2008/02/09(土)の日常

世間では三連休らしいが、うちの会社は出勤日。もう少し融通効かせてくれてもいいと思うんだがなー、休みも残り少ないので仕方なしに出勤、あぁビルにうちの会社しか来てない始末。

仕事はそれなりに、ここサボりがちだった過去数日より仕事してるかも。定時で退社したら駅前は観光客が一杯でなんか悲しくなる、まぁ三連休取ってても多分引きこもってるんだろうから関係ないけど(汗)

帰宅後はまた鯖機でエンコードがコケてて泣きそうに、そもそも「この操作を完了するのに十分な記憶域がありません」って、その「記憶域」って「物理メモリのみ」なのか「仮想メモリを含めたメモリ」なのか「HDDの空き容量」なのかサッパリ分からないし、翻訳しない方がまだ判りそうなもんだが。

やはりTPMGEncを買うしかないのかなー、と思ったらあちらでも同じ症状が出るっぽい。

> 質問 - 記憶域の不足(TMPGEnc 4.0 XPress掲示板)
>

…んー32Bitアプリでのメモリ割り当てマッピングって2GBまでなのね、納得。現在AviSynth(参照AVI)+WMEでエンコしているのだが、どうもAviSynthが使用するメモリもWMEの下に入るようで、という事はSetMemoryMax()を大きくし過ぎると逆にダメ? SetMemoryMax()のデフォルト値は物理メモリの量から自動的に決まるから、物理メモリを増設したらWMEでAviSynth以外に使えるメモリ量が少なくなるのも理解できるな…、このセンで行ってみるか。

Google先生で検索かけるとわかるが、このエラーは様々な場面で出て結構悩んでる人も多いみたい。どうにかならんもんかね。

夜はF1Legendsを鑑賞、’86のハンガロリンク、当時完成したてのサーキット、って結構新しいんだ。当時から既に「抜けないサーキット」という状態になっているが、そこはターボパワー全盛期だからストレートでブースト圧を上げれば強引なオーバーテイクが出来ちゃう。でもそれをやると燃費とタイヤがキツイなる罠。やっぱターボに戻した方がいいかもなぁ。熱効率の点で言えばターボの方が良いし。

で、セナとピケのストレート合戦が異様に盛り上がる罠。最終的にはピケがフルカウンターで1コーナーを曲がりセナを押さえてそのまま逃げ切り。これなんて仁Dだよ(汗) いや面白かった。にしてもピケの絶妙なアクセルコントロールが凄い、ドリフトにおいてステアなどさほど重要ではないのだが、GTFPで「シュルシュル出来ない」とか言ってる奴が多いのは何故なんだぜ?

今年からTCSが禁止になるが、一発ラップならともかくロングランになるとタイヤのダメージが効いているから結構ドライバー間の力量差が出るっぽい。少なくともフェラーリはライコネンがロングランでも安定しているのにマッサは全然ダメとかなんとかw あとは芝生に乗ったあととか、その瞬間の挙動も全然変わるし、タイヤダストが付く分も自分で調整しなきゃならないので影響がでかくなるらしい。ちょっと楽しみになってきた、これでSAF1の色々な心配事が無ければ…。

F1Legendsを見ながらmemtest+86を走らせたり、ビデオカードのファン笊化をしたり、ついでにCPUのOC設定をしたり。…なんかビデオカードが全然冷えないんですけど、いやリファレンスよりは遙かに静かになって若干温度も下がったのだが、効果的と言われると正直微妙な差だ。

リファレンスは小径ファンを高速でブン回して思いっきり吸気して内部の熱をかき出す設計になっていて、これは吸気と排気のバランスが取れてればファンが五月蠅いけど言われてるほど熱くならない(少なくともうちはタワシで60度位しかいかない、タワシより重いゲームやベンチの方が温度そのものは上がる) それに比べて笊は構造上「熱を周りに放出する」という設計だから、その辺りが違うんだろうなぁ…。添付のグリスが全然ダメっぽいので塗り直した方がいいか? CPUクーラーと違ってクーラーの付け直しは楽だし。

OC設定は全然問題なし。BIOSをあちこち弄ると極端に安定するねコレ。Prime95でブン回してもコア温度が室温+35度程度なので多分大丈夫だろ、CPUクーラーファンがMAX1,200rpmモノでフィンが細かい(=高速ファン向け)なので、もうちょい早いファンにしたらもっと冷えそうな予感。こっちはGAを笊化したことでより温度が下がった。やっぱGAからの熱が来てたんだなアレは。もっとでかいケースと置く場所が欲しいですサンタマリア。ケースは買えばいいけど置く場所が…。

CPUはOCしたらえらく快適度が上がった。メモリクロックも上がったのでそこら辺が効いてるのかも。さらに妙に安定しているし。

今月のRacing onの長谷見特集が格好良さ過ぎる。グループCスカイラインターボ(スカイライン・スーパーシルエットターボとは一見似てるが全くの別物)なんて知らなかったし。

Racing on (レーシングオン) 2008年 03月号 [雑誌]
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まぁ一部の方には「’76年F1イン・ジャパンの幻のポールポジション話がウザイ」なんて話もあるようだが(実際この号でも出てくる)、それでもインタビューの天才度っぷりは惚れ惚れする。「オレは努力してここまで来たぜ」みたいなインタビューより、「基本的に最初っからなんでも出来たよ?」みたいな人の話の方が個人的には好きなんだよね。「首が横Gに負けるのでドラポジを徹底的に見直して対処した、トレーニングなんてやったことない」って辺りには痺れる。

オレも運転技量は才能が占める部分がでかいと思ってる。「F1に必要なのは才能だ、努力で伸びる部分は限界がある、全員が限界まで努力していれば差を決めるのは才能の差だ」と言ったのはラウダだったか。F1に限った話じゃなしに深い、全ての事柄に共通することだとは思わないが、「車という機械」を介するモータースポーツはその傾向が強いのは間違いないだろう。そういった意味で長谷見は歴代日本人ドライバーの中でもっとも「才能に恵まれ、かつ不足している部分を補うスキルを持ち合わせてる」希有な人だったのだろう。どちらか片方ならそこそこ居るんだけど。

それにしてもセオドールF1に乗れるかも知れないという状況があったとは、風戸裕と言い、つくづく日本人ドライバーのF1への壁って本当にギリギリだったのな。

なんか色々実験してたらすっかり深夜なので寝るよー。