2006/08/05(土)の日常

普段よりちょっと遅めに起床。んでAM8:15位に家を出て治療院へ行く。治療院の駐車場でキズ付けてしまって大いに凹む(別エントリ参照)

治療院に早めに付いたので、やってなかったCDDBのデータをHDDナビに書き戻す。そーゆー機能がついてんのよ、しかしコレが超絶に遅い、途中で中断も出来ないから辛い。15分位かかってようやく終了。おかげで予約した時間より早めに到着しておきながら治療院に遅刻するハメに。

治療院は相変わらず。ここ数ヶ月ずっと悩まされている右顎下のニキビ大量発生も手を入れてもらう。マッサージでこんなのが本当に治るのか治療受けてる本人も謎だが、とりあえず先生が「原因は治療した」と言ってるので経過を見てみる事にする。ここはもう見た目で結果が判るからちょっと楽しみ。

その後はいつもの場所に無料駐車…と思ったらクルマが一杯止まってるー、土曜の午前中は無理か。仕方ないのでヨドバシの駐車場に入れて歩いて映画館まで歩く。クソ暑いけど夏らしくから暑いのは別に嫌いじゃあない。

映画を見て半ば放心状態ですぐ近くの梅澤無線にてパーツ物色。結局お目当てのパーツは無かったので何も買わず。この辺りも大分寂しくなったなぁ。

その後はヨドバシに戻って色々と物色。東芝のHD DVDレコことRD-A1は流石の風格だった、買わないけど。現状ではHD DVDとBDの一層メディアの値段って大差ないんだよなぁ。どっちも今年中には1,000円切れそうな勢いではある。コピワン見直しって話もあるし(どうせまたポシャる可能性大と思うが)、デジタルHDDレコーダについてはしばらく静観する事に決定。

超合金魂ゴールドライタンも確認、あちこちで絶賛されてるがこれ以上オモチャを増やすのもナニなので我慢。てか質感は高いんだけどガシガシ遊ぶ系じゃないからなぁ、リボルテックみたいに安くてガシガシ遊べる系が個人的には好き。

結局小物でちょいと1,000円ほどの買い物を済ませて駐車場を二時間分無料にする。現金支払いでなくてポイント支払いでもちゃんと駐車場無料サービスは受けられるのね、覚えておこう。

どうにも映画のショックが強すぎたのでまっすぐ帰宅。あ、ホームセンター行くの忘れてた…。帰宅後はちょっと時間が余ったのでクルマのキズをコンパウンドで磨いたり。

夕方からF1ハンガリーGPのフリー走行&予選鑑賞。SA06はまだフロント部分が完全体でないせいかピッチングが物凄いな…。あと一秒縮まればMF1と戦えるのだがどうだろうか。レースの方は予想外のペナルティ付いたりしてちょっと面白い展開になりそう。

予選が終わった後にちょっと疲れたので横になったら、そのまま寝てしまう罠…。

[GDBF]擦り傷

レガシィより小回り効かないけど絶対的な全長が短いし、特に後ろが短くてリアスポのおかげで車両感覚も掴みやすいwとか思ってたら…納車から四ヶ月、とうとうやっちゃいましたよ。

行きつけの治療院の入ってるビルの共同駐車場、ここに立て看板があるんだけど看板って元の大きさを把握してないと距離感覚掴みづらいんだよね。左右の位置を微調整する時に思いっきり左リアフェンダーの角を擦ってしまった。普通なら大した被害にはならん筈なのだが、この看板が鉄製で角はキッチリ折り曲げられてるのな…、角を指で触るとチクチク刺さるんですが。木板でいいやんこんなの(泣)

20060805_imp1.jpg写真に出にくいけど前方からのショット。被写界深度浅いレンズばっかしやなうちは。


20060805_imp2.jpg後方からのショット。結構ザックリ行っております。


一部は塗膜まで行ってるっぽいが、水を付けると少しマシになるので(コンパウンドで消えるキズは濡らせば埋まるので見分けが付く)ある程度なら改善される事が判明。てな訳で手持ちのコンパウンド一式を取り出し…、って荒目と超極細(これだけ液体)が無い。買うと結構いい値段するので仕方ないのでチューブの細目と極細目で試してみる事にする。

ちなみに先日どこかの模型関連メーカーで出した超極細コンパウンドはSOFT99のOEM製品、売値はカーショップの方がずっと安かったりする。まぁカーショップで売ってる電装品なんかもホームセンターの方が安かったりするから、結局「どこが一番安いか」ってのはモノと知識によりけりである。

で、細目と極細目で仕上げてみる、最近の塗膜はやっぱ薄いなー。やっぱ超極細が欲しいがあれは下手すると元の塗膜よりテカテカになるので匙具合が難しい。

とりあえず直せる分だけ磨いてみた。写真にあまり出ないのが悲しい。ちょうどキズがフェンダーの段差にかかってる事や、シルバーメタ塗装のおかげでキズの割にはそんなに目立たない。シルバーの塗膜までイッちゃってる所はやっぱり目立つけど、これはタッチアップすりゃ少しはマシになる筈。めんどいので多分やらない。しかしこれってWRブルーだったら相当悲惨なキズに見えてそう。

20060805_imp3.jpg前方よりコンパウンド磨き後。角度によってはモロバレだが別の角度から見ると1m離れるともう見えない。


20060805_imp4.jpg後方よりコンパウンド磨き後。やっぱバレちゃうけど、この程度ならあんまし気にならない。


20060805_imp5.jpg一番目立つ部分の真正面からのショット。コンパウンドかけると余計に悪化、これはもうタッチアップしかねーな。


「タッチアップ」っつーても純正品やカーショップで売ってるタッチアップペンなど使ったら余計に悪化するので、ホルツとかの調色システムでちゃんと色を作ってもらって(塗装工場でポリウレタン塗装で作ってもらうのがベスト)筆塗りで禿げてる所にだけ最低限塗って、後でヤスリでツライチにしてコンパウンドで磨きなおさないと余計に見た目が酷くなるので注意。そこまでやる気力なし。ちなみにクリア塗装は元の塗膜が勿体無いので吹かない、ポリウレタン2kの上からラッカー塗装なんてバカのやることだ。

どっちにしろ「年柄年中ピカピカで乗る」つもりなど皆無だし、一冬過ごしたら多分傷だらけになると思うので今回はこの程度にしておく。ステッカー貼って誤魔化すのも一つの手かも。

それにしてもガソリン高いわ。かと言ってエコランしたらこのクルマの存在意義が無いのでガシガシ踏んでおります、どうせ趣味車だし。

[映画]ローズ・イン・タイドランド(原題:TIDELAND)

鬼才ギリアムの新作が一年と空けずに見られるとは…、札幌ではシアターキノという小さな所(でも凄くいい所ですココ)のみ上映だったので上映が終わってしまう前にサクっと見に行く。

(OHP)

…あーうー、これはなんと評したらいいのか。正直「娯楽性」は皆無に近いと言ってもいい。天才子役のジョデル・フェルランドを楽しむ映画というなら娯楽性もありか。

悲惨な状況で一人生きる事を強要された女の子(お友達はバービー人形の頭四つ!)と知的障害(とは一言も言ってないが見れば明確)を持つ男とのシュールな妄想と悲壮的にリアル過ぎて目を背けたくなるような現実が交錯するの世界での恋愛、そんな映画。メインで出演する大人は誰一人としてマトモでは無い、そこに逞しく適応しつつ妄想の世界を行きかう子供…。文面書いただけで辛いなコレ。

そしてギリアムの映像美と非日常性は嫌というほど堪能出来る、そう本当に嫌という程に。「好きか嫌いか」で言えば「まぁまぁ好き」ではあるけど、「良いか悪いか」で言えば正しく評価する軸をオレは持ち合わせて居ない。そんな映画。

正直言って他人には気楽に奨められないなぁコレは。初回初日だったのだが、観客もかなりポカン状態だったくさい。しかし主役のローズを演じたジョデル・フェルランドは凄い、あまりに凄すぎて将来が今から心配になる位だ。

なんつーか、これに比べたら大抵のハリウッド映画など三分でダイジェスト版が作れるだろうし、あの「未来世紀ブラジル」でさえも「非常に判り易い」映画だと思うわ、本当に。色んな意味で打ちのめされたというか…。この世界を構築したギリアムと役柄を演じきった俳優達には素直に敬服するしかないけど。

そうそう日本じゃR-15指定でそれは間違ってない、けど主役のジョデル・フェルランドは撮影当時10歳なんだよな、日本公開された事そのものが奇跡なのかも知れず。