコップの超絶難易度に悶絶したり、ハンドルでガエルコのワールドラリーを遊びまくったり。

ゲームもここには書けない話の方も大いに盛り上がって実に楽しかった。結局深夜二時位まで遊んで解散。オレは徒歩でホテルに戻り。ちなみに参加者のプライベートもあるので細かい所は伏せてます。ご了承を。

ホテルはカプセルホテルなのだが、どうせ寝るだけだし、風呂は大風呂だしで問題なし。入り口で靴を脱いで、しゃがんで靴を取ろうと思ったら足がガチガチですげぇ辛い。本当はすぐ寝るつもりだったけど、そのまま寝ちゃったらヤバイと思ったので急遽風呂に入る頃に。風呂は天然温泉で夜中なので空いてる、よってのんびり足を伸ばして入る。気持ちいい。ただ左足の底に水ぶくれみたいなのが。

足をほぐせるだけほぐしてからカプセルに篭って4時前に就寝。流石に眠くて、あっという間に寝ちゃったらしい。

[ライブ]KraftWerk 3-D CONCERTS 1 2 3 4 5 6 7 8 in 大阪

「死ぬまでにKraftWerkは一回は見たい」という事で大阪まで来ましたよ。「死ぬまで」ってのはオレとメンバー両方を含んでるんだけど。

東京で8枚のアルバムごとに8公演。大阪で1公演って事でお得感がありそうな大阪にしたんだけども、実は東京でも各日「アルバムの全曲+定番曲」という構成だったので、好きなアルバムの日に行けば大体満足できるという罠。…まぁいいです。東京では8公演全部を見に行った人も居たとか、物販がすげぇ在庫少なくて大変な事になってたとか色々。

[<UDO> ニュース 2013/05 アーカイヴ](http://www.udo.jp/News/201305/index.html#130516 “<UDO> ニュース 2013/05 アーカイヴ”)

ちょっと入場時間に遅れて会場入り、見たら既に入場が始まってて、アナウンスを聞いたらオレの整理券番号はもう入れるとのこと。うわ時間ロスだ。急げ。ワンドリンクなので無難にコカ・コーラの500ccペットボトルを選んで入場。オールスタンディングなので場所確保。思ったよりはいい場所じゃね?

んで開演まで50分くらい待たされる。既に足がつらい。3Dメガネは偏向フィルタ方式だが、紙製なので安っぽい。ちなみにスリープは東京で全部日替わりだったのだが、大阪は大阪で別という豪華仕様であった。多分全部コンプリートしてる人も居るんだろうけど。

開演時間に鳴りだす音楽。ココで3Dメガネ装着。5分ほど待ってたらついに幕が落ちた…。うわー本物だ!本物のKraftWerkだ! てか意外に近い! オレの真正面がラルフだ! 直線距離で15m無いんじゃね? という距離である。つまりは歌ってる時の口の動きが認識出来るくらい。

セットリストは先のページに載ってるけど、そのうち消えそうなんでコピペしておく。

> 1.THE ROBOTS
> 2.METROPOLIS
> 3.NUMBERS
> 4.COMPUTER WORLD
> 5.HOME COMPUTER
> 6.COMPUTER LOVE
> 7.THE MAN MACHINE
> 8.SPACELAB
> 9.THE MODEL
> 10.NEON LIGHTS
> 11.AUTOBAHN
> 12.TOUR DE FRANCE 1983 + INTRO
> 13.TOUR DE FRANCE 2003
> 14.VITAMIN
> 15.GEIGER COUNTER~RADIOACTIVITY
> 16.TRANS-EUROPE EXPRESS
> 17.AERODYNAMIK / TITANIUM
> 18.BOING BOOM TSCHAK
> 19.MUSIQUE NON STOP

まずは1曲目からいきなり「THE ROBOTS」、てっきり例のごとくマネキンを出して本人不在かと思ったらちゃんと居ます。ラルフの口動いております。そしてなにより衝撃的だったのが、背景の3D動画。動画そのものは「minimum-maximum」と同様のシンプルな奴なのだが、コレがまぁ飛び出す飛び出す。盛大に色ズレとか出てるけど、PVだと思えば全然気にならない。

もう観客は物凄い盛り上がり。「minimum-maximum」とアレンジが変わってる部分があるとそこに反応したりして濃い人多数。…凄すぎて泣けてきた。マジで。

ただ一部の観客が超うるさくて迷惑。関西人声デカイんだよね。

2曲目の「METROPOLIS」はライブでは超久々のナンバー。というか「聴いたことあるけど曲名が思い出せない」と悶々としていた人多数の模様。オレも。

「NUMBERS」でも再び盛り上がり。日本語での「イチ ニイ サン シ」の部分では会場大盛り上がり+大合唱状態。いいなぁ。

その後も盛り上がりっぱなし。そしてまさかの8曲目「SPACE LAB」がすげぇ嬉しかった。この曲好きです。PVも人工衛星が半端ない飛び出しっぷりで盛り上がる。これもまた大好きな「NEON LIGHTS」も演ってくれて嬉しい。

そして今回一番の目玉である「AUTOBAHN」、コレは「THE MIX」「minimum-maximum」版準拠のミックスかと思ったら、後半はオリジナル同等の進行である。ちょっとビックリした。あれ演奏時間どんだけだろう。「THE MIX」版で7分、流石にオリジナル版の20分よりは短いと思うが、それでも10分は超えてたと思う。音源化してくれないかなコレ。

んでコレも大好きな「VITAMIN」も演ってくれて安心。「A-B-C-D VITAMIN」の所で右手をマイクに添えるラルフが可愛いw

そしてまさかの「GEIGER COUNTER」! という事は当然そのまま「RADIOACTIVITY」である。うん事前に聞いてたからいいけど、やっぱり日本語歌詞はアレだ、ダメだ(汗) 内容としては直訳で元々そんな歌詞ではあるんだけど、ダメだ。

「THE MIX」版との違いはイントロ部分の各放射能被害にあった場所のコール。最後の「HIROSHIMA」が二回目に「FUKUSHIMA」になっていた事。そして一回目のAメロが日本語歌詞であること。ちなみに日本語歌詞は「日本でも放射能・空気水すべて・日本でも放射能・今すぐやめろ」という内容だったと思う。作詞が坂本龍一らしいのがまたなんともなー。二回目のAメロ歌詞はドイツ語に戻ったのがせめてもの救い。この曲だけは終わった後に拍手しませんでしたワタクシ。そう言われる立場なのは分かってるけども。

そして「BOING BOOM TSCHAK」~「MUSIQUE NON STOP」の流れで会場は完全にダンスフロアと化する。「MUSIQUE NON STOP」のラストでは右端から一人ずつソロを取って離脱。ソロ中はノリノリで「機械から人間に戻る」って事なんだろうねアレ。最後にラルフがキーボードでキメて(本当に弾いてるか分からんけど)退場。

そして東京では最終公演だけあったアンコール。「電卓聴きたいー!」という大声が響く中で来ましたアンコール。

> 20.POCKET CALCULATOR
> 21.DENTAKU
> 22.PLANET OF VISIONS

「DENTAKU」ではもう全員大合唱状態。最後の「PLANET OF VISIONS」は前半がやたら不安感を煽るアンビエント系アレンジになってて「(色んな意味で)本当にコレが最後なのか…!」と不安になってくるけど、途中でいつものノリノリになって気がついたら終わっていた。そして四人揃って腰が90度曲がるくらいのお辞儀三回。そこはもう人間であった。終わったらなんか夢から覚めた気分。

いや本当。エンターティーメントとしてのライブとしては素晴らしいの一言だった。何と言っても背景の3D映像が想像以上に凄すぎてなー。思いっきり飛び出すシーンではみんな湧いてたし。セットリストも満足行く内容だった。

ただなんばHatchの音響はちょっと問題あるかも知れない。音圧だけはやたらあるけど音が引っ込んでる、おかげでベースラインとかあんまし綺麗に聞こえない。「TOUR DE FRANCE」のゼイゼイ言ってる声とかはすげぇ迫力だったんだけどもw 音圧だけはシャレにならなくて、洋服が音圧でなびく位の勢いであった。

そんな訳で、本気で大阪まで来て良かった。本当にそう思う。終わってから観客みんなの顔を見たらみんないい顔をしてたのが全てを物語っている。しかしコスプレしてる人とか凄いなー、「THE ROBOTS」のPVで出てきたマネキンのコスプレで、まさかネクタイに仕込んだLEDまで全部再現してるカップルが居て噴いたし。

事前に「東京で8日全部行った奴が居る」と聞いた時には「気合入りすぎwww」とか思ったけど、終わってみたら納得した次第である。しかしメンバーの方もいい年してあのスケジュールで公演をやるってのは凄いよなー。全員立ちっぱなしだし。

ただ待機時間も含めて三時間オーバーはちょっと辛かった。足動かして軽く踊ってたけど、最後の方動かなくなってたし、会場を出てつい座ったら5分くらい動けなくなったし(汗) あれひょっとしてオレはラルフより体力ないのか?

という事で、次回があるかは本当に分からない。でもあれば行きたいとは思った。あと今回のライブは音源か映像にならないのかなー。映像は3D前提なので難しいと思うけど、せめて音源だけでも出して欲しいと思う。今回のライブで「初期アルバム三枚以外の全曲をライブ音源化」という事をやっちゃった訳だし。

後でNYC MoMA公演の「Uranium/Transistor/Ohm Sweet Ohm」動画が上がってるのに気づいて聴いてみる。

うわ「Ohm Sweet Ohm」で鳥肌立った…(同じようなコメント入ってるけど別人です)、「Ohm Sweet Ohm」と「Neon Lights」はKraftWerk2大癒し曲だよなぁ。さらに個人的には「Europe Endless」が聴きたい。東京で「Radioactivity」と「TEE」の日に見に行けば、ってその間の滞在費とかどうするんだというアレが。次回あるのか(結局それか