[書籍]天元突破グレンラガン IMAGE BOARD

最初は突然「6月中に出します!」とか言ってたので「おぉ出たら絶対買う!」とか思ってたのだが、「色校遅れてるので7月に延期します」になってて、そのままいつまで経っても発売予定に上がらないなーとか思ってたらいつの間にか発売&Amazonで品切れになってる罠。

結局別の所で注文かけて本日到着。正直「出てる事すら知らない」人多いんじゃないかなー。

天元突破グレンラガンIMAGE BOARD―ANIMESTYLE ARCHIVE
天元突破グレンラガンIMAGE BOARD―ANIMESTYLE ARCHIVE アニメスタイル編集部

スタイル 2009-07
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さてグレンラガン、脚本&コンテが上がってきた時点でかなり最終画に近いイメージボードを作成しております。映画なんかだとお馴染みの手法だけどアニメでは割と珍しい手法らしい(初期の段階でかなりラフなイメージボードを作る事はあるが、今回のはその比ではない)。中のインタビューを読む限りでは「ガイナ内部で撮影まで出来る様になったから、最終的な画作りまで自分たちでコントロールしよう」ってのが発端。これで撮影ノウハウもかなり取得出来て効果絶大だったとか。

さてイメージボードの存在を知ったのは2部終了時に放送された「総集片」のED、あれで色々映ってる綺麗な設定画、あれがまんま入ってると思って宜しい。放送時に「あのイラスト集が欲しい!」って声がかなり上がったのが発売のきっかけだろう、無論オレもすげぇ欲しいと思ってただけに嬉しい。ちと高いがハードカバーだし紙質もいいしでまぁ値段相応。数出ないだろうし。

で、収録されたインタビューを見る限りイメージボードが作品に与えた影響は結構大きいらしく、グレンラガンは2クール4部構成で特に前半2部と後半2部とでまるで別のアニメだったが、これを意図的にブレなく出来たのはこういったイメージボードの存在がでかいな、と見ていて実感出来る。一話だけを切り取ってもロシウの村のあの地下の色調と外に出た時の開放感とか出すの難しいんじゃないのかなーと。

個人的に「総集片」のEDで使われたイラストがまんま手に入った事の喜びも大きいけど、それ以外にも色々と「ここまで指示してるのか!」みたいな驚きがあったり、初期の脚本が実際の脚本と若干違いがあったりするのも(初期設定では三部開始時で既にシモンとニアとの結婚が決まってたとか色々)面白い。まぁなんつうかコレ読んでるだけで本編を思い出して泣けてくるオレは色々感情移入しすぎだ。

そんな訳で「グレンラガン好き」の人にはオススメしておく。高いけど、多分そんなに数刷らない予感があるので定価で買えるウチに買っておいた方が良いかと。

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